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あいちアートの森 豊田プロジェクト「知覚の扉Ⅱ」 喜楽亭 

tikaku2

3月14日(日)まで開催中のあいちアートの森 豊田プロジェクト「知覚の扉Ⅱ」に行って来ました。
展覧会詳細 → http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2010/temporary/chikakunotobira2.html
会場は大正時代まで料亭として使用されていた「喜楽亭」(下)、こちらは長く豊田市に在住していましたが存在を全く知らず、初めて訪れました。豊田市美術館から徒歩で15分、車なら5分程度の豊田産業文化センター隣にあります。
kirakutei

こちらで出展している作家は次の12名。
石田尚志、市川平、岩崎貴宏、梅田哲也、大巻伸嗣、荒神明香、小島久弥、銅金裕司、中西信洋、名知聡子、山極満博、和田みつひと。

印象に残った作家を挙げていく。

・石田尚志
ishida

玄関入って奥の最初の和室を使用。壁に3面ある障子をスクリーンに見立て、2部屋を使用して映像作品を公開。障子に映る石田の手描きドローイング映像と低く流れる音楽は和空間とぴたり一致していた。奥の部屋では書道風の「ハネ」のような形を映像化していた。

・梅田哲也
umeda

この作家の空間がもっとも「知覚の扉」というテーマに相応しい展示内容だったように思う。
繊細で、すべての感覚をフルに稼動させて、梅田の作品の意図を知ろうとする。でも、本当は積極的にというのではなく、自然な形で五感を働かせて欲しいというのが作家の狙いなのではないかな。
私が好きなのは、水場にある水槽に湯のみ茶碗を浮かべ、モーターで水流を起こし、この流れで茶碗がぶつかると「チリン」という風鈴のような音が聞こえてくる。最初部屋にいた時は風鈴があるのだと思っていた。
土瓶風の炉では、砂磁石がゆっくりと立ち上がりまた寝ていく、この繰り返しなのだが、よくよく見ないと砂鉄を使用していることに気付かずスルーしてしまいそうになるので注意が必要。

・名知聡子
nachi

小山登美夫ギャラリーで度肝を抜くような超大作を見せてくれた名知の作品を一番楽しみにしていた。お座敷の床の間を使用して、天井からぶら下がる両腕皮膚に赤斑のある女性像。見ていると、かゆいのか痛いのか、想像させられた。

・岩崎貴宏
iwasaki

これも非常に面白い作品だった。最初思わせぶりな寝乱れた寝具が畳に置かれているだけかと思った。しかしよくよく見ると掛け布団のシーツからきのこのように増殖する(生えている)白い小さなタワー(塔)が4つ程くっついていることが判明。このままだとカビのように増殖していきそうな感じがある。

・山極満博
yamagiwa

普段使用されず忘れ去れているような小さなスペースに、小さな作品を置くという密やかな作品展示を行っている作家。今回は喜楽亭の室内と庭に数箇所作品を配置。
感覚を呼び起こすのとはちょっと違う、むしろ存在を消すかのように小さな作品を置くことで、普段見ている風景とはどこか違うスケール変化を起こすような展示。

*喜楽亭の展示は今日、3月14日(日)が最終日です!

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