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TWS-Emerging 140 佐藤翠 「Blissful moments」 TWS本郷

7月25日で終了してしまったけれど、TWS本郷で開催されていたTWS-Emerging 140 佐藤翠 「Blissful moments」を最終日に行って来ました。

今年のART AWARD TOKYO(AAT)で、初めて作品(大学院修了制作作品のペインティング1点・下画像)を拝見し気になっていた作家さん。

satomidori

今回は、最奥の3階展示スペースを上手く使った、絵画やテキスタイル(カーテン)、鏡など小物を使用し、全体でインスタレーション空間として仕上げされていた。

この空間全体が、女の子の部屋になっていて女子ならば、思わず心惹かれてしまうに違いない。たまたま同じ時間に一緒に展示を見ていた女性が、感想ノートに「すごく素敵でした・・・」と書きこむのを見て思わず「良かったですよね~」と見知らぬ人なのに話かけてしまった程。誰かと気持ちを共有したかったのだ。

まず目に入るのは、横長の壁一面を覆う大作。
closet

クローゼットシリーズだが、ここではドローイングがクローゼットのあちこちに飾られ、絵画と現物がミックスされている。ドローイングは、マジックの一種で描かれ、ファッション雑誌から切り抜いたグラビアみたい。実際、ファッション雑誌から想像を膨らませて、作品化されるとのことなのだが、雑誌の写真以上におしゃれなドローイングに仕上がっていた。
sato3

個人的には、クローゼット以外の小品で見せた、水分の多いさっと刷くような筆づかいのペインティングがお気に入り。アクリルがぼかされた状態を見ているとロウケツ染めみたいで、グラデーションが美しい。画面全部を塗りつぶさず、余白があるのも効果的であるように思った。

試験的な試みなのか、薄い白地のカーテンやキャンバスにスパンコールをあしらったり、手芸っぽい技も見せている。
最初のクローゼット作品の向かって右のやや下方に1カ所、絵画でないものが飾られている、実は写真立ての台紙をひっくり返したもの。台紙の黒が使いたかったとのこと。
こんな小技にも彼女のセンスを感じる。

ごちゃごちゃしているようで、実は色遣いも全体のバランスもよく計算されている。過剰の一歩手前で、作品に手を加えないことに成功していた。

鏡やトランク、立体も効果的に配置され空間を彩る。
satou2

元々名古屋のご出身で、名古屋芸術大学卒業後東京造形大学大学院に入学し今春卒業された若手作家さん。
これからの活動も目が離せません。

他の2人、138大小島真木「オレンジ色の月とみずいろの太陽」 / 139中田有美「おばけもの」も、それぞれ個性的で楽しめた。特に大小島さんの一連の物語は緻密な描きこみによって空想世界が広がる。絵本を空間で観ているようん印象を受けた。映像の方は、美しいのだけれど、もうひとひねり欲しかったかな。

*7月25日で終了していますので、ご注意ください。
展示風景は、作家さんの許可を得て撮影しています。

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