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「via art 2009 prize exhibition」 シンワアートミュージアム

携帯電話を紛失して、代替機を泣く泣く購入し、やっと携帯でのメール受信が復活し、すぐに見知らぬアドレスのメールが届いた。

もしや、ヤフオクで購入した白ロム携帯だったのが、まずかった?と恐る恐るメールを確認してみた。
「お久しぶりです、引き籠りアーティストの蔭山忠臣です。
お盆に行う展示のお知らせです。
皆さんお忙しい時期かと思いますが、お時間がございましたらお越しいただけると幸いです。」

引き籠りアーティストと言えば、頭に浮かぶのはただ一人。
今年見た川崎の岡本太郎美術館の「TARO賞」の入選作家さんである。あの時、彼は箱に籠り外部と携帯メールを通してだけつながっていた。
う~ん、引き籠りアーティストの新作は気になる。

閉場ギリギリに駆け込んだ。

まずは、観賞順に参加作家さんを紹介しよう。

・吉野もも
彼女の作品は、立体を平面に、平面を立体に見せる作品。今回は、後者の作品の方が私の好み。ちょっと3D感覚で楽しめる。ポートフォリオを拝見していると、果物の皮を作品にしたものなどがあった。ご本人曰く、だまし絵風の作品を目指しているとのこと。素直に面白いと思った。
多摩美の油画専攻3年生。まだまだこれからが楽しみ。

・奥天昌樹
確か4点大きめの作品を出展されていた。4点のうち3点は子供がモチーフに登場しているが、その数はたった独り。複数名でなく単独な子供に焦点を当てていることに注目した。技法的にはそうとう凝っていて、フォトコラージュ風な作品と最新作の油彩1点。この最新作には子供は出てこない。顔と腕が描かれていない女性がテーブルに座っている。背景は森なのか、しかし、右上に木蓮が配され、私は木蓮が好きなので、とても気になったのだ。
ずっとその1枚を見ていると、先日感想を書いた鴨居玲の初期作品を思い出した。他の安井賞受賞作家の作品も浮かんだ。
最初に目に留まったのは、ベトコンを象徴するような1点で、これは色鉛筆で色を重ねていたり、複数の画法、技法を使用していても、ミクストメディアとしなかったのも作家のこだわり。少しだけご本人とお話した。子供をモチーフにしたことには彼なりの理論や思いがあるようだ。でも、私はそんな彼の思いを他所に、実は幼少時代の作家ご本人だったりしないのかななどと考えていた。

現在、武蔵野美術大学3年生。新たな試みと可能性に期待。
なお、作家さんご本人のWebサイトを発見するも最新作はアップされていない。
⇒ http://okutenmasaki.6.ql.bz/set.html

・菅 亮平(かん・りょうへい)
1983 愛媛県生まれ 現在、東京藝術大学大学院 美術研究科 絵画専攻前期課程在籍中。

彼は既にYokoi Fine Art で個展開催が決定しており、同ギャラリーHPにて取扱アーティストとして紹介されている。
本展出展作品のうち何点かは同ギャラリーのサイトで確認できる。
驚くべき写実絵画。写真を絵画にしたような。画材は油彩で良いのか。確認するのを失念してしまった。エアブラシを使用しているとか。
山梨県立美術館所蔵のミレーの名品《ポーリーヌ・V・オノの肖像》をモチーフにした作品。これは模写?
とにかく陰影表現が素晴らしい。
ひたすら黒の背景に対象物がぼーっと浮かび上がる。
作品サイズは奥出昌樹同様、大きめのものばかり、5点あったかな。
近々、開催される個展ではまた趣向の違った作品も出るとか。これは行かなければ。

・樽井英樹
彼もペインティング。細かいのだけれど荒々しいタッチ、カオスぶり。ひたすらに色を重ねるその作風はとても新鮮だったし力を感じた。小品ではその筆さばきがやや落ち着きを見せ、抽象でなく具象の形が顔を見せてなぜかほっとした。
未完成の中にこそ、魅力がある。
彼も多摩美術大学3年生。

・蔭山忠臣
今回は箱に入るのでなく、頭に箱をかぶっていた。本日は出展作家によるアーティスト・トークがあったため、出展作家の知人・友人など学生さんがわんさか。
本来のコンセプトによれば、中に入った蔭山さんは耳栓をして外部と言葉も交わさない設定であったが、その試みはもろくも破壊されていた。私が行った時は、女子3名に囲まれ手をいじられていたのだが、ついに、箱をはずしてご対面。

壁には今回のアイディアデッサンが何枚も並んでいたが、これが面白い。言葉にするより描いた方が具現化するのだとか。言わんとすることは分かる。
彼は今後パフォーマンス・アーティストとして活躍するのだろうか?テーマはコミュニケーションだけじゃない!と敢然と主張するその姿に今後を期待。また、メールくださいね。

*明日8月15日は午後3時で閉場です。お早めに。

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via art 2010ご案内

お世話になっております。
via art 2010運営局です。

via art 2010のご案内をさせていただきます。

■会期
2010年12月21日(火) ~ 2010年12月25日(土)
10時00分 ~ 17時45分
■会場
シンワアートミュージアム
(〒104-0061 東京都中央区銀座7-4-12)

新たに、学生作家37名の選抜展を開催します。
今年で4年目を迎えるvia artでは、展示作品はもちろん、5000円以下の小作品を販売します。さらに、12月21日には、出展作家と直接お話しができるイベントも行います。
どうぞ、お越しください!

武田様

拙い感想で恐縮です。
12月21日~25日、先のこと過ぎて忘れてしまいそうですが、
できれば拝見させていただきます。

ご来場いただきありがとうございました

はじめまして。via art 2010運営局の武田と申します。
先日はvia art 2009 prize exhibitionにご来場いただき誠にありがとうございました。アーティスト一人一人の紹介、楽しく読ませていただきました。

12月21日~25日にかけて同会場でvia art 2010が開催されますので、ぜひご都合よければいらっしゃってください。
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