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O JUN展 「O JUNの山」 ミヅマアートギャラリー

ミヅマアートギャラリーで4月24日まで開催中のO JUN展「O JUNの山」に行って来ました。
ギャラリーHP ⇒ http://mizuma-art.co.jp/exhibition/1266490806.php

私はO JUNという作家を大きく誤解していたのかもしれない。

ギャラリーに入って正面に見える200号のキャンバスを上下2枚組み合わせた大作≪グロリア≫?(390×250)が素晴らしい。あれれ、私が知っているO JUNさんの作品と違う。こんな油彩って見たことない。

現在国立新美術館で開催中の「アーティストファイル」展にも出展されていますが、そちらは未見。最近では国立国際の「絵画の庭」展での出展作品を拝見しましたが、その時は今回のような意外感はなく、失礼ながら、印象に残らなかった。

プレスリリースによれば「過去には紙にガッシュやパステル等の素材を使った作品を多く制作してきましたが、本展ではこれまでまとめて発表する事のなかった油彩の新作を中心に展示致します。メインとなる 200号のキャンバスを上下2枚組み合わせた大作では平面へのこだわりはそのままに、絵画的手法や画材を変えるなど実験的なアプローチによって現れるモチーフの表情の変化に着目しつつ、その背後に隠された真相を暴き出します。」とある。

背後に隠された真相?とはいかに。そこまで作品を見て考えることはなかったが、大作に近寄って気付いたのは支持体のキャンバス素材。記憶に間違いがなければ通常のキャンバスに使用されているものより目がずっと粗くジュート布のようだった。支持体自体の素材感を活かすため、敢えて全てを塗りつぶすことなく塗り残して素材の色や質感を活かしている。これが、実に効果的だった。

離れてみても良い。
大ざっぱといったら語弊があるが、粗目のタッチはそのままに、でも何かいつもの作品と違う。
2枚のうち上には、海上に浮かぶタンカーの絵を、下部には地面に停まる旅客機の絵との組み合わせ。
これは風景画なんだろうか。タンカーと飛行機。海の下に地面。

何か分からないけど、感動をそのままにミヅマアートギャラリーの奥にある和室へと向かう。
ここには、展覧会タイトルに謳う柳田國男の「山の人生」の世界観が影響しているというドローイングが展示されている。靴を脱がず、座敷を見渡すだけでは後悔する。
帰り際、本展案内状になっているハガキに掲載されている油彩に目が行った。
「あれ?こんな作品あったっけ?」

慌ててギャラリストさんにお伺いすると、和室に上がらないと見えない場所、和室の入口側に展示されているとのこと。再び戻って、しっかりその小さな小さな1枚≪ゴジラ、現る≫2010年を拝見した。

ちょっと欲しくなってしまうような素敵な作品だった。小さい油彩画も良いものだなと、最初に見た大作との比較で考えると面白い展示方法だと思う。両作品の良い所を存分に堪能できた。

国立新美術館の「アーティストファイル」にも早く行かなくては。昨年ミヅマアクションで開催された森淳一(MOTアニュアル2010装飾」の超絶木彫作家)との共催展を見たかった。残念。
今回の新作のような傾向で制作が続くといいな。

*4月24日まで開催中。

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seina様

ミヅマの奥の和室と向かい側の小スペースは
覗く時、ドキドキします。
何が出てくるんだろうって。

次回展も楽しみですよね。

No title

畳の部屋の展示方法はとても斬新でワクワクしました。
息子は畳の肌触りもとても気持ちよかったそうです。
次回の会田誠展も本当に楽しみです。
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