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京都藝術2010 わくわくKYOTO プロジェクト 旧立誠小学校

この夏、京都で「京都藝術宣言」が発せられた。
「私たちは、一生懸命、京都の藝術を発信することを誓います。」平成22年8月1日 京都藝術実行委員会一同

2010年8月の1ヶ月間、京都市内の様々な会場にて行われる展覧会やイベントに対して全体の連携をはかり、ジャンルや世代をまたいで豊かにひろがる「京都藝術」を一覧できる機会をつくるのが、具体的な概要。

これに伴い、様々なイベントが用意されているが、8月29日(日)まで開催中の「わくわくKYOTO プロジェクト」の一つ「わくわく立誠小学校」の展示を観て来ました。

旧立誠小学校は、阪急河原町駅から程近い、高瀬川のすぐ脇・木屋町にあります。
京都には何度も行っているのに、ちょうど私がよく行く場所の中間点で死角とでもいうのでしょうか。あれだけ大きい小学校なのに、これまでその存在にまったく気付きませんでした。
1928(昭和3)年に建築されたという昭和初期の建築様式をそのまま残した、何とも味のある建物。京都には他にもこうした昭和初期の建築がありますが、これもそのひとつ。平成5年に廃校になったそうです。

会場は1階~3階の建物と1階の中庭を使用し、例えて言えば、藝大の卒展をお祭り風にした展示風景とでもいいましょうか。
卒展と異なるのは、参加作家各人が自身で選択したのか、自分のスペースで思う存分好きなことをやっているなという所。
前口上はこのくらいにして、気になった作家さんの作品などをあげていきます。

1階の中庭。
・奥中章人
針金でできた大きな球体。「押してみて下さい~。」と作家さんが仰るので、触ってみたら、針金なのに押したら、妙に柔らかな動きをして、そうまるで「プニュン」とした感触。
何だろうこれ???面白い。思わず、身体を預けた瞬間に「危ないので倒れ込まないでくださいね~」。
既に手遅れでした・・・。
でも、しっかり起き上がって、ぷるぷる球体も無事に元通り。
しかし、針金なのに何であんな動きをするのか?このありそうで、かつて観たことのない立体彫刻(と言ってよいでしょう)に感心しました。とにかく楽しい。

この作家さんはもう1点作品があって、そちらも好み。実にいい形をした土人形に、BBガンで植物の種子を入れて打ち込む。どんどん緑化していく活動。銃と言えば、思い浮かべるのは殺戮、死。しかし、弾でなく種子を入れれば武器は武器でなくなるのです。

・林勇気
映像作品。立体が幾つも画面に出て展開。もう少し涼しくて椅子があったら、もっと長く観ていたと思う。

・Hyon Gyon
この方の作品は、どこかで観たことがあるかもしれない。髑髏をモチーフにした巨大ミクストメディア。カラフルで画面に迫力があり。壁画ですが、立体に近いのでミクストメディアとしました。

講堂では、先日埼玉で個展があったAntennaの作品が。ジャッピーも3体揃ってお出迎え。若木くるみさんの「自殺を止めるための空気椅子」という発想力勝負の版画あり。

2階へ。
・糸川知佐
階段を上がりきった所に、素敵な暖簾が。誰の作品と思ったら、糸川知佐さんの刺繍もの。ステッチでドローイングという手法ですが、とにかく絵が上手い。ぱっと見ステッチで描いているとは思えない。

・村上滋郎
TWS本郷で拝見した「おこたでタワーでキャンピング」と桂のオープンスタジオ以来の作品。今回のは、とても良かった。2階で観た中では一番のヒット。彼の作品を言葉にするのは非常に難しい。立体と言えば立体で、カラー電球が点いたり消えたりって・・・全然説明になってない。あの作品、夜見たらきっと、もっと素敵だったと思う。

・賀門利誓、松原成孝
二人で作りあげた空間。教室1つまるごとを使用しての空間インスタレーションは見ごたえあり。
暗闇で白く光る塗料を使用する手法はあいちトリエンナーレ2010のコンペ入選作でもあったけれど、こちらはかなり手が込んでいた。ただ、手が込み過ぎていたようにも思う。どうして床にある本と壁のペインティングがつながっているのか。描かれた人物の頭の中ってことなのか?

・森絵実子
ペインティングあり、ろう染めの作品もあり。彼女の平面はもう1度じっくり観たい。ファンタジックな作風。

同じく平面では、幸田千依、厚地朋子さんが気になった。厚地さんは、今回小品だったけれど、キャンバスの使い方に工夫あり。いずれ大作で使うための試験作品だったのか。

3階
・ヤノベケンジ
最奥に突如、怪しげな部屋が出現。こんな所が、文化祭、学園祭のノリなのだ。ミラーボウル輝くその部屋には壁の上からヤノベケンジさんのトらやんが。先日、大洪水観たばかりですが、こんな所でも仕事されてました。お部屋はキャバクラで、発案はヤノベさん。壁にはトらやんだけでなく、ジャッピーのお面も並んでいて、かわいいキャバ嬢もいらっしゃった。なぜか、妙に落ち着く空間。

・福森創
この方の作品も、どこかで観たことがある。ステンレス?に穴をあけたオブジェ。単純なんだけれど、過剰を廃した美しさがある。

入場無料。小学校の雰囲気に展示がマッチしてました。
29日(日)には豪華ゲスト陣を迎えてトークが開催されます。
詳細↓
http://www.kyotoarts.com/event.html

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