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「港千尋展 レヴィ=ストロースの庭」 中京大学 C・スクエア

名古屋・八事の中京大学C・スクエアで6月19日まで開催中の「港千尋展 レヴィ=ストロースの庭」 に行ってきました。
ギャラリーサイト ⇒ http://www.chukyo-u.ac.jp/c-square/2010/96/96top.html

港千尋氏は、1960年生まれ、1984年に早稲田大学を卒業後ガセイ南米研修基金を受け、南米各国に長期滞在。1994年に写真集『波と耳飾り』(新潮社)を出版。1995年多摩美術大学に着任し情報デザイン学科芸術コース教授に。
2007年には第52回ベネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナーを務める。

本展は、1999年に行われた社会人類学者クロード・レヴィ=ストロースへのインタビューを機に始まった「ブルゴーニュの庭から出発して、ブルターニュ、オーストラリア、アマゾンから沖縄へと、神話世界にゆかりの大地をめぐる」旅から生まれたもので、2008年にNTT出版から刊行された写真集『レヴィ=ストロースの庭』掲載の作品が中心になっています。

ここ最近、写真展が気になっている。
本展もホームページの作品画像が気になって、早く行かねばと思っていた。
作品は、全部で30点程だっただろうか。作品リストはないが、リーフレットに5点の作品が掲載されている。全点モノクロ写真で、冒頭には上記の通り庭の作品から始まる。
そこから、私たち鑑賞者は知らないうちに旅に出るのだ。人類学者のストロースの庭は、彼の思索を象徴するかの如き庭で、そこに本人が立っている姿は庭の一部であるかのようだった。
作品を見ていくうちに、この庭の風景をどこかで見たような記憶が蘇る。何だろうと思ったら、クロード=モネの睡蓮の庭だった。レヴィ=ストロースの庭に睡蓮は見当たらなかったが、同じ様に池なのか、いや池ではないかもしれない。なぜなら、そこには水の流れがあった。
深い緑りと水が静かに湛えられた池?湖水?は、見ているだけで濃密で静謐な景色であった。深い緑や水の香り
がこちら側に感じられるような、そんな写真。

私たちは、いつしか庭から旅立ちインドネシアやエクアドルといった国々の人々やその暮らしの一端が写し出された作品に接する。そうすることで、レヴィの思索をたどっているのかもしれない。

再びフランスに戻り、冒頭で見た、いやそれ以上に美しい広々とした大地や空を見る。
先日世田谷美術館で見たフランスの写真家であり考古学者であったフェリックス・ティオリエを思い出した
。彼は自身で写真撮影を行ったが、港氏は、レヴィの目となり足となって世界各地で人類の足跡を撮影したのだろう。

写真作品の他に、港氏がストロースにインタビューした映像(30分)と1点の映像作品(15分)も楽しめる。
残念ながら、会場に件の写真集『レヴィ=ストロースの庭』がなかったようなので、一度写真集を見たいと思う。

*6月19日(土)まで開催中。
午前9時~午後5時 入場無料

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