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「百花繚乱の絵画」 神奈川県立近代美術館

葉山

早いもので4月も今日で終わり。
昨日は鎌倉、葉山まで「百花繚乱の絵画」展を見て来ました。
葉山館の5周年を記念して、神奈川近美なんと10,000点の所蔵作品からの精華400点を一挙に3館で展示しています。

ご存知の通り、神奈川県立近代美術館は戦後まもない1951年日本で最初の公立近代美術館として開設。鎌倉館は坂倉順三の設計で建築史に残る名建築と言われています。

鎌倉館では、明治期から大正期、昭和前期へとつながる洋画作品を。
高橋由一、黒田清輝、萬鉄五郎、岸田劉生、佐伯祐三などなど主だった作家の作品がずらり。
鎌倉別館では、片岡球子、高山辰雄、鏑木清方、速水御舟などの明治から現代までの日本画を。
葉山館では、1930年代から現代までの油彩画特に抽象絵画を主体として、素描や水彩を交えて展示されています。

3館をめぐるスタンプラリーを開催しており、3つのスタンプを集めるとその場でスピードくじ(ビー玉をひく)。私は黄色で絵葉書1枚でしたが、これがいわゆるハズレで、他にはキャンディー(300円相当)。
大当りは過去の図録のようです。

各館で印象に残った作品は以下の通り。

<鎌倉館>
・高橋由一 「墨水桜花輝耀の景」 1874年
・関根正二 「少年」 1917年
・萬鉄五郎 「風景」 1910頃
・三岸好太郎 「海と斜光」 1934年
・ラグーザ玉 「故郷の思い出」 制作年不詳
・黒田清輝 「逗子五景」 1898頃
・岸田劉生 「野童女」 1922年
・一連の青山義雄作品。ちょっとシャガールっぽい色使いで、初めて知った作家さんです。

<鎌倉別館>
・下村観山 「信濃の山路(下図)」 1907頃
下図とは思えない出来栄え。これの本図はどこにあるのか???ぜひ、見たい。
・北大路魯山人 「蟹」
大作だらけの日本画の中で、ひっそりと逆に目立っていた小さな水墨画。
・山口蓬春 「宴」 
葉山の蓬春は時間が足りなくなって、いけなかったのが残念。次回に持ち越し。

<葉山館>
・古賀春江 「窓外の化粧」 1930年
古賀ファンとしては、この1枚を見ることができただけでも感動~。
・猪熊弦一郎 「相模ダム」 1948年 
猪熊作品は丸亀で何度か見ているのに、こんな風景画も描いていたとは意外だった。
・佐藤哲三 「みぞれ」 1952-53
・松本竣介 「橋(東京駅裏)」
大好きな「Y市の橋」に似た橋シリーズ?のひとつ。
他にも「立ち話」「牛」「象」などクレーのような絵画もあり。
・麻生三郎のドローイング。
彼の作品は油彩より、ドローイングが好み。
・杉全 直 「野草」 1946年
戦後5年後にこのような作品が描かれていたとは驚き。遠目からは写真かと思った。
・高松次郎 「世界の壁」 1967年

この400点のうち、ひとつを選べと言われたなら、関根正二の「少年」。初めて見たけれど、関根正二の夭折は本当に惜しまれます。


葉山館は今回が初訪。目の前が海という絶景で、絵画を見た後ゆっくり海も眺められるという一度で2度美味しい美術館。惜しむらくは、絶景を目の前にしたレストランの席数の少なさ。7つのテーブル席しかないので、食事は常に待ち待ち待ち。
しかし、お味は良いです(西洋料理のみ)。

自分へのお土産に神奈川近美オリジナル「宝箱」2000円を買ってしまいました。以下画像。

宝箱


56枚の名作所蔵絵画と作家解説を表裏にしたカード+すごろく+サイコロ+こま が素敵な小箱に入っています。
一人でも楽しめますが、どなたか一緒にすごろくで遊びませんか?

*展覧会は5月18日まで開催中。3館共通券で千円はお値打ちの内容です。
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「幕末浮世絵展 大江戸の賑わい~北斎・広重・国貞・国芳らの世界」 三鷹市美術ギャラリー

三鷹

すっかり、古美術づいている昨今。
今日はどこに赴こうか悩んだ挙句、三鷹と府中をはしごして、最後に新宿で今日から開催の「イメージフォーラムフェスティバル」へ行こうと考えたが、三鷹で時間を取られすぎて、新宿に間に合わなかった。。。

さて、三鷹美術ギャッラリーですが、駅近で月曜の休館日以外毎日夜8時まで開館している都市型駅近美術館です。今回は中右瑛氏のコレクション150点からなる幕末浮世絵に焦点を当てた展覧会ですが個人的にはおすすめです。

ずっとずっと本物との対面を心待ちにしていた国芳の遊び絵以下3作品全部見ることができました。しかも雲母がよく残っていて、状態も良く大判です。
・「みかけはこはいがとんだいい人だ」
・「人をばかにした人だ」
・「としよりのよふな若い人だ」
おまけで干支を使った「年が寄っても若い人だ」まであります。感動~~~。

これらは展覧会場後半にありますので、そこまで集中力切れなくて助かりました。
150点すべてを見終わった時、かなり消耗。

見どころは数多いのですが、
1.国芳をはじめとする歌川派の武者絵・芝居絵の大判三枚続。
2.肉筆画21点。 特に本邦初公開の広重「両国の月」(泣かせます)。
3.ペリー黒船来航・開国絵・横浜絵 
などなどでしょうか。

特に、好みかどうかは別として世界に1点しかない「副将 アハタムス像」(無款)⇒チラシ使用作品など他ではなかなかお目にかかれない作品がぞろぞろ出てます。

幕末浮世絵をほぼ全分野を網羅して展開しているコレクションはお見事としか言えません。
日本にもこれだけ残っていて良かったと最近海外の浮世絵コレクションばかり見ていたので、安堵しました。

美人画、人気役者絵、風景画、政局風刺画、パロディ画、戯画、死絵、「おらんだごのみ」と題する摺り物、ここで初めてガラス絵なるものをも見ることができます。


の大丸ミュージアム東京でも中右コレクション 四大浮世絵師展 写楽、歌麿、北斎、広重」が開催中です。
三鷹には、写楽・歌麿は出品されておりませんので、併せてご覧になると更に楽しいかと。

*6月8日(日)まで開催中です。
ぐるっとパスを使用すれば無料入場可能ですが、なくても大人600円はお値打ちです。

「絵師がいっぱい お江戸の御用絵師と民間画工」 板橋区立美術館

itabasi


板橋区立美術館で開催中の「絵師がいっぱい」展と関連イベントである「日本美術講演会」(第2回)榊原悟氏(群馬県立女子大学教授)による「楽しい江戸絵画」と題した講演を聴いてきました。

実は、この記事は2回目のチャレンジ。先程講演のレジュメまでほぼ書きあげんとしたところ、誤って画面を消してしまった私。
残念ですが、同じことを2回書く気力なく、急遽簡略化することとなりました(涙)。

榊原氏は21年間サントリー美術館で学芸員をされており、岩波新書や角川選書で日本絵画の見方、江戸絵画を愉しむことについて語られております。私も新書は全て目を通しましたが素人にも取っ付きやすかったため、ご本人自らお話が聞けるとあって、板橋まで赴いたのです。
前半60分、後半30分は前半で紹介されたテーマに沿った作品をスライドで見せながらの解説。特に後半30分があったことによって、前半部分の理解が進みました。やはり、絵画を語るには実際の作品を見せるのが一番だと思います。
榊原氏のお話は著書と同様分かりやすく、この先生は本当に江戸絵画お好きなのだなぁ・・・と話し手の日本絵画に対する熱い思いが伝わってきました。

講演で紹介された作品群の中で印象深かったのは水戸で活躍?した林十江、立原杏所。
立原杏所は確か昨年だったか東博の平常展で実際の作品を見た記憶があります(後でもう一度チェックしてみよう。。。)。葡萄を描いた酔画として解説が添えられていたように思いますが、力の抜き加減が絶妙で、筆の運びはためらいがなく、これは一体誰が描いたのかと驚いたのです。


さて、講演会で語られた作品が今回の企画展で展示されている訳ではありませんので、ご注意をお願いします。

企画展はあくまで板橋区立美術館所蔵品による展示です。
所蔵品といっても侮ることなかれ。
まずお座敷コーナーと題された一角では畳敷きに5つの屏風絵が柵なし!で展示されています。
何と、太っ腹な美術館であることか。
思う存分作品に近寄ることが可能です。

さらに、全展示室でカメラによる撮影もOK。古美術系は撮影禁止なところが多いのに、これまた太っ腹。
さらにさらに、会場では過去に販売された展覧会の図録が半額で販売されています。売場の方にお聞きしたところ、5年?以上経過した図録は全て半額以下になるようです。
思わず何冊か買ってしまいました。。。だって、オールカラーで1冊千円切ってたし。売れ行き好調のため、完売図録がかなりありました。

一番驚いたのは作品解説です。
通常、作品には必ずタイトルと作家名がはじめにあって、後に解説が続いたり、解説なしだったりなのですが、板橋は違います。
まず、現代版タイトルがすべての作品に付されています。次にどんな所に注目して作品を鑑賞すれば良いのか、まさに鑑賞のためのポイントが小学生でも分かるように書かれており、作品名はその後におまけみたいに小さく書かれていました。作家については、最後に名前だけでなく、どこの出身でどんな経歴かまでまとめられています。
こちらの美術館の館長は安村敏信氏ですが、館長をはじめとする美術館学芸員の方の姿勢がこれだけで十分伝わってきます。

板橋には過去行ったことがないので、当然作品はすべて初対面。
それにしても、良い作品をおもちです。
狩野探幽の「風神雷神図屏風」、狩野元信印「東坡騎驢図」、狩野正信「蓮池蟹図」など、狩野派ってこんな作品も書いてたの???と意外な一面を見たり、鈴木其一や酒井抱一など琳派あり、住吉派あり、そうかと思えば、歌川豊春、勝川春潮の見事な肉筆画あり。
バラエティ豊かなラインナップで迎えてくれます。時間はあっという間に過ぎました。

そして、所蔵品展だから拝観料無料です。所蔵品でも有料な美術館は多いのにありがたい。

5月18日(日)まで開催中。
講演会は5月3日、5日、10日、17日いずれも午後2時から90分。テーマと講師については以下のHPをご参照ください。
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/schedule/now.html

4月20日 鑑賞記録

日曜日は午前中に雑事を片付け、午後より上野に出かけました。
ということで、簡単に鑑賞記録とします。

・東京国立博物館 平常展
一番見たかったのは国宝室の展示「花下遊楽図屏風」 狩野長信筆。先日徳川美術館で見た安土桃山時代の絵画での名品。長信はかの永徳の弟、天才を兄に持った弟の悲しい運命なのか、なぜか彼の作品として知られているものはほとんどなく、この一作だけでその名をとどめたとのこと。

いや、さすがに国宝。屏風そのものも立派な上に、人物描写もよくなされている上に、華やかさも漂っており、これを見ることができて本当に良かったとしみじみしてしまいました。

もうひとつのお目当ては浮世絵。
歌麿の「金太郎シリーズ」が出ていることを知り、実際の作品と対面するのを楽しみにしていました。山姥と金太郎が一緒に描かれているのですが、金太郎の顔がなぜか現代的というか、今でもそのあたりのイラストに出てきそうなキャラで、いつもの美人画とは全く別の面白さがあります。

金太郎はシリーズで4点も出ていましたが、写真撮影不可になっていなかったので1枚だけ撮ってきましたが、他の方はどなたも撮っておらず、本当に写して良いのかドキドキでした。

浮世絵では同じ金太郎でも歌川国政「四代目岩井半四郎の金太郎」が個人的には気に入りました。
ボストン美術館浮世絵展でも一番のインパクトでしたが、やはり今回も然り。
春信も良いのですが、この手の作品が私の好みのようです。

最後に通りがかって目を奪われたのは「男衾三郎絵巻」。絵巻物好きの心をくすぐるキャラと表情。
なんと、絵巻物は奥深いことか。書いてある文章が解読できればなお、楽しいのに。。。

この後、イノイチに予約したTOPPANミュージアムシアター初体験。
しかし10分過ぎたあたりから、急激な睡魔に襲われ、気がついたら終了でした。
映像は良かったと思いますが、何かひねりが不足しているような気がします。
あまり私の興味がないコパン遺跡がテーマだったからかも。次回は大好きな「仏像」がテーマとのこと。再度チャレンジしようと思います。


・「ウルビーノのヴィーナス」展 国立西洋美術館

無性に、ルネサンス絵画などを見たくなったため入場。
ウルビーののヴィーナスより、驚いたのが「ミケランジェロの下絵にもとづくヴィーナスとキューピッド」。
ミケランジェロの手にかかるとヴィーナスもこのように筋肉質な男性と化すのだ・・・と言葉を失います。

絵画作品ではありませんが、冒頭にあった古代紀元前の水瓶や油壺に描かれていた絵が、ピカソの一時期の作品そっくりなのにも驚きました。
ピカソはこれらの古代の作品からインスピレーションを得たに違いないと思わせるほど、顔が似ています。まず思い出したのはブリヂストン美術館にある「腕を組んで座るサルタンバンク」でした。

この時代の西洋絵画にはとりわけ疎いので、これ以上は書きませんというか書けません。

混雑はそれほどでもなく、日曜でしたが十分1点1点味わえます。

「病と医療-江戸から明治へ-」 国立公文書館

ただいま、千代田区図書館よりこの記事を書いている。
この図書館、平日はなんと夜10時まで開館しているとのことで、大変興味深かったのです。
さらに、ネットも無線LAN、有線LAN共々可能。居心地は大変良いです。

さて、この千代田区図書館より清水門を抜け「国立公文書館」で開催中の春の特別展「病と医療-江戸から明治へ-」に行ってきました。
今日は筑波大学名誉教授:大濱徹也氏による「身体の近代史」の講演があり、定員130名、応募者290名での抽選をくぐりぬけ、入場券が届いたので聞いてきました。
・・・が、お話の内容は私が思っていたのとは違っていたので、一応メモは取ったのですが、敢えてここでのご紹介は避けます。

やはり、この展覧会に足を運ぼうと思ったきっかけとなった「様々な古書物による展示」の方が俄然面白かったです。

展覧会は以下5部構成となっています。
・病の記録
・養生のこころみ
・医者と薬
・本草図譜
・江戸から明治へ

最初は「続日本記」から。
八世紀末に成立した勅撰正史にも流行病の記事が現れてきます。
この後、結核やらハシカやらの疫病の流行などが様々な記録に残されていました。

私が一番興味深かったのは貝原益軒の「養生訓」や「養生歌八十一首」など実にいろんな健康法が江戸期には書かれていたこと。
しかも、その内容たるや「?」と首をかしげたくなるようなものもあれば、「無理をせずまずは休むこと」と耳の痛くなるような現代にも通ずるような教えもあります。

中でも思わず笑ったのは病人が夜眠れない場合の対処法。
枕元に、桶を用意し竹筒を使い水をポタポタ1滴ずつ足らす音を聞かせよというもの。
これが図解までしっかり併せて、書かれているのには驚きました。
曰く、一定間隔の「ポタポタ」という音を数えているうちに眠りにつくとあります。

なかなかな発想です。

更に面白いのは江戸時代の薬屋の広告。
誇大広告も甚だしい。1粒飲めば万病に効く薬やら、怪しげな薬の広告が多数展示されていました。
「江戸買物独案内」という江戸の買い物ガイドブックまで出版されており、江戸期の出版文化の多様さが垣間見られます。
出版社の大阪「中川芳山堂」曰く「商品に間違いがなく値段も手頃な店を選んで載せてあるので、本書があれば誰でも安心して買い物ができる」(序文より)。

店は商品名のいろは順に配列され、薬屋は「く」の項に。140を超える薬屋の店主名と住所さらにそれぞれのお店で売られている薬の広告を見ることができます。

こんな本が今あれば、私も欲しいものです。


展示最後には本草図譜が紹介されています。
植物はともかく鳥や魚までその薬効が付記されていました。絵そのものも、精緻に描かれており、こちらは公文書館の重要文化財となっています。


この展覧会は入場無料、さらに入場者全員に展示内容を詳細に案内した小冊子をいただけます。
こちらも、もちろん無料。
私は音声ガイドも借りましたが、それも無料。
無料尽くしです。

興味のある方は近美の魁夷展と併せてぜひ。

*4月24日まで開催中。
木曜・金曜は午後8時まで開館、月~水・土・日は5時半まで開館しています。

[東山魁夷展」 東京国立近代美術館

木曜夜は8時まで開館している東京国立近代美術館で「東山魁夷展」を見て来ました。
生憎の雨模様のせいか、館内は予想以上に空いていてゆったりと鑑賞に浸ることができました。
木曜夜は狙い目かも。

東山魁夷は昨年「長野県信濃美術館東山魁夷館」へ行き、さらに今年に入って京都で「川端康成と東山魁夷展」を見ていたので、再会を果たした作品も多数ありました。

非常に展示の仕方が上手い!これに尽きるかと思います。もちろん、魁夷作品の素晴らしさもさることながら、あの広々とした空間に魁夷の大作が見事に映えました。
更に、展覧会の女性スタッフのユニフォームの色に着目です。魁夷の作品からイメージされる色を使っているので、場内での色彩統一感もありました。

さらに2階の本展目玉となる唐招提寺御影堂障壁画も、東京芸大の金毘羅宮壁画の展示とは違い、より現実に即した展示方法がとられており感心しました。芸大美術館と近美では展示会場の広さがあまりに違うので単純に比較してはいけないのですが、ついつい。。。
2階に上がってすぐに、新しい畳の香がたちこめており、作品以上にこの香が印象深く残っています。


唐招提寺の障壁画は数年前に現地で見ているので新たな感動はありませんでしたが、やはり素晴らしいものは素晴らしい。
個人的には第1章の「残照」「山の雲」「海の雲」、第2章の「道」(ついつい、豊田市美の会田誠の道を思い出してしまう)や「萬緑新」など初期の大作が気に入りました。

こんなにも「青」「緑」をうまく使いわけられる画家は、世界にもまれではないでしょうか。

東山魁夷作品の精神性、幽玄さ、「崇高さ」を再確認でき、展覧会自体うまくまとまっていたように思います。
また、作品解説が絵画に付されておらず、別途作品リストに掲載されているため、解説を読む観客による混雑もなく、絵に集中できたことも大変良かったです。できうるなら、他の美術館もそうあって欲しいものと切に願うばかり。

:*5月18日(日)まで開催中。この展覧会はこの後長野県信濃美術館東山魁夷館に巡回します。

「アメデオ・モディリア-ニ展」 名古屋市美術館

(はじめに)
以下の記事は愛知県名古屋市美術館で開催中の「モディリアーニ展」に関するものです。新国立美術館での展覧会とは異なりますので、ご注意ください。

という訳で、東京でも大々的に宣伝している「モディリアーニ展」を他所に、名古屋で開催中のモディリアーニ展を見てきました。この展覧会は、名古屋市美術館の開館20周年記念ということで、混雑を予想していたのですが、あにはからんや朝の9時半を少し回ったところで、入場しましたが、空いていました。昨年のダリ展や前回の北斎展の大混雑ぶりがうそのようです。

総展示作品数は50数点で、うち油彩画は30点弱だったと記憶しています。
中で、目玉となっているのはモディリアーとsしては珍しく等身大の女性全身が描かれている「召使の少女」(1918年)オルブライト・ノックス美術館所蔵でしょう。モディリアーニ作品最大と言われる152.5㎝×61㎝の縦長サイズ。
瞳は、例によって描かれていません。

個人的には、上記「召使の少女」より裸婦像に惹かれました。
特に、「横たわる裸婦」(1919年)ニューヨーク近代美術館蔵の一枚は、顔は仰向けなのに、豊満なその肉体はこれ見よがしに横たえられていて、見る者を挑発しています。
とある喫茶店で、男性がこの裸婦像の絵が欲しくてチラシを大量に奪っていったと耳にし、なるほどその気持ち分からないでもありません。。。

もう1枚気に入った裸婦像があります。
「坐る裸婦」(1917年)アントワープ美術館所蔵。
こちらの裸婦は横座りし、瞳はしっかりと描かれ、どこか上目づかいというか横にらみの表情から目が離せません。やはり、その肉体は豊満であまりの刺激に展覧会が中止になったというのもこれまた納得です。

「おさげ髪の少女」(1918年) 名古屋市美術館蔵
私は何度も常設で見ているので、新たな感動はありませんが、やはり何度見ても素晴らしい作品です。他のモディリアーニ描く人物象とは一線を画しています。その理由は少女のしかと描かれた双眸にあるのではないでしょうか。わずかに開かれた口元からは白い歯がこぼれています。

作品リストが用意されていなかったのは、非常に残念です。公立美術館たるや、やはり作品リストは準備していただけるとありがたいのですが。

作品数が少ない分、展示室内にゆとりがあって、ゆっくりじっくり作品を味わえました。
この展覧会は姫路市立美術館と岩手県立美術館へ巡回します。
*図録を見ると、各館でわずかですが展示作品が異なっていました。

本展は6月1日まで名古屋市美術館に開催中です。

「桃山・江戸絵画の美」 徳川美術館・蓬左文庫

先週末に名古屋に帰って、いくつか地元の展覧会をはしごしました。
その中で、最高だったのがこの「桃山・江戸絵画の美」です。

本展では、尾張徳川家の伝来品に近年の寄贈・購入品を加え、館蔵の桃山・江戸絵画の優品が一堂に展示されています。展覧会の構成は以下の通りとなっています。

<蓬左文庫 展示室1・2
・画壇の正統-狩野派-
・雅の伝統-土佐派・住吉派-

<徳川美術館 本館 展示室>
・時代の息吹を伝える-近世初期風俗画ー
・真に迫る-南蘋派と円山応挙-
・百花の彩り-諸派-
・尾張藩御用絵師の仕事
・尾張画壇と復古大和絵派
・写し留める-記録画-
・殿様の画技

何と言っても、必見なのは本館展示室冒頭でお目にかかれる重要文化財の以下4作品。
・豊国祭礼図屏風 伝岩佐又兵衛筆 六曲一双 江戸時代
・本多平八郎姿絵屏風 二曲一隻 江戸時代
・歌舞伎図巻  二巻の内 江戸時代
・遊楽図屏風(相応寺屏風) 八曲一双 江戸時代

圧巻なのは、「豊国祭礼図屏風」です。
左隻、右隻それぞれにあふれんばかりの人々が描かれています。その数たるや約1000人だとか。
昨年の京博の永徳展でも「洛中洛外図屏風」に感嘆したけれど、こちらの豊国祭礼図屏風も負けてはいません。むしろ、人物それぞれの表情や動きだけを見ていると、こちらの豊国祭礼図屏風の方が面白い。
描いたのは、かの岩佐又兵衛と言われていますが、この際誰が描いていようが問題ではありません。顔の描き方を見ていると、確かに又兵衛風ですが、筆も走る走る。
描いている方も。きっと楽しかったのではないでしょうか。

「本多平八郎姿絵屏風」は若武者と文を読み恥じらう姫の姿が描き出されています。本多平八郎と思われる若武者の凛凛しさ、葵の紋をあしらった小袖を着ている姫。当時の様子がしのばれます。
この絵を見ているだけで、こちらまで恥ずかしくなってくるので、不思議です。色も美しいし、お気に入りの一品となりました。


この他、蓬左文庫に展示されている住吉派の細密画や本館にて今回初公開となった名古屋城二の丸御殿を飾っていた「紅葉図」「楽器図」も忘れられません。
「楽器図」は中国・朝鮮より伝わった琴、笙、鼓や鐸など様々な楽器が2曲に描かれた珍しい屏風でした。

まだまだ見所を挙げるときりがありませんが、ご都合のつく方はぜひ名古屋にて本展をご覧になっていただきたいと思います。
京都の暁斎展と併せて御覧になるのもよろしいかと。

*5月18日(日)まで開催中です。、

「20世紀の巨匠たち」展 大丸ミュージアム・東京

大丸ミュージアム・東京で開催中の「写真とは何か。20世紀の巨匠たち 美を見つめる眼 社会を見つめる眼」に行って来ました。
写真界のスーパースターに会いにいく。。。とチラシにも謳われていますが、その謳い文句を裏切らない内容でした。

20世紀の写真詩を飾る14名のアーティストによる作品120点を集めた展覧会です。
14名とは。
ルイスハイン、マン・レイ、エドワードウエストン、アンドレ・ケルテス、ロバート・キャオア、W.ユージン・スミス、ウイン・バロック、ウイリアム・クライン、アンセル・アダムス、アー^ビング・ペン、エルンスト・ハース、ヘルムート・ニュートン、アンディ・ウォーホル、ロバート・メイプルソープという豪華版。

マン・レイやキャパ、ウォーホルなどの写真は時折見かけるが、今回初めてお目にかかった写真家による作品も多数ありました。本当に素晴らしい写真が多かったので、いくつかピックアップするのは難しいのですが、感銘深かったものをここでご紹介します。

エドワード・ウェストン 「乾いたケルプ」 
モノクロの世界の中で、きっちりと形象の面白さを織り込んでいる。「侵食された岩」も同質的なものを感じた。

W。ユージン・スミス 「ハイチ」
第2次世界大戦に従軍したすjミスの作品には圧倒的な力を見せつけられた。彼のフィルターに通すと被写体の苦しみまでがこちらに伝わってくるようだ。
同じスミスの「楽園への歩み」で高い評価を得たというが、それまで彼がのこした写真にはない光があふれていたように思う。
ライフ誌の契約写真家らしいドキュメント作品群である。

ウイン・バロック 、ウィリアム・クライン、アンセル・アダムスらはどれもアートとしての写真へと進化していく流れのようなものを感じる。

エルンスト・ハース「フラミンゴの飛翔 ケニア」
フラミンゴが一斉に飛び立っていく様子を撮影した写真だが。こんな撮り方もあったのかと感動してしまった。星屑のようなフラミンゴ。それまでモノクロの写真が続いていたので、彼のカラー写真がより、鮮烈だった。


会場を出たところで、「ベtットマン・アーカイブ」と題して、数点であったがナチスドイツを追われたベットマン博士の写真コレクションの一部が公開されていた。
こちらも面白い写真ばかりです。


これだけ名だたる写真家の作品を一度に見られる機会はめったにありません。
作家ごとの解説もわかりやすく、これで作品リストがあれば言うことなしです。

「写真はそれ自体ドキュメンタリーであるとともに、心を開いて受け止めれば常にアートである」本展を語るにふさわしい言葉が冒頭にあったので引用させていただきます。

写真に関心のある方もそうでない方にもオススメします。

*4月21日まで開催中。


「近江の美術 仏教美術の精華」 琵琶湖文化館

当ブログ上でもご案内した通り、本年3月31日をもって、滋賀県立琵琶湖文化館は休館となりました。
休館前の最後の特別展示はどうしても見に行こうと思っていたのですが、予定していた連休前後に発熱し、結局引っ越し前日の29日(土)に駆けつけました。
病をおして、出かけた甲斐があり、見事な展示内容でしたので、会期は既に終了していますが、敢えてご紹介したいと思います。

滋賀県と言えば、奈良、京都に次ぐ、いやそれらに匹敵する仏教美術の宝庫であることは、今更申し上げるまでもないでしょう。
その評価通り、今回特別展示されていた作品のほとんどが、国宝または重文クラスであったことにまず感激しました。事前に展示作品をチェックする時間もなく、予習なしで出かけたので衝撃は大変大きかったです。

特に印象に残った作品、あれから早や10日は経過するというのに、今も頭から離れない絵画があります。
それは、「愛染明王像」(長浜市 総持寺蔵 鎌倉時代)。
過去に愛染明王像、孔雀明王像いろいろと見ておりますが、昨年奈良博で見たボストン美術館所蔵の「不動明王像」並のインパクトがありました。燃え上るような赤、憤怒の表情からは、とても男女の恋愛を祈るご本尊とは思えないほど。悪心を払うほとけでもあるので、この怒りで悪心を鎮めてくださるのやもしれません。
この絵の前で5分くらい固まっていたように思います。
隣にあった「普賢十羅刹女像」 南北朝 米原市・成菩提院 も羅刹女の表情が見事に描き分けられた優品です。


素晴らしいのは、仏教絵画だけではありません。

仏像もさすがは滋賀県!とひれ伏したくなるようなものがずらり。
中でも「十一面観音立像」は平安時代のもので美しかったように思います。


休館してしまった文化館ですが、HPがリニューアルされていました。読売新聞にもこのHPが記事として紹介されています。常時展示はかないませんが、今後は、この新しいHPで文化館の再開に向けた新たなスタートを切るとのこと。また、作品は文化館以外での展示も考えられているようで、決定次第同HPで案内されます。
友の会もこれまで通り、継続し再開を支えていくようで、少しほっとしました。

私も何かお力になることができれば・・・と思うのですが、残念ながら、こんな拙い記事を書くことくらいしかできないのが、心苦しいです。

琵琶湖文化館のHPは以下の通りです。
http://www2.ocn.ne.jp/~biwa-bun/link.html
また、ご紹介した絵画や仏像の画像と解説は滋賀県教育委員会のHPからご覧になれます。
http://www.pref.shiga.jp/edu/pr/series/index.html

*この展覧会は終了しています。

「コレクションの新地平 20世紀美術の新地平」 ブリヂストン美術館

かねてより、アフター5に美術鑑賞したいと思っていたが、残念ながらここ数年ほとんどその機会を得ることはできなかった。
名古屋で夜8時まで開いている美術館が、くごく限られていることも理由の一つだが、そもそもアフター5などない仕事の状況の影響によるものが大きい。

しかし、今回の異動により、当面私にもアフター6程度の時間が許される環境になったようだ。
ということで、日曜に目黒美で購入したぐるっとパスを持って、早速ブリヂストン美術館へ行ってきた。

今回の展覧会は石橋財団創設者:石橋正二郎氏の後継者である石橋幹一郎氏の没後10年記念して、彼が蒐集した作品の展示がメイン。
実は、どんな作品が出ているのか予習なしに飛び込んだのだが、これが当たりだった。
以前から気に入っていたザオ・ウーキーの作品をまとめて鑑賞でき、さらにベン・シャーンというリトアニア生まれの一連の版画作品に心奪われた。

まずは、ザオ・ウーキーの作品について。
幹一郎氏とザオ・ウーキーは個人的に親交も深く、手紙なども残されており、作品とあわせて別コーナーに展示されていた。ウーキーと言えば、限りなく鮮烈な青の作品をすぐに思い出す。しかし本展ではそうした大作だけでなく、小品もいくつか見ることができたのは大きな収穫。最初目にした時は、クレーに作風が似ていると感じたが、帰りに図録を見たら、やはりウーキーはクレーの影響を受けていると解説に書かれていた。
どおりで、私はザオ・ウーキーの作品が好きなわけだ。クレーつながり。
抽象絵画は数あれど、実際ウーキーの部屋が2つ続いた後に、ポロックはじめとした抽象絵画が並んでいたが、ウーキーほど心はときめかない。

次にベン・シャーン。
彼の名は今回初めて記憶に残すところになった。版画作品だけを見ていると、どこかで一度見たような気がしたけれど、確かではない。いや、多分見ていたら、きっと覚えていたに違いないと思う。
それほど、印象的だった。
後期展示の中で特に良かったのは、「星くずとともに消え去った旅寝の夜々」「一篇の詩の最初の言葉」。
シャーンは「マルテの手記」からインスピレーションを受けて、この版画集を作ったそうだが、文学が見事に版画作品となって生まれ変わったと言えるだろう。
同時に展示されていたアンリ・ミショーの作品も同種のものを感じるが、作風は全く異なるところが興味深い。

ピエール・アレシンスキー(ベルギー出身)やキャサリン・ベチャリ(オーストラリア在住)のどこか薄気味悪い点描抽象画なども初めて知った名であった。
そして、現在大阪の国立国際美術館で開催中のエミリー・ウングワレーも2点、特別出展されていた。「春の風景」は最初誰の作品なのか全くわからなかったが、一目見て惹かれた。同じく抽象絵画であるにも関わらず、画面からは匂うような春の息吹を感じたから。
その左に飾られていた「無題」の作品はちょっと同じ作家のものとは思えなかった。それほどに2つの作品から受ける印象は異なる。

ウングワレー展は、これで俄然楽しみになってきた。

*4月13日(日)まで開催中。

秘かな楽しみ

勤務先の近くに気になる古書店発見!

美術、写真、古文書を専門に扱っていらっしゃる。
本日目が吸い寄せられたのは、渡辺崋山の木版画上下巻2冊。
芸卅堂(この名前よく聞きます)が版元。

欲しい欲しい。

宮武外骨の明治時代に出版された雑誌類も置いてあった。

これはまずい。毎日通ってしまいそう。。。
やはり東京は、誘惑に満ち満ちた街なのでした。

4月6日 鑑賞記録

ということで、早速本日の鑑賞記録です。
実は、3月もかなり展覧会には行ったのですが、後日一挙にまとめてしまおうと目論んでいます。
目論見だけで終わらないことを祈って。。。

では本題。

1.「金沢文庫の浮世絵」 神奈川県立金沢文庫 初訪
日本史の教科書で必ず一度は目にしたことがある「金沢文庫」。もとはその名の通り、北条氏の文庫(図書館)の役割で創設されたのだが、今では博物館としても機能していると知ったのはごくごく最近のこと。
こちらで金沢区政60周年記念として4月13日まで所蔵浮世絵展が開催されている。行こうかどうしようか迷ったが、展示作品名をチェックしたら、どうしても見たくなったので、横浜まで出向くことにした。新居からはほぼ1時間。

来て良かった!と思える作品がいくつかあって、楽しめた。最近浮世絵展には足しげく通っているが、見たことのない作品がほとんど。特に印象的だったのは以下。
・「石橋山合戦」 歌川豊国 三枚続きの大判
・「和田義秀小壺の浜で鰐と闘う図」 歌川国芳 三枚続き大判
・「賢女烈婦伝」 初花 歌川国芳
・「金太郎と鬼」 鳥居清長
等々、金沢八景や横浜とからめた作品が多い中、歴史画の素晴らしさが際立っていた。
また、今回特別展示として「楠山コレクション」(個人蔵)から数点出展されていた。その中で、北斎の「金沢八景 瀬戸橋」というはがき大の作品があったのだが、これがもう小品にもかかわらず、北斎の非凡さが如何なく発揮されていた。版画として紹介されていたが、肉筆画(スケッチ)のように見える。

明治初期の横浜の様子や風俗が分かって面白い。たばこと塩の博物館で先日まで開催されていた浮世絵展とテーマ的には似ているが、ほとんど作品はかぶってなかったように思う。


2.「山本武夫展」 目黒区美術館
今日で終了してしまう「山本武夫展」にすべりこみセーフで間に合った。埼玉県美で小村雪岱の作品に感銘を受け、3月も押し迫る中、青春18きっぷで静岡県掛川市の資生堂アートハウスで開催されていた版画展を見た。ここでも小村雪岱の版画作品を見ることができたが、その中で山本武夫が雪岱作品の復刻を手がけていたと知り、やはり見にゆかねばと思ったのである。
美術は気に入った作品や作家ができるとどんどんそのつながりで見たいものが広がっていく。今回などまさにその好例と言えよう。

結論から申し上げると、私は小村作品の方が好みである。
ただ、舞台美術家としての山本武夫はとりわけ素晴らしかった。彼の描く桔梗をはじめとする植物は好ましく、気品を感じる。

山本武夫デザインなのか、資生堂の粉おしろいのケースが目にとまる。今売られていても全く違和感のない現代的なデザイン。こんなケースのおしろいがあったら、ついつい手が出てしまいそう。。。


併設で目黒区美術館の所蔵作品展「美女の図、美男の図-藤田嗣治、高野三三男から現代作家まで」も開催されていたが、こちらも見ごたえがあった。藤田嗣治の作品をこれだけ持っていることを初めて知った。
藤田作品は当初好みではなかったのだが、何度か目にしているうちにだんだん好きになっていく。
今回は「あどけない少女」というテーマで展示されていた「接吻」「小鳥と少女」「少女」一連のいたずら描きのような小品があって、真剣勝負の油彩より気軽に書いたスケッチの方が印象に残っている。

新東京生活

4月1日より東京勤務となり、なんとか荷物を新居に詰め込み、本日ようやく、ネットが開通しました。
あまりの慌しさに、またも発熱。どうも体調は思わしくありませんが、よろよろと東京生活をスタートさせております。

ということで、ぼちぼちブログも再開しようと思います。
拙い内容ではございますが、これまで通りお付き合いいただければ幸いです。
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