5月17日 鑑賞記録
本日は、音楽も取り混ぜた鑑賞となりました。
・アーレントオルガン ランチタイムコンサート 日本大学カザルスホール
出演:高橋博子(オルガン) 長尾 譲(テノール)
オルガンコンサートデビュー。
欧米では教会などで、ランチタイムコンサートが開催されているが、日本にもあったとは。
ポスターを見つけた時から行こうと決めていた。カザルスホールは、かのヴォーリズ設計の大正期の建物に、磯崎新が新たにホールを増築。ここお茶の水には、山の上ホテルをはじめ、ヴォーリズの建築が今も息づいている。
コンサート入場料は500円で、予約も前売りもなしの全席自由。
ふらっと入って、ふらっと出ていくことも可能で格式ばらない雰囲気が、初心者には気楽で良い。
パイプオルガンは、こんなにも様々な音色が出せるのか。やはり生演奏とCDの最大の違いはホール内の残響かもしれない。テノールの長尾さんのお声も耳になじむ。
ラストのJ.S.バッハ トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540 は最高だった。
アンコールは「アベマリア」で約1時間半。
2か月に1回定期的に開催されているので、次回(7月19日)が楽しみ。
・上海美術館コレクション 1979−2007 日中友好会館美術館
ポスターに使用されている張暁剛の作品にひかれ、出かけた。今、オークション市場をにぎわしている中国現代アートの展覧会。
張の作品を意識したのは、2年前のNYアジアソサエティーの階段横に展示されているのを見た時。
どうにも忘れられない、描かれている人物のまっすぐな瞳が妙に怖くて、ちょい怖な作品だった。
今回は、油彩・水彩・版画、あわせて67点の展示。
趙憲幸「都市自由人」、蔡国華「ジャズシリーズ」など見どころのある作品がいくつかあった。
特に中国アートの水彩画は、美しい。伝統的な水墨画と西洋画を融合させた「霞む小島」や「海に通じる道」は、水彩画とは思えない出来栄え。
惜しむらくは、展示順が「油彩」、「水彩」+「木版」で制作年代順の作品リストと一致していなかったので、中国現代アートの流れが、よくつかめなかった。
制作年順に展示して欲しかった。入場無料!なので、注文は控えねば。
*6月8日(日)まで開催中。
・「美術のなかの遊びと装い展」 静嘉堂文庫美術館
やはり、ここは良い作品を所蔵している。
今回は重文「四条河原遊楽図屏風」修理完成記念の展覧会であったが、特に絵画部門は名品が目白押し。気づけば閉館のアナウンスが。もっと時間に余裕を持ってくるべきだった。
屏風に時間をとられて、最後に展示されていた「住吉物語絵巻」を十二分に味わえなかった。作品はしっかり見てきたけれど、長い解説が読み切れなかった。
この美術館のキャプションは一点一点が長いのだ。
渡辺崋山の重文「芸妓図」(校書図)も、見ることができたし、大満足。
以前、NHK「日曜美術館」で崋山の特集があり、ゲスト出演されていたドナルド・キーン著「渡辺崋山」を読んでいるところで、当然こちらの「芸妓図」も崋山の肖像画名品として紹介されていた。
ほんのり赤い目元と透けるような団扇をわずかに噛むしぐさがたまらなく、色っぽい。品のあるいろっぽさ。モデルは崋山の愛妾で、作品には崋山自身の言葉が寄せられている。
歌川国芳「雪見舟図」(肉筆画)、鈴木其一「雪月花三美人図」、作者不明の「歌舞伎図屏風」が格別印象の残った。
今日は前回の国宝「耀変天目茶碗」の賑わいが嘘のように静かだった。きっと、こちらが本来の状態なのだろう。
*5月25日(日)まで開催中。
・アーレントオルガン ランチタイムコンサート 日本大学カザルスホール
出演:高橋博子(オルガン) 長尾 譲(テノール)
オルガンコンサートデビュー。
欧米では教会などで、ランチタイムコンサートが開催されているが、日本にもあったとは。
ポスターを見つけた時から行こうと決めていた。カザルスホールは、かのヴォーリズ設計の大正期の建物に、磯崎新が新たにホールを増築。ここお茶の水には、山の上ホテルをはじめ、ヴォーリズの建築が今も息づいている。
コンサート入場料は500円で、予約も前売りもなしの全席自由。
ふらっと入って、ふらっと出ていくことも可能で格式ばらない雰囲気が、初心者には気楽で良い。
パイプオルガンは、こんなにも様々な音色が出せるのか。やはり生演奏とCDの最大の違いはホール内の残響かもしれない。テノールの長尾さんのお声も耳になじむ。
ラストのJ.S.バッハ トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540 は最高だった。
アンコールは「アベマリア」で約1時間半。
2か月に1回定期的に開催されているので、次回(7月19日)が楽しみ。
・上海美術館コレクション 1979−2007 日中友好会館美術館
ポスターに使用されている張暁剛の作品にひかれ、出かけた。今、オークション市場をにぎわしている中国現代アートの展覧会。
張の作品を意識したのは、2年前のNYアジアソサエティーの階段横に展示されているのを見た時。
どうにも忘れられない、描かれている人物のまっすぐな瞳が妙に怖くて、ちょい怖な作品だった。
今回は、油彩・水彩・版画、あわせて67点の展示。
趙憲幸「都市自由人」、蔡国華「ジャズシリーズ」など見どころのある作品がいくつかあった。
特に中国アートの水彩画は、美しい。伝統的な水墨画と西洋画を融合させた「霞む小島」や「海に通じる道」は、水彩画とは思えない出来栄え。
惜しむらくは、展示順が「油彩」、「水彩」+「木版」で制作年代順の作品リストと一致していなかったので、中国現代アートの流れが、よくつかめなかった。
制作年順に展示して欲しかった。入場無料!なので、注文は控えねば。
*6月8日(日)まで開催中。
・「美術のなかの遊びと装い展」 静嘉堂文庫美術館
やはり、ここは良い作品を所蔵している。
今回は重文「四条河原遊楽図屏風」修理完成記念の展覧会であったが、特に絵画部門は名品が目白押し。気づけば閉館のアナウンスが。もっと時間に余裕を持ってくるべきだった。
屏風に時間をとられて、最後に展示されていた「住吉物語絵巻」を十二分に味わえなかった。作品はしっかり見てきたけれど、長い解説が読み切れなかった。
この美術館のキャプションは一点一点が長いのだ。
渡辺崋山の重文「芸妓図」(校書図)も、見ることができたし、大満足。
以前、NHK「日曜美術館」で崋山の特集があり、ゲスト出演されていたドナルド・キーン著「渡辺崋山」を読んでいるところで、当然こちらの「芸妓図」も崋山の肖像画名品として紹介されていた。
ほんのり赤い目元と透けるような団扇をわずかに噛むしぐさがたまらなく、色っぽい。品のあるいろっぽさ。モデルは崋山の愛妾で、作品には崋山自身の言葉が寄せられている。
歌川国芳「雪見舟図」(肉筆画)、鈴木其一「雪月花三美人図」、作者不明の「歌舞伎図屏風」が格別印象の残った。
今日は前回の国宝「耀変天目茶碗」の賑わいが嘘のように静かだった。きっと、こちらが本来の状態なのだろう。
*5月25日(日)まで開催中。
| HOME |
