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小林史子個展 「ANONYMOUS BEHAVIOR」  eN arts

enarts

京都のeN artsで開催中の小林史子個展 ANONYMOUS BEHAVIOR を観て来ました。
展示作品は以下ギャラリーのサイトでご覧いただけます。
*音が出るのでご注意ください。
こちら

<作家プロフィール>
2003 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2004-05 バウハウス大学造形学部 交換留学生として在籍
2006 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程壁画専攻修了

小林さんは、アーティストレジデンスで世界各地を渡り歩き、その場所にあるもので、新しい何かを創り出している作家さんと言って良いのでしょうか。

本展で初めて彼女の作品を拝見し、最初にそんな印象を受けました。
一番最初に目についたのは、床に散乱した本や、ひっくり返った小型トラクター、そしてその上に工事現場で見かける一輪車付きの荷台のオブジェでした。
いかにも、最初からそこにあったかのような自然さとやはりここは室内空間なのだという違和感。相反する感情が自分に湧きおこります。あって良い物なのか、あっても当然なのか。
奥の壁には2台の自転車が絡み合って縦方向につながっていて、その隙間がボロ布で覆われています。
一体これは何?

続いて、このギャラリーのお楽しみ空間の地下階に下りて行くと、そこにはフォークやナイフを中心とした日曜雑貨で作られたシャンデリアもどきが暗い空間にぶら下がっていて、銀色に光るシャンデリアもそれ自体が照明器具のようなのに、スポットを浴びてキラキラしています。

再び上階に戻り、和室に向かうと、床の間には本が畳敷きに生えているかのように置かれている。2冊でひと組になったそれらは例えば川端康成の小説だったりするが、日本語版と海外の言語での翻訳本との組み合わせ。

使用している作品の材料は、京都市内の近隣区域から集めたもの。
不要品を全く別の新しい存在に生み出す作業を行っている。変換作業が上手くいけば、作品のインパクトも増える。
作品を構成する展示場所で集めた様々なモノ達によって、時間や場所の痕跡を生み出しているように感じた。

展示作品を写真に撮影することで、販売可能な作品に再転換される。
何ものでもない新しい造形が、心に響くことがあればそれこそが作家の追い求めるものなのではないか。

奥の和室に過去の作品ポートフォリオがあるので、関心おありの方はポートフォリオもチェックしてみて下さい。どんな作家さんなのかが掴めます。
それを知るには本展だけでは難しいように思いました。

*8月29日まで開催中。金・土・日の営業ですのでご注意ください。

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