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特別展 「神仏習合」  奈良国立博物館

京都で買った出町ふたばの豆餅(初めて買いましたが美味!甘いものは苦手な方にもオススメ)をお供に、近鉄で一路奈良へ。

当初、奈良に行く予定はなかったのですが、またしてもはろるどさんのブログに触発されて見に行くことにしたのです。

これは当たりでした。
前回の藤原道長展と比較するのは如何かと思いますが、私はこちらの神仏習合展の方が面白かったです。

作品一つ一つのインパクトというより、テーマが興味深かったです。
藤原道長展では納経・埋経が取り上げられていましたが、本展につながる内容で、二展を見たことによって理解が深まったことは間違いありません。

更に帰宅後、NHKハイビジョンで「にっぽん 心の仏像」という番組が放映されていて、ここでも神仏習合の実態が取り上げられていました。

まさに、今日見てきた話だ!
日本は神も仏も一体になるという世界でも特異な宗教観を持つ国、と再認識する復習編となりました。


印象に残った作品は以下の通り。

1.石造須弥山

展覧会の冒頭に突如現れた大きな横長の石が三つ上に重なっています。
ただそれだけなのに、圧倒的な存在感、宇宙観、オーラを周囲に醸し出していました。

民間信仰の証とも言えるこの石をあがめたくなる気持ちは分からなくもありません。
それほどにただの石ではないように思いました。
博物館にあったから???

2.弥勒菩薩立像 室生寺

小ぶりの仏像ですが、お顔の木肌が非常に美しい仏像です。
さすが室生寺には素晴らしい仏像があるなと思いました。
この展覧会の仏像中一番好きです。

3.春日神鹿御正体 細見美術館蔵

あらためて思い起こすと美しい銅製渡金の作品?です。
奈良国立博物館では、ご高齢のボランティアの方が前半・後半お1人ずつ「分からないことがあればお気軽にどうぞ」という看板と共に会場で座っていらっしゃいます。

私は思い切ってこの鹿の御正体について解説を伺ってみました。
こちらの鹿の御正体は当時の春日講(*講は今でいう自治会のようなもの)が所蔵していたそうで、講の中での御神体として奉られていたそうです。保存状態は最高。大変美しく目を引きます。

なぜ奈良では鹿が御神体となっているのか?

春日大社の主神は常陸の国鹿島神宮(現茨城県鹿島郡)から白い神鹿に乗って飛んでやってきた武甕槌命(たけのみかづちのみこと)。奈良の鹿はその神鹿の子孫という伝説があります。

実は最近読んだ「鹿男 あをによし」(万城目 学 著)の小説でこの鹿伝説について知ったばかり。
まさに鹿つながりです。

普段は作品の背景等はあまり気にしないのですが、今回は思わずお聞きしたくなるようなテーマでした。

奈良だけでなく、他の博物館でもこうしたボランティアの方の存在があれば心強いです。ぜひご検討を!


この他和歌山・青岸渡寺の「金剛界成身会壇具」も結界を張っているという存在感ありありの出土品で、ばらばらでなく経則にのっとった並べ方をすると品物の力が俄然アップすることを肌身で感じました。


この展覧会の図録は、充実した内容にも関わらず1500円。
迷いに迷った末、買いませんでしたが買うべきだったかな~。

注:この展覧会は5/27(日)に終了しています。
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藤原道長展&平常展 京都国立博物館

若冲展を皮切りに今日のお題「藤原道長展」京都国博 → 「神仏習合展」奈良国博 → 興福寺国宝館 と京都・ならを1日で駆け巡ることに。

焼肉とすき焼きとステーキとしゃぶしゃぶを一度に食べてしまったかのような1日を送りました。


「藤原道長展」は「はろるど・わーどさん」「いづつやさん」のブログを拝見し、前回の京都では時間がなくて諦めたものの、やはり行くべしと今回のリベンジ京都での第二目的でした(第一は若冲展再訪)。

結論から先に申し上げますと、予想外の作品に惹かれた「新たな発見展覧会」となりました。

展覧会の構成、意義等は京都国立博物館HP等をご参照いただくとして、この展覧会で心つかまれたのは以下の2作品。
当初楽しみにしていた仏像(千手観音像 大阪・安岡寺など)はこの展覧会ではあまり記憶が残りませんでした。恐らく、この後見た仏像がとてつもなく凄かったため、頭の中から印象が吹き飛んだと思われます。

1.孔雀明王像(奈良・法隆寺) 鎌倉時代(13世紀) 重文

仏画の中でこれほど色鮮やかで美しい作品は私の記憶にはありません。
特に惹かれた理由は全体に施されたピンク色の色調だと思われます。
見た瞬間、ピンク色の仏画だ~と驚き、退色が進んでおらず当時の美しさが偲ばれ、しばらく見惚れておりました。

帰宅後作品リストをチェックしたら、この展覧会の前期には国宝の仁和寺蔵「孔雀明王像」も出展されていたようです。
仁和寺の孔雀明王もこれ以上に美しいのでしょうか?
気になります。

2.子島曼荼羅 金剛界(奈良・子嶋寺) 平安時代(11世紀) 国宝

もうとてつもなく大きい曼荼羅です。
隣に展示されていた仏像がかすむほどでした。

壁一面に曼荼羅が吊るされていて、幅3m、高さ約3.5mだそうですが、この巨大な画面一面に大小様々な仏様が描かれています。

(興味のある方) 画像は以下HPをご参照下さい。
http://www4.kcn.ne.jp/~yukiharu/kodai4%20kojimadera.htm

私はこの日博物館へ行く際必ず持参するオペラグラスを持っていたので、詳細に画面を確認していきました。
曼荼羅に描かれているのはまさに極楽界、どの仏様もとても楽しそうな様子をしているように見えました。
実際は、金剛界曼荼羅は大日如来の智慧を現しているそうです。

濃紺の画面に金字で仏様が描かれているのですが、この曼荼羅も先の孔雀明王像と同じく退色があまりなく大変美しいです。
濃紺に金字と言えば、経典でも多く使われる色調ですね。


この二つを見ただけで、来た甲斐があったというもの。

過去に見た作品の多くは退色がひどく、博物館のガラス越しだと尚更何が描かれているのか見づらかったので、仏画や曼荼羅は苦手としていましたが、本展で見た上記2作品のおかげで、過去の思い込みを払拭することができたように思います。


仏像部門では、京都・即成院の二十五菩薩像のうち、観音菩薩、獅子吼菩薩像の表情が良かったです。



一気に平常展まで移ります。

特別展の後、平常展へ。
時間がないので、仏像と若冲の「松竹梅群鶴図」に絞って鑑賞です。
若冲の松竹梅群鶴図は水墨画ですが、朝一番に見た襖絵の「竹図」とは全く異なる竹が描かれています。

こちらの竹の方が至極普通。
襖絵の竹は下から上へ跳ね上げるような筆捌きで、竹の節も丸くデフォルメされているので、面白さはあちらの方が上かな。

私はむしろこの作品の左にあった長沢芦雪の「郭公図」が好きでした。
溶けていくような月が印象的な作品です。

仏像については略。
時間がなくてじっくり見られず、それなのに大作ぞろいでまた来ようと思った次第です。


*藤原道長展は本日で終了です。ご注意下さいませ。

若冲展 再び

2度目の若冲展に本日行って来ました。
mixyでの情報を参考にしつつ朝一番を狙い、会場に到着したのは9時5分前。
予想通り、既に並んでいる方はいらっしゃいましたが、その数40名程度でほっとしました。

土曜日だからか、開場が30分早まり9時半にはチケット売場はオープン。
その頃既に後ろには相当長い列ができていました。
9時過ぎから人が増えてきたようです。

私は前売り券を買っていたので、チケットを買う方を横目に一目散に会場へと向かいます。前回のプレビューと異なり、第一会場までのアプローチの長いこと長いこと。
美術館を半周したんでしょうね。

場内を目前に一旦止められましたが、その時は前から7番目になっていました。
ここでまた待たされるかと思いきや、すんなりオープンとなりほとんど一番乗り状態で第一会場へ。

今回はここが一番見たかった。
前回時間がなくて見られなかった障壁画や水墨画を一点一点じっくり眺めました。

2回目で気に入った作品は、芭蕉叭々鳥図襖絵(ばしょうははちょうずふすまえ)です。
鳥の一瞬の動きをとらえて、上手く描いているなぁと見入ってしまいました。

周囲のお客様は第一会場の作品はかなりの駆け足でご覧になっていて、しかも後続のお客様がどんどん増えて来ます。
十分堪能してから、第二会場へ。

今回は図録に書かれていた特別の落款が付いている4作品を探すのが一番の目的です。

・芍薬群蝶図(しゃくやくぐんちょうず)
・牡丹小禽図(ぼたんしょうきんず)
・蓮池遊魚図(れんちゆうぎょず)
・池辺郡虫図(ちへんぐんちゅうず)

だと思ったのですが、自信なし。
この4作品だけ、通常の落款の他に縦に長い長方形の落款印があったのですが。。。。。

どなたかご存知の方は教えて下さい!

昨年とあわせて都合3回目の動植綵絵でしたが、毎回心ひかれる作品が異なるのはどういう訳でしょうか。
プライスさんは菊花流水図を何度も愛でられているというのに。

今回いいなと思ったのは芦雁図です。
餌を見つけたのでしょうか、急降下する鳥の一瞬の姿がよくとらえられているように思います。

技巧や色彩でないものに惹かれることもあるんだなと自分でも好きな理由がよく分かりません。


さて、これでもうこの展覧会で思い残すことはなくなりました。

あとは過剰なブームにより、羅漢像をはじめとする作品やお墓が荒らされることのないよう願うばかりです。

行きたい展覧会

迷う迷う。
行きたい展覧会が東西に散らばっています。

候補。
☆藤原道長展      国立京都博物館 5/27まで
☆会田誠、山口晃 展  上野の森美術館 6/19まで
☆中国 山東省の仏像  MIHO MUSEUM  6/10まで

京都と滋賀県甲賀にあるMIHO MUSEUMを1日でまわるのは無理があります。かといってスケジュール上泊まりは無理。

京都へ行って、東京へ行って、滋賀へ行く。
無茶苦茶なスケジュール。


明日は会田誠さん山口晃さん両名揃ってのギャラリートークがあるようですが、どうしても明日は休めない(泣)。
であるため、6/1(金)に午後だけお休みをいただいて山口晃さんのトークに馳せ参じようかな~。

嬉しい(?)ボヤキでした。


シュルレアリスム展  岡崎市美術博物館

五月晴れの良いお天気。
家でのんびりしようと思ったがいてもたってもいられなくて、この日曜に岡崎市美術博物館に出かけてきました。

こちらでは5月27日(日)まで「シュルレアリスム展 謎をめぐる不思議な旅」展が開催されています。

私はもともと西三河育ち、最寄駅の東岡崎に久しぶりに降り立ったら懐かしさで一杯になりました。
岡崎市美術博物館は少し不便な所にありますが、それゆえ岡崎市を一望できるという景色の良さと緑多き所はその不便さを補って余りある良さです。

駅からバスで揺られること約20分。

チケットを買って早速鑑賞です。

シュルレアリスムをここで語れるほど詳しくもなく、どちらかと言えば能書きより作品そのものを味わいたい気持ちが強いので、ここでは印象に残った作品についていくつかご紹介したいと思います。

1.ヴィクトル・ブローネル 「誕生の球体」

展覧会は序章から始まる5部構成でしたが、第2章「心の闇」でこの作品と出会いました。

頭の中のイメージをそっくり絵にしましたという作品です。
ヴィクトル・ブローネルはオカルト的なものに興味を持っていたそうですが、彼には予知能力があったのではないかと言われています。
なぜなら、この誕生の球体に描かれている事象が後に彼自身の身に起こったからです。

彼はある事故(喧嘩)に巻き込まれて、片目の視力を失ってしまいます。
「誕生の球体」には一つ目が描かれていて、その目を奪おうとするかのような黒衣の人物が、そしてそれを阻もうとする人物の二人が描かれていました。
またこの作品が描かれている場所が実際事件が起きた場所でもあったという非常に謎めいた作品です。

こんな逸話は抜きにしても、最初この作品を目にした時不思議な感覚がありました。
言葉で語るのは難しい、吸い込まれるような巻き込まれるような感じです。

ブローネルの作品はこの1点だけだったのですが、他の作品も見てみたかったです。


2.森  マックス・エルンスト

エルンストの作品をこれだけ見たのは初めてでしょう。
彼は作品に取り組む中で、いくつもの技法を生み出しています。
まさに発明画家。

この森では「フロッタージュ」(擦り出し)の技法を見出しました。

ただ、私はこの作品がどこをどうやって擦り出して描いたのかよく分からず、ただその不気味な黒と青の対比を見つめていただけです。
技法を忘れさせる程、とても小さい絵なのに迫力がありました。

おどろおどろしい黒い森。
エルンストにとって森とは幼い頃の記憶で「魔力に満ちた神聖な場所」であったと言います。

そんな彼の思いが絵の中から見事に伝わって来ました。


3.レディ・メイドの花束 ルネ・マグリット

この展覧会に行ったのはルネ・マグリットの作品が見たかったからでした。
他のシュルレアリストの作品とは違って、マグリットの作品は不気味さ君の悪さを感じません。
描かれている対象は騙し絵と言われる程、不思議な作品となっているのですが、見ていてきれいだなと思わせるものがあります。

このレディ・メイドの花束も然り。
ボッティチェリが好きなマグリットが「春」に描かれている女性をモチーフに森とシルクハットをかぶった男と共に描いています。
不思議と言えば不思議なのですが、やはり美しい。


4.現実の感覚 ルネ・マグリット

またもマグリットです。
巨岩が宙に浮いた作品ですが、違和感がないのはなぜでしょうか?

巨岩も山も地面も中央の月も雲も全て宇宙の一つ。
そんな視点で描かれた作品ですが、雲の色彩と構図のバランスの良さ。
とても大きな作品でしばし見とれてしまいました。



とマグリットばかり書いてしまいましたが、シュルレアリスムを振り返る上で大変参考になる展覧会でした。出品作家もマン・レイ、ダリ、ミロ有名どころもちょっとマイナーな方も幅広かったです。

アーティストにも作品自体にも、割と詳細なキャプションが付いていたので、全て読みながら作品を鑑賞すると1時間では足りないかもしれません。

私はキャプションがあると、気になって集中できなくなるので個人的にはもう少し短くて良いのにと思ったものの、丁寧な説明ぶりには感心しました。

この日は併設のレストランが貸切で4時オーダーストップ。
私が展示を見終わった時には既に4時をまわっていたので、今回はレストランからの絶景を味わえなかったのが残念。

空腹を抱え、東岡崎駅のロッテリアでフライドポテトを買いました。
青春時代と変わらぬお味を口にして帰路につきました(ちょっとおセンチですね)。

*岡崎市美術博物館
http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/bihaku/top.html

重森三玲庭園美術館 京都

相国寺の若冲展を後にレンタサイクルを必死にこいで向かったのは、京大近くにある重森未玲庭園美術館。
重森三玲(しげもり みれい)さんは昭和の日本を代表する作庭家で,
昨年東京で展覧会「地上の小宇宙展」も開催されていました。

「地上の小宇宙展」は見に行けなかったものの重森三玲という名前だけは記憶に残り、今回京都行きが決まった後購入した京都紹介本で「重森三玲庭園美術館」の写真を見て、早速予約したのです。
*重森三玲庭園美術館は予約観覧制。
詳細は以下HPご参照下さい。
 http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/association-jp.html

出町柳駅近くのレンタサイクル屋さんで自転車を借り(1日300円)、相国寺から吉田神社まで、初めて京都を自転車で散策しましたが小回りがきいて便利便利。
天気はピーカン、風を切って走るのは気持ち良い!

さて、庭園美術館はひっそりと吉田神社近くにありました。
一見すると普通の個人宅なので、気を付けていないと通り過ぎてしまいます。

門をくぐったその奥にさらに入口があり、くぐってみると枯山水庭園が眼前に現れました。
最初見た時の印象は意外に狭い・・・。
変わった岩がたくさん。


受付を済ませて、庭に向けて開口した書院に15名程が並んで座ります。

書院には重森三玲と生前親しかった彫刻家イサムノグチ本人より贈られたという明かりが天井より2つ吊るされているのにも注目です。
こちらで一通り美術館の方からお庭の説明を受けます。
印象的な庭石は四国徳島県の青石で、加工等は一切されていません。
重森曰く、「石の声を聞け」と。
さればおのずと石の置く位置等が見えてくると。


その後重森三玲自身が設計し建てさせて茶室を見学しました(料金は追加で400円)。

この茶室からお庭を見ると、狭かった庭が急に広がったように見えて来るのが不思議です。

茶室は重森三玲がデザインした意匠がこらされています。
建具1つとっても凝ったデザインで、説明して下さった方によれば、貴族趣味だそうです。
確かに襖に使われていた青色の格子模様はあの桂離宮で見たものに似ていました。

重森三玲は日本美術を学んだ後、絵画での自らの才能に見切りを付け、いけばな・茶道を研究し、その後庭園を独学で学んだ人です。
自らの審美眼を凝らして建てた庭園、お庭、彼の美意識の集大成と言えるかもしれません。


重森三玲の作庭で有名なのは、京都ですと市松模様の東福寺方丈庭園、三玲生涯最後の庭となった松尾大社が挙げられます。

こじんまりとした重森三玲庭園美術館は、季節を変えても味わい深いことでしょう。
お庭を見ながら、ほっと一息ついてみませんか?

*写真は庭園と茶室の襖。
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ベネトン キッチンエコバッグ

ついについに入手しました「ベネトン キッチンエコバッグ」!

発売後少ししてラジオでオススメされていたのを聞いてからず~っと欲しいと思っていました。

巷の大手スーパーも徐々にレジ袋有料化に動いていると言うし、何よりYoginiとしてはやはり環境への配慮は忘れずにしていきたい。

されど、スーパーの名前が入ったエコバッグでは味気ないし、美術館のミュージアムショップで見かけるカラフルなエコバッグは何と3千円以上のお値段。
気軽に手を出せるお値段ではない。

その点このベネトンエコバッグは、全10色展開でお値段500円と財布にもやさしい設定です。
私はたまたま行った東急ハンズのエコバッグ特集売場で憧れ?のベネトンエコバッグ見つけて思わず心の中でガッツポーズ!

早くもかなり売れていて10色ある筈が4色(イエロー、ホワイト、レッド、ピンク)しかありませんでしたが、迷わずピンクを選択。

バッグ本体はピンクですがケース兼持ち手はイエローグリーンでポップな色使いが気に入りました。

◆ポイント
1)もち手をグリップに巻いて長さを調節できます。
2)グリップは肩の負担を和らげてくれます。
3)コンパクトにたたんでバッグの中にしまえます。
4)マグネット付きなので冷蔵庫にピタっと張って置けます。
5)袋のステッチを目安に簡単に折りたたむことができます。
(ベネトンHPより転載)

私にとっては5番目のポイントが一番重要でした。
折りたたみバッグは他にもいろいろありましたが、一度使用した後、同じように元に戻すのって結構大変だったりしませんか?
その点このエコバッグはデザインのアクセントにもなっているステッチを目安に畳めば良いので、楽ちんです。

気になったのは色うつりしないかなということ。
使用上の注意にも水にぬれた場合色落ちすると書かれていました。
雨の日は要注意ですね。
白い洋服でも着ていた日には恐ろしいことになるかもしれません。

さぁこれで、私もエコ生活第1歩を踏み出せそうです。


詳細は以下HPご覧下さい。
http://www.benetton.co.jp/whatsnew/2007_04/index3.html

若冲展 番外編  相国寺

先行プレビューの後、希望者のみ相国寺にある若冲のお墓に案内していただきました。
相国寺のお墓には若冲の遺髪がまつられているとのこと。
遺骨は同じ京都市内の石峰寺(せきほうじ)に埋葬されています。

若冲のお墓は左から藤原定家(書家)、足利義政と並び右端にひっそりとありました。
事務局の方から指摘されて気付いたのですが墓碑にある若冲の名前が「にすい」でなく「さんずい」の「若沖」になっていました。

墓碑を間違えるなど考えられないこと、これもまた不思議であります。

若冲展を見て多くの方に若冲やその家族の方の冥福を祈り、この特別展が何よりの供養になればいいなぁとお墓の前で手を合わせました。

次の機会には石峰寺へ赴こうと思います。
この石峰寺は天明の大火後、その門前で若冲が晩年を妹と共に過ごしたお寺で、竹林には若冲が下絵を描いて石工に彫らせた「五百羅漢」があります。

また、夏には金毘羅宮の若冲障壁画「花丸図」も公開が予定されています。
まさに若冲YEARと言える一年となりそうです。
「金毘羅宮書院の美」詳細は以下サイト参照下さい。
http://www.asahi.com/konpira/

若冲展 第一会場 承天閣美術館

前回に続き第一会場展示についての記事です。

一般公開ではこちらの会場から先に観賞することになります。
実は先行プレビューはわずか45分と時間が限られていたので、私はじっくりゆっくりこちらの展示室作品を見ることができませんでした。

なのでこちらを見るためにも再度京都へ出向こうと思っています。
それ程、第一会場にも見応えのある作品が展示されています。

葡萄図は最初に承天閣美術館へ行った際、1番感銘を受けた作品で日本画とは思えない構図、描き方若冲でなければとその魅力に見入られたきっかけとなった作品です。

私が短い時間で気になった作品を挙げるとすれば
 ・「厖児戯箒図」
 ・鹿苑寺大書院障壁画 全て素晴らしいが1つあげるなら「菊鶏図襖絵」
 ・「玉熨斗図」
です。

いや鹿苑寺大書院障壁画は別格と申し上げましょう。
感想を語るにはあまりにも観賞時間が短すぎ、記憶に残ったのは「菊鶏図襖絵」。
とにかく壮大な展示風景、障壁画です。

「厖児戯箒図」は初期の作品で今回の展覧会にあたり予備調査で鹿苑寺の蔵から発見された本邦初公開の作品。
特別展で新たに作品が見つかるとは何とも不思議な若冲からの贈り物とでも申しましょうか。
画面では妙に眉毛の太い子犬が恨めしそうな目をして箒を見上げているのか、箒を持つ人を見上げているのか、ちょっととぼけた表情が愛らしい。
若冲は後年に再度この「厖児戯箒図」に取り組んだといい、それだけ思い入れの深い作品であったことは想像に難くないと言えるでしょう(図録より)。
学芸員の村田氏はここでも禅の悟りとこの作品との関わりを語っていらっしゃいましたが、作品に見とれてお話の一部始終を聞き取れませんでした(無念)。
私が気になった理由は1つに箒の描き方、2つ目は前述の通り犬の目と眉毛。
箒という日常用具を若冲が描くとこうなるかとしみじみ感じ入り、薄い水色を選んでいるのもなぜかぴったりしていていいなぁと思ったのです。


こちらの展示室には若冲の絵画だけでなく相国寺で催される儀式「観音懺法」と若冲にまつわる品々も併せて展示されています。
元より仏像が好きな私としてはやはり「毘沙門天立像」に着目しました。
この仏像は相国寺近隣の富商店主の夢に3夜連続現れたことにより発見に至り、修復後秘仏とされた逸話を持つのです。
何やらスピリチュアルの香漂う秘仏様ですが、お顔立ち姿とも立派で見惚れました。


最後に会場外に設けられたミュージアムショップについて。
1番の買いは図録ではないでしょうか。内容、写真(展示全作品)、解説全て充実した内容にもかかわらず2500円は絶対お買い得だと思います。
帰宅後復習に一冊、予習にも使えそうです。

変わり種では若冲煎餅、私は葡萄図の大判ハンカチ(1200円)や伏見人形図のストラップが気になるアイテムでした。


現在名古屋では愛知県美術館で「プライスコレクション 若冲と江戸絵画」を開催しています。
私は東京国立博物館で同展に行ったのですが、各会場で若干展示方法等が違っているとのこと。京都再訪後、余韻にひたるために行ってみようと思っています。関東から京都の若冲展へいかれる方、「プライスコレクション 若冲と江戸絵画」を未見であれば是非名古屋で途中下車して愛知県美術館へどうぞ。

先行プレビューのあった12日もプライスさんは奥様と会場にいらっしゃっていました。


末尾となりましたが、「若冲展」先行プレビューに参加させていただき事務局の皆様始め関係者の方々に感謝申し上げると共に、若冲展の成功を心より祈念して締めくくりたいと思います。

写真は第一会場障壁画、水墨画展示風景。
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若冲展 第ニ会場  承天閣美術館

前回の続報です。

まず案内されたのは第二会場。こちらは一般公開の場合、第一会場を見てからのお楽しみになりますが、元々承天閣美術館創建時よりあった展示室となります。

こちらには前述の「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅が一挙公開されています。
会場に入った瞬間、薄暗い照明の中、中央の釈迦三尊像を始め左右15幅ずつの「動植綵絵」が燦然ときらめいているといった印象です。
「動植綵絵」は昨年皇居にある三の丸尚蔵館に足しげく通い、全30幅全て見ることができましたが、あちらは一度に6幅ずつ。
こうして30幅全てを一度に見られる機会をこんなに早く得られるとは思ってもみませんでした。

33幅を目の前にした瞬間、もはやどこから見ていいのか舞い上がって分からない状態。

右からという指示があったのですが、中に入れば細かな境界線はないのでどれから見ても良いのでしょう。
先行プレビューでは幸いにも承天閣美術館の学芸員村田氏より解説を伺いながらの観賞となり、私もウロウロせず解説順に見て行くことにしました。

ここで一般公開をこれからご覧になる方のために村田氏による「今回の展覧会のポイント」をかいつまんで以下記載します。
*メモの取り間違いがあればコメント等でご指摘下さいませ。

 1.多数の中の異なるもの
 2.居士(在野で仏門の修業をする人)である画家若冲
   キーワード:生生流転、輪廻、若冲とその家族の永代供養
 
まず「多数の中の異なるもの」では「秋塘群雀図」「薔薇小禽図」等を例に説明がされました。
「薔薇小禽図」では中央の白い薔薇上から4つ目だけが正面でなく後ろ向きになっているのに着目です。
同様に群雀図でも1羽だけ白い雀がいます(これは簡単に気付きますよね)。
若冲はこのように多数の中に1つ違うものを描いています。
これは何故なのか?
彼の遊び心か、はたまた自分自身を多数の人間の中で異質であることと意識した上での表出か。
答えは分かりませんが、彼の心情に思いを寄せる一助になることは間違いありません。

次に「居士としての若冲」に着目しましょう。
特に相国時という寺社での展覧会です。ただの画家でなく仏門で禅を修業していた若冲に焦点を当てて作品を見ると、また新たな側面が見えてきます。
例えば「群魚図(蛸)」では中央に蛸の親子が描かれています。
もう実に可愛らしい目をしています。現代にも通じるキャラクターなのですが可愛いだけで終るのでなく、村田氏はここに親孝行を意識した若冲の姿を見ています。

若冲の実家より徒歩5分程に「蛸薬師」があり、ここには古くから蛸にまつわる親孝行の言い伝えがあるそうです。若冲がこの親孝行の言い伝えを知っていた上で「群魚図(蛸)」に親子の蛸を描いたのではないかと氏は推測されています。
まるで、ミステリーの謎解きのようで面白い。

確かに「釈迦三尊像」&「動植綵絵」は永代供養のために相国寺に寄進されたものであることを考慮すれば、亡きご両親を思って描いたとするのも納得のいく説ではあります。

更に氏は「動植綵絵」に「生」「死」が描かれていると語ります。
「生」はともかく「死」が描かれている作品を探すのは少し難しいです。
例えば「池辺群虫図」。左下に死んだミミズを運ぶ蟻の姿が描かれているのにお気づきでしょうか。
私は解説を伺うまで全く意識していませんでした。


若冲展に行かれる前にこの記事をご覧になった方は、ぜひ上記の視点でも作品を見ていただくことをオススメします。
観賞後記事を見られた方は図録等で作品を再確認してみては。


そして「動植綵絵」の色彩にも着目して下さい。
修復がされたとはいえ、江戸時代に描かれたとは思えない発色の美しさには息を飲みます。特にモノトーンの第一会場を見た後であれば尚更ではないでしょうか。

33幅同時展示によって過去相国寺で開催されていた「観音懺法(かんのんせんぼう)」をイメージすることができるかもポイントです。
左右15幅ずつの並び順も監修の先生方や学芸員の方とで文献をもとに検証しつつ決定されたそうです。


改めて展示風景を思い起こすと、釈迦三尊様がたくさんの鶏や植物・虫・魚様々な生き物に囲まれ、120年の時を経て漸く微笑まれていた気がします。

まさに極楽浄土の風景をこの現代に体験できる貴重な機会。
どうかお見逃しなく!
写真は前回同様広報用写真を使用。
・釈迦三尊像 相国寺蔵 伊藤若冲筆
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120年ぶりの再会 若冲展 相国寺 承天閣美術館

5月3日、東京から帰宅した私のもとに吉報がもたらされていました。
京都相国寺承天閣美術館で本日より開催の「若冲展」先行プレビュー参加者の一人に選ばれたとの由。
先行プレビュー募集についてはかのmixyサイトによる書き込みで知り、募集資格が①ブロガーであること②プレビュー参加後3日以内にブログにて感想等アップすること、であったため駄目もとで申し込みしたのです。

まさか自分が選ばれるとは・・・夢のような知らせに浮き足立つ私。
事務局の方によれば申込は50名、選ばれたのは15名で私のブログでホントに良いのか?!と思いつつ、昨日「若冲展」先行プレビューに参加させていただきました。その模様を早速ご報告させていただきます。


会場となる相国寺承天閣美術館には5年程前に、やはり若冲作品を見るために出かけました。
今回の特別展にあたり、襖絵等を飾る為もう1つ新たな展示室が建設されていたのには驚きです。そのおかげで見応え更にアップです。
承天閣美術館の開設(昭和59年)にあたり、「釈迦三尊像」(相国寺蔵)3幅を中心にその両サイドに「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)30幅が左右15幅ずつ並ぶという前提のもと設計プランが立てられていたといいます。

明治22年の廃仏稀釈の波により相国寺存続のため「動植綵絵」30幅のみ皇室に献上され、それから120年。
ついについに、承天閣美術館にて世紀の再会が果される・・・。
これを見ずして何を見る!
次の再会がいつになのかは全く不明なのです。何しろ120年に1度ですから。

このあたりの説明は、若冲展公式HPにも掲載されていますので、是非ご一読下さい。

若冲展
会期:2007年5月13日(日)~6月3日(日)会期中無休
会場:相国寺承天閣美術館
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)

次回へ続く。
写真は、世紀の再会風景です。広報用画像より掲載しています。
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水の情景展 横浜美術館

横須賀を後に駆け込んだのは横浜美術館。
水の情景展が始まったばかりです。
私は水のある風景、海、川、滝、湖が好きで、それをテーマにした展覧会ってどんなのだろうと楽しみでした。

そして、期待を裏切らない素敵な展覧会でした。
「モネ、大観から現代まで」というサブタイトル通り幅広い時代やジャンルから選りすぐりの作品が選ばれていて、ここでこんな作品に出会えるとはという驚きと「水」を扱ったアートというのはかなり多いなと実感できます。

特に気に入った作品をいくつかご紹介しましょう。
まずは高嶺格さんの「水位と体内音」。
真っ暗な室内に置かれた水槽。近くから水槽を覗くと砂やらが置かれています。照明動いて水槽を照らすのも美しいなと思って見ていたのですが、それだけではありませんでした。
1メートル程離れた部屋のコーナーから水槽を見ると、何と照明はただの照明ではなく実は女性が水に泳ぐ姿を映す映像になっていたのです。
最初はもぞもぞ動くものが何かが分かりませんでしたが、人の姿だと気付いた時には驚いたし感心してしまいました。
水槽と水槽を泳ぐ女性像が重なって不思議な情景を醸し出しているのです。
さっと見るだけでは分からないこの作品。
是非、近くで見る、離れて見る二度お楽しみ下さい。

古い所では大観の「雲揺ぐ」も良かったのですが、一押しだったのが川瀬巴水さんの多色木版画です。
恥ずかしながら川瀬巴水さんを私は知りませんでした。
でも、今回展示されていた「東京十二題」の東京情景は古き良き東京の姿、木場の夕暮れなどは見ているだけで懐かしいような気持ちが温かくなる作品です。

森美術館で開催されていたビルヴィオラの展覧会はまだ記憶に新しいのですが、本展においてもヴィオラの映像作品を楽しめます。
「リフレクティング・プール」1977~79年に作成された初期の作品ですがその後のヴィオラ作品を予感させるような面白さがありました。
ついつい最後まで見てしまうんですよね。ラストが気になって気になって。

写真もあります。
かの有名なロバート・キャパによる「ノルマンディ海岸」1944年。
モノクロが戦争の壮絶さを語りかけてきました。
キャパの写真と意識して見たのはこれが初めてですが、やはり訴えてくるものがあります。テーマのせいなのか、キャパが上手いのかは分かりませんが。。。


おなか一杯になる展覧会でした。感謝感謝。

観音崎京急ホテルスパ SPASSO

美術館見学ばかりしているのでは疲れてしまいます。
好きな事をしている疲れは仕事の疲れとは全く異質なものではありますが、やはり癒しは必要なもの。
前置きが長くなりましたが、横須賀美術館から徒歩1分の場所に観音崎京急ホテルスパ施設「SPASSO」があります。
横須賀美術館のチケットを見せると入場料が1割安くなります。

祝日ということで1割引で1620円+ヒーリングルーム(これが凄い!)利用料700円計2320円を支払早速中へ。
こちらは温泉ではありませんが、三陸沖の海洋深層水を利用した入浴施設となっています。
海を目の前にした絶景が広がる中、お風呂でぷかぷか。
夢のような現実です。

しかし三陸沖は船が多い。
ヨットから大型貨物船何でもあり。こちらからあちらが見えるということはあちらからもこちらが見えるという図式が成り立ちます。
双眼鏡でもあれば入浴客の裸体は丸見え間違いなし!

そしてこちらでのオススメはヒーリングルーム。
いわゆる岩盤浴なのですが通常の岩盤浴施設と比べて息苦しさがない!

(以下スパッソHPからの抜粋)
40℃前後に保たれた室内で、50℃前後に温められた「北投石」や「ゲルマニウム」など7種類の石のベッドに、専用着を着て横たわり利用する低温サウナです。10分程の使用で石から出る赤外線効果により、体の芯から発汗し、利用後は爽快感が広がります。

7種類の石から私が選んだのは「古代石」。
良い波動が出ているっていうのに惹かれました。古代に弱いし。。。

かく言う私も過去1度岩盤浴に行きましたがやはり息苦しく長時間入っていられず気持ち良いという体験はできませんでしたが、こちらは違います。
思わず寝てしまい自分のいびきではっとして起きたほど。

他の2人のお客様も終了後もう1度予約したいとおっしゃっていました。
汗を出すことよりヒーリングを重視されているそうですが、ふむふむ確かにと癒し度満点でした。
*SPASSO 公式HP
http://go-spasso.jp/top.html



「生きる」展 横須賀美術館

翌朝、満員の京急に乗って向かったのは三浦半島先端観音崎にオープンしたばかりの横須賀美術館。
最寄駅の馬堀海岸からバスに揺られ10分、そこはもう眼前が海、海、海~でありました。
お天気はこれ以上ないという程の晴天。

横須賀美術館は一見すると薄い水色の四角な箱が二つ縦と横に置かれているといった感じです。
こちらは環境との共存を目指して設計されたとのこと、設計は山本理顕氏。高さを抑え地下に展示室を設ける構造になっていますが2階の屋上は裏山につながり、山側からも海側からも入館できます。
この2回屋上には望遠鏡もあり展望台も兼ねていて、アートそっちのけで自然(海)を眺めるのも一興に値します。

さて肝心の展覧会ですが、こちらは期待はずれ半分新しい発見ありと甲乙ありました。
まず気になったのはヤノベ氏の「青い森の映画館」。
やぐらの高さが高過ぎて子供たちには中を見ることができません。小さな小さなはしごがかかっていますが、登ってよいものやら入ってよいものやら何も注意書きがないので、皆中も見ないで通り過ぎて行きます。
可愛そうなとらやん。
豊田市美術館で見た同氏の「森の映画館」は床置きで中に入れるのは子供たちだけ。大人は小さな窓から覗いて見るしかなかったというのに。

もう1つ気になったのは展示室の狭さ。圧迫感を感じました。
作品数が多すぎるのか天井がイマイチ低いせいか、雑然とした印象を持ちました。

小林孝亘さんの大きな新作「私たちを夢見る夢」はもっと大きな所でゆっくり見たかったです。

新しい発見と言えばやはりこの方、木村太陽さん。この展覧会のための新作揃いです。
作品を展示する場所からして凄かった!
下手をすると見逃します。私も作品リストで2作品見落としが分かり、再度展示室へ戻りました。

ぎょっとしたのは「Big Mistake」と言う人間と電気掃除機が一体となった作品。いきなりお尻を向けて横たわる人間がいるのにはビビリます。ジッパーだらけの布でぐるぐる巻きにされた二つのマネキン。
今にして思えばあの作品が語るものはいったい・・・。考えさせられます。

小林孝亘さんのアーティストトーク:5月12日(土)14:00~
木村太陽さんのアーティストトーク:5月19日(土)14:00~ 

行けるものなら行きたいが名古屋からでは無理。。。無念です。


同時開催の開館特別記念展「近代美術を俯瞰する」や別館の谷内六郎館(週刊新潮の表紙絵で有名)も見ごたえ十分です。
ぜひぜひお出かけ下さい。
*横須賀美術館HP
http://www.yokosuka-moa.jp/top.html
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モディリアーニと妻ジャンヌの物語展 Bunkamura museum

現代美術館を後に向かったのは渋谷のBunkamura museum。
こちらでは現在モディリアーニと妻ジャンヌの展覧会が開催中です。
前回も迷った末に諦めて今回もどうしようかな~と思っていましたが「Art&Bell by Tora」さんのブログ記事を拝見し、やはり行く事にしました。

そして、そして行って良かったです!

モディリアーニは好きな画家の1人ですが未見の作品が沢山出ていました。
モディリアーニについては若くしての死が有名ですが、妻ジャンヌの存在について私は知りませんでした(勉強不足でお恥ずかしい)。
お腹に赤ちゃんを宿しながらも夫モディリアーニの死後身を投げてしまったジャンヌ。

その予兆を示すかのようにジャンヌ晩年の作品では「死」を想起させています。

個人的な感想としてジャンヌの作品は油彩より本の挿絵的な小品により魅力を感じました。
油彩ではどうしてもモディリアーニの存在感ある作品に惹かれてしまいます。

モディリアーニはデッサン1つ見ても無駄な線が一切なくわずか数本の線のみで見事に対象が描け、かつ、モディリアーニらしさが溢れていました。

後半にモディリアーニがジャンヌを描いた肖像画が三点並んでいます。
どの作品が一番好きか、もしお時間があれば是非見に行って下さい。

私はやはり一番右のまるで聖母マリアのような微笑をたたえたジャンヌ(タイトル:肩をあらわにしたジャンヌ・エピュテルヌの肖像)が好きです。

6/3まで開催中。期間中無休です。

東京都現代美術館 新収蔵品展他

デュマス展の感動も冷めやらぬまま、タイ王国現代美術展、そして新収蔵品展を続いて鑑賞。

新収蔵品展では本当に旬な現代アーティストの作品が揃っていて「さすがだなぁ~」と思わず感心させられました。

まず、しょっぱなは韓国人アーティストスゥドーホーです。
私はメゾンエルメスで展示されていた同作品を見ましたが、よもや今回再会できるとは思ってもみませんでした。
しかも写真撮影OK。
この作品は会場の広さに合わせて大きさを変幻自在にできるそうで、エルメスで見た時より大きな作品になっていました。

やっぱり幻想的で美しい作品です。
見惚れてしまいました。
*写真上から見た状態と下から見た状態。

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現代1



更に階上には会田誠さんの作品が4点(うち2点は特別公開にあたっての関連出展)も。
「うんこ」をここまで立派にアートできるのは彼だけかもしれません。
まさにタブーに挑戦してます。
上野の森美術館で5月下旬から開催される山口晃氏との二人展を見に行けないのが悲しい~。


また4/27~来年4/13まで特別公開として岡本太郎氏の「明日の神話」という作品が展示されています。
私は行ってから知ったのですがこの作品、大変ないわく付でしかも非常に非常に大きいです。
550×3000って30mですよ。
現代美術館だからこそ展示できる大きさ。
これを展示しても狭さを感じさせない現代美術館の展示室って本当に凄いです。

こちらも必見です。
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マルレーネ・デュマス ブロークンホワイト展 東京都現代美術館

どうしても見たい展覧会がいくつもあったため、再度5/2~1泊2日で上京しました。

最初に行ったのが東京都現代美術館。
お目当ては「マルレーネ・デュマス ブロークンホワイト展」。
デュマスは南アフリカ生まれで現在はオランダ在住の女性アーティスト。
私はギャラリー小柳さんから個展案内状をいただくまでデュマスのことは知りませんでした。
前回上京の折に小柳さんに立ち寄り個展を拝見したのですが、エロティックなのにいやらしさ性的アピールを感じさせないという印象を持った程度。
どうしても現代美術館の展覧会を見たいという訳でもなかったのですが、妙に気になって・・・。

会場に入るやいなや「!!!」。
驚きました。
まず展示方法が素晴らしい。
現代美術館の天井が高い広々とした白壁1つに数点の作品。
空間にゆとりを持った展示方法というのは作品を引き立てる場合と逆効果になる場合があると思いますが、デュマスの場合は見事に前者です。

白い空間(鑑賞者用の椅子までも白い覆いがかかっていました!)にデュマス独特の色使いが映えます。
題材は生と死等重いものを扱った作品も多いのですが、なぜか陰鬱さを感じさせません。

油彩だけでなくデュマスには和紙と墨を使った作品も相当数あります。
壁一面約100枚の顔(人物)の中から自分が好きな1枚を選ぶのも楽しいです。

展示全体で特に気に入ったのは会場入口すぐにあった「ヘレーナ」という少女の肖像画とストリッパーを力強く描いた作品「レザーブーツ」。


2階の踊り場でデュマス氏の製作過程映像が流されていましたが、和紙に墨で描く作品は頭髪から描き始め、あれよあれよと言う間に人の顔になっていったのには驚きました。
まるで魔法を見てるみたいです。

最後にデュマスの言葉から引用してこの記事を締めくくります。
 「アートとは自分が何者かを忘れさせること」

確かに鑑賞中、自分が何者かを忘れさせてくれる作品群です。

公式HP
http://dumas.jp/j_index.html

タイトルのこと 

私のブログのタイトルが気になっています。
「あるYoginiの日常」最初にOCNをプロバイダーにしてブログを始めた時からこのタイトルを付けていました。
ヨガを始めたばかりで「あるヨギの自叙伝」をパクってしまった訳です(ごめんなさい)が、どうも近頃このブログの記事は私の非日常ばかり。

ヨガは1年前のペースがぐっと落ちて週1程度になっているし、内容は美術館展覧会情報がメインになっています。

私の日常は一体どこへ?タイトルと内容が違い過ぎる。。。そんなことが気になってきました。
私の日常は朝から晩まで会社会社会社。
1日の楽しみはランチ。

とても記事にするような話題はございません。

この際、内容に併せタイトルを変えてしまおうかと目論んでいます。
新タイトルは安直に「あるYoginiの脱日常」。
週1ヨガの癖にYoginiを語るのはおこがましいのですが、そこはご容赦いただいて。

いつから変えようかな~☆

魅惑のフォーシーズンスパ

東京宿泊1日目はリッチに目白のフォーシーズンホテルです。
会社の関係で少しお安く(それでも高いけど)宿泊できたので思い切って贅沢してみました。

こちらで楽しみにしていたのは「スパ」。

銀座で奈良さんと遭遇した後、まっすぐホテルに向かい4時頃チェックイン。
お部屋は最上階の庭園側ツインです。
バスルームはシャワーブースとバスタブ両方あってトイレも別。
アメニティーはロクシタン。
高級ホテルだから当たり前と言えば当たり前ですが、やっぱりムフフと顔は自然とほころびます。

少しお部屋でのんびりして早速スパへ。

受付をすませ更衣室に案内され水着に着替えたら愈愈スパデビューです。
全体がサンルームのようにガラス張りになっているのでとっても明るい。プールの周囲にはリゾートホテルのようにデッキチェア(確かクッション付)が並べられ、サウナの出口にはレモン入り氷水や冷たいおしぼりが準備されています。

私は屋外のジャクジーが気になっていたのでお庭に出てみました。
フォーシーズンは椿山荘と隣接しているのでとっても広大なお庭があります。
スパはそのお庭とは逆サイドにあると思われますが、それでも周囲は緑で一杯。とても都心とは思えません。
森林浴できます。
緑に囲まれる中、石でできたジャクジー(まさに露天風呂!)に入って読書するのは至福のひと時でした。
土曜日だというのにジャクジーは私1人で貸切状態。

中に戻ってサウナとミストサウナで身体を温め、プールでひと泳ぎ。
飽きたらまた椅子に寝転んで読書。
う~ん、気分はリゾートです。久しくやってなかったなぁ~。

本当はスパでトリートメントもしたかったのですが、さすがフォーシーズン。とってもお高いので諦めました。

適当なところでプールを後にし更衣室に戻り、最後に温泉を利用です。
こちらのスパでは伊東「小湧園」から伊東温泉のお湯を陸送して使用しています(驚)。
湯船に浸かってすぐに、お湯が違うって感じました。
ジャクジーのお湯とは明らかに肌触りが違うのです。
やさしくしっとりするようなお湯でした。

浴場に備え付けのシャンプーやボディソープはスパで使用されている「アロマセラピーアソシエイツ」の製品でアロマの香がとても良かったです。

そんなこんなで3時間程スパにいましたが、スパ利用料4200円(税込)。
これなら決して高くないお値段だと思います。

あ~また行きたいっ☆
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