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松井えり菜 「ワンタッチ・タイムマシ-ーン!」 山本現代

白金アートギャラリーコンプレックスの続き。
erina

山本現代で日本では2年半ぶりとなる松井えり菜さんの個展「ワンタッチ・タイムマシ-ーン!」を見て来ました。
ギャラリーHP http://www.yamamotogendai.org/japanese/exhibition/index.html

オープニングパーティの時間に重なっていたのですが、大変なお客様で、黄色のお姫様楓ワンピを着用した松井えり菜さんは、あちこちから記念撮影のお声がかかって大忙し。

まず、入口すぐにあるのはインスタレーション&立体作品。
キノコ型のオルゴール(最初はオルゴールと気付かなかったが、えり菜さんがキノコの頭をくるりと回したらメロディを奏で始めたのでそれと知った)や大きな立体作品。お花畑というか、キャラ物の集大成というか、会場全体が松井えり菜ワールド全開。一体あの会場には何点の作品があったのだろうか?

絵画も大きな画面のものが3点ほど、更に最奥には今春卒業された東京藝大の修了制作展で発表されていた襖絵「MEKARA UROKO de MEDETAI!」がど~んと中央に。記念撮影スポットと化していました。

この襖絵は修了制作展で拝見していましたが、裏まで拝見せず。今回は後ろに回ってしっかり襖の裏側にある絵も拝見しましたが、表面とはかなり異なる趣き。う~んあれは、松井さんの作品でよく見かけるキャラ。つるつる頭のピンクの生きもの。

そして背面の壁には、羽子板が2枚。この小世界にもえり菜さんの絵が。

この作品の渦の中、私が一番足を止めたのはドローイングでした。3点あって、他の作品のような派手さあくの強さがない分、落ち着いて鑑賞できたのかもしれません。
インスタレーションがある壁の反対側には、えり菜さんがパフォーマンスされている写真も数点展示されています。あれも作品なのでしょう。

松井えり菜さんの作品を初めて見たのは、MOTのカルティエコレクション展。たまたま、私が行った日にえり菜さんも会場にいらっしゃって、ご自身による作品解説を随時行っておられました。
あの親しみやすさも人気の理由なのかと思ってしまった程です。
彼女の絵画はほとんどが自画像で、しかも自虐行為と思えるような自身をパロディ化した姿でとことんまで描ききります。通常絵画鑑賞において感じられる「美しい」とは違う方向性にあります。逆にずっと直視していられないような私にとってはそんな作品でした。

松井は自己と他者、あるいは自己内での対話が生まれ育って行くことに魅力を感じており、作品に“おかしな表情”や“ポピュラーなキャラクター”を多用して鑑賞者を刺激することで、その場にコミュニケーションが生まれることを重要だと考えています。~山本現代HP~

確かに、彼女の絵に美しさを求めるのでなくコミュニケーションツールとしてとらえれば、今回の個展は大成功でしょう。

*5月1日(土)まで開催中です。

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二つの展覧会

 ブログ「ART TOUCH 絵画と映画と小説」の4月22日の記事で『松井えり菜展』が取り上げられていたので、なにはともあれ見に行ってみることにしました。  その会場は、地下鉄南北線・白金高輪駅近くの「山本現代」(山本ゆうこ氏が主宰のギャラリー)というので、探し出

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