投げ入れ教室  花・谷中 

美術鑑賞の合間に京都で和花中心の投げ入れ教室に参加しました。
お花の教室は数あれど、和花中心というのはなかなかありません。

川瀬敏郎さんの世界に憧れて、お花をやってみたいと思った私が漸く見つけたお教室は京都市北区紫野にある「花・谷中」さんです。

「花・谷中」さんは和花中心のお花屋さん。
ご夫婦お二人で営まれています。

谷中



HPで見つけたのですが、こちらはほぼマンツーマン(最大2名)で約2時間お花代込みで1万円。
しかも、定期的なものでなく事前予約制で月1回先生と日程が合う日を練習日に選ぶことができます。


先生(ご主人)と奥様にご挨拶し、生徒は地元京都の奥様と私の二人でした。

畳の和室に沢山の和花が並べられています。

最初はその沢山の花から好きなお花と花器を選び投げ入れをして下さいというお題が出されました。

私は黒い花器に濃紫の鉄線と白い桔梗に枝ものを選択。

注:下記写真は、先生のベル鉄線投げ入れ。

花1


その後先生から少しお直しが入り、投げ入れのポイントを教わりました。


師曰く。

 「点、線、面」を作りましょう。

生け花全般における法則のようなものだそうです。


こちらでは、沢山のお花を使えるので楽しくて楽しくて。
日頃はお高いので沢山のお花が購入できず、せいぜい3〜5本が精一杯だから余計です。

次に与えられたお題は小さなひまわりと麦を各10本。
和花と言っても洋にも通じるようなモダンな投げ入れができました。

花2


最後は木苺の枝と百合を使った大きなアレンジ。
こんなに大量の枝ものを使用したのも初体験。
四苦八苦の末、完成させましたが時間がたつのは早いもの。

花3


ここまでで1時間半以上経過していました。


お稽古の最後には、なんとお抹茶と和菓子を供され、それが美味しいのなんの。
この日のお菓子は「なつかん」のゼリー。

夏カン




京都の底力を舌で肌で感じた午後でした。

ご一緒した奥様は、「お花も最後のお菓子も楽しみなのよ〜」とおっしゃっていましたが、なるほど納得です。


8月は、暑くてお花の持ちが悪いのでお店も閉めるそうです。

お花を習うと言うより、お花と親しみ遊ぶことができるお教室。
少し涼しくなる9月にまた予約を入れようと思います。

ちょっとお花の気分です

miho museumでお花心を刺激された私は、早速川瀬敏郎さんの「今様花伝書」を購入しました。

冒頭は花鋏の使い方から始まります。
そして「花は器」の記述が目に留まりました。

そこには土器が。。。
私は土偶や埴輪が大好きです。
それらと共に博物館に展示されているのが土器。


土器と野の花のマッチングはとても素晴らしい。
紙面からはこれでもかこれでもかと私に土器と花の絶妙なコンビネーションが訴えかけてきました。

もう土器を買うしかないでしょう、これは。

本によると数千円で買えるらしい。
早速土器を求めネットを検索し情報収集。


土器は数千円で変えない気がする。
数時間後の私の感想。


でも欲しい。

先週奈良の国立博物館に常設展の仏像を見に行きましたが、奈良国博近くに数件の古美術、骨董屋さんがあったのを思い出しました。


そして、ついにお気に入りの土器が見つかったのです。
お値段はそこそこ、数千円ではやはり見つかりませんでしたが(涙)、
予算内です。

器も揃ったことだし、覚王山のさくま松花園さんに行ってきました。
こちらは茶花も扱っているのです。

早速第一号投げ入れ(写真)。
松花園のお姉さんオススメのお花にして大正解でした。

オレンジのお花が仙翁(せんのう)です。

器はタイの土器で、奈良国博すぐにある赤井南明堂さんで購入しました(値段は秘密)。

土器を置いている台はチャパタをこねる台で、京都寺町通の「クラフトバザール 椋」(むく)さんで購入。
この「椋」さん、アジアやアフリカ、南米の工芸品、雑貨もろもろを販売されていますが、とってもお値打ちでオススメです。
私はお花に使えそうな時代籠(フィリピン産)を予算の半分で入手、他にもしこたま買い込みましたが、土器より安かった!


絵も書もできない私ですが、せめてお花くらい楽しみたいなと思っています。
花1