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藤原道長展&平常展 京都国立博物館

若冲展を皮切りに今日のお題「藤原道長展」京都国博 → 「神仏習合展」奈良国博 → 興福寺国宝館 と京都・ならを1日で駆け巡ることに。

焼肉とすき焼きとステーキとしゃぶしゃぶを一度に食べてしまったかのような1日を送りました。


「藤原道長展」は「はろるど・わーどさん」「いづつやさん」のブログを拝見し、前回の京都では時間がなくて諦めたものの、やはり行くべしと今回のリベンジ京都での第二目的でした(第一は若冲展再訪)。

結論から先に申し上げますと、予想外の作品に惹かれた「新たな発見展覧会」となりました。

展覧会の構成、意義等は京都国立博物館HP等をご参照いただくとして、この展覧会で心つかまれたのは以下の2作品。
当初楽しみにしていた仏像(千手観音像 大阪・安岡寺など)はこの展覧会ではあまり記憶が残りませんでした。恐らく、この後見た仏像がとてつもなく凄かったため、頭の中から印象が吹き飛んだと思われます。

1.孔雀明王像(奈良・法隆寺) 鎌倉時代(13世紀) 重文

仏画の中でこれほど色鮮やかで美しい作品は私の記憶にはありません。
特に惹かれた理由は全体に施されたピンク色の色調だと思われます。
見た瞬間、ピンク色の仏画だ~と驚き、退色が進んでおらず当時の美しさが偲ばれ、しばらく見惚れておりました。

帰宅後作品リストをチェックしたら、この展覧会の前期には国宝の仁和寺蔵「孔雀明王像」も出展されていたようです。
仁和寺の孔雀明王もこれ以上に美しいのでしょうか?
気になります。

2.子島曼荼羅 金剛界(奈良・子嶋寺) 平安時代(11世紀) 国宝

もうとてつもなく大きい曼荼羅です。
隣に展示されていた仏像がかすむほどでした。

壁一面に曼荼羅が吊るされていて、幅3m、高さ約3.5mだそうですが、この巨大な画面一面に大小様々な仏様が描かれています。

(興味のある方) 画像は以下HPをご参照下さい。
http://www4.kcn.ne.jp/~yukiharu/kodai4%20kojimadera.htm

私はこの日博物館へ行く際必ず持参するオペラグラスを持っていたので、詳細に画面を確認していきました。
曼荼羅に描かれているのはまさに極楽界、どの仏様もとても楽しそうな様子をしているように見えました。
実際は、金剛界曼荼羅は大日如来の智慧を現しているそうです。

濃紺の画面に金字で仏様が描かれているのですが、この曼荼羅も先の孔雀明王像と同じく退色があまりなく大変美しいです。
濃紺に金字と言えば、経典でも多く使われる色調ですね。


この二つを見ただけで、来た甲斐があったというもの。

過去に見た作品の多くは退色がひどく、博物館のガラス越しだと尚更何が描かれているのか見づらかったので、仏画や曼荼羅は苦手としていましたが、本展で見た上記2作品のおかげで、過去の思い込みを払拭することができたように思います。


仏像部門では、京都・即成院の二十五菩薩像のうち、観音菩薩、獅子吼菩薩像の表情が良かったです。



一気に平常展まで移ります。

特別展の後、平常展へ。
時間がないので、仏像と若冲の「松竹梅群鶴図」に絞って鑑賞です。
若冲の松竹梅群鶴図は水墨画ですが、朝一番に見た襖絵の「竹図」とは全く異なる竹が描かれています。

こちらの竹の方が至極普通。
襖絵の竹は下から上へ跳ね上げるような筆捌きで、竹の節も丸くデフォルメされているので、面白さはあちらの方が上かな。

私はむしろこの作品の左にあった長沢芦雪の「郭公図」が好きでした。
溶けていくような月が印象的な作品です。

仏像については略。
時間がなくてじっくり見られず、それなのに大作ぞろいでまた来ようと思った次第です。


*藤原道長展は本日で終了です。ご注意下さいませ。

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Tak様

TB大歓迎です。

ちょっと今は余裕がないので週末にブログにお邪魔します。

もう寝ないと。朝5時半起きなのです。

今更

こんばんは。
はろるどさんと一緒に観に行ったにもかかわらず
今頃になって記事アップしました。
展覧会も既に終了・・・

TBだけ送らせて下さい。

はろるど様

はろるど様には、ホントに感謝しております。
ブログに掲載されなければ、行かない所でした。

曼荼羅を見た時の驚きはメガトン級!

京都と奈良の国立博物館平常展の仏像充実度は目を見張るものがあります。
知らないということは恐ろしいことですね。


竹図の襖絵は若冲オリジナルデザインだと思っています。
案外たけのこがヒントだったりして。

こんばんは。TBありがとうございます。

曼荼羅は見事でしたね。
これまであまり意識して見て来たことがなかったのですが、
その多様性に驚かされるものがあります。

>こちらの竹の方が至極普通。
襖絵の竹は下から上へ跳ね上げるような筆捌き

襖絵の方は独特ですね。一体何を見てあのように描いたのでしょうか…。不思議です…。
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