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小泉悟  "リレーション" Showcase 

koizumi

銀座5丁目Showcase/MEGUMI OGITA GALLERYにて開催中の小泉悟  "リレーション"に行って来ました。

本展が初個展となる小泉悟は、1983年生まれ沖縄県立芸術大学彫刻科を卒業し、現在同大学彫刻科助手として勤務。まだ20代の若き彫刻科である。

何しろ木彫大好きなので、本展のDMの作品画像(上)を見た時から気になっていた。

動物のかぶりものをした人の顔。
何よりまず、その表情に惹かれる。子供なのか、大人になる前の若き人なのか。
ちょっとおどおどしたそのつぶらな瞳が、こちらをじっと見つめている。

やはり実物を見なければ。
作品と対峙した時、最初に視線が向かったのはやはり人物の瞳だった。
技法のことはよく分からないが、アクリル樹脂を使っているという瞳は微かに光沢を放ち、人肌となる木(全て樟)の表面も滑らかで、思わずなでなでしたくなってしまった。

作品は全部で5点。うち3点は既に売約済だった。大きさには若干の違いがあるが、壁にずらりと並んだ展示が面白い。顔の違いがより明らかになる。ちょっと拗ねた顔の子や一重で切れ長の瞳をした子。どの表情も顔も微妙に違う。
羊、狼、北極クマ、ヤギ(最後のひとつがどうしても思い出せない・・・)など、5点とも動物を頭にかぶっている。ギャラリーのプレスリリースからの以下引用させていただく。
「小泉の作品に登場する、荒々しく削られた動物の中に不安そうに潜む現代人の顔からは、自然界から遠く隔たった「人」という動物を認識させられます。様々な文明の高度化により失われていく動物的な身体感覚と、それでも自然の一部として存在しようと願う私達の思いを具現化し、矛盾を孕んだ時代のリレーションの形が小泉によって彫りおこされます。」

私が訪問した時、運良く作家さんご本人がギャラリーにいらっしゃったので少しだけお話を伺うことができた。
動物でなく人間に関心があると仰っていた。
だから、今後も動物でなく「人」を彫っていきたいと。

Showcaseで個展を開催することになったきっかけは、小泉さんが上京しギャラリー巡りをした中で、「この場所で是非作品を展示したい!」と強く希望され、お見合い成立となったそう。「これも縁だね。」とオーナーの荻田氏が笑ってお話して下さった。

過去のアーカイブ、卒業制作の作品写真を拝見したら、今回の作品と瞳の仕上げ方法が全く異なっていて、明らかに技術的に向上していた。ただ、卒業制作作品の中に1点上を向いたとぼけた表情の作品があって、これはこれで面白い。そういえば、卒業制作作品も動物のかぶりものをしていたな。

今回は壁にひっかけ式になっている作品(卒業制作は木の台座に据え付け)だったが、できれば壁掛け式でなく置いて鑑賞できる作品そして動物のかぶりものを取った人物の顔を見てみたい。
スペースの大きいMGEUMI OGITA GALLERYで次回個展の開催も予定されているそう。次回も楽しみです。

*7月17日まで開催中。

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