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あいちトリエンナーレ 七ツ寺共同スタジオ 高嶺格「いかに考えないか?」

あいちトリエンナーレの七ツ寺会場に行ってきました。
10月10日~10月17日の14時~20時までの期間限定で高嶺格「いかに考えないか?」を開催中です。

高嶺格と言えば、来年早々に横浜美術館での個展開催が予定されている人気アーティストの1人です。
現在、金沢21世紀美術館においても長期インスタレーション「Good House, Nice Body~いい家・よい体~」を展開中で8月に短時間ですが拝見した所、2005年の「鹿児島エスペランサ」をわずかに感じさせる「家」がテーマの映像インスタレーションでしたが、会期は来年3月21までと長期間なので現在進行形です。
私はこの1~2年の間にARATANIURANOでの個展「スーパーキャパシタ」や丹波マンガン記念館で制作された作品の一部を東京藝術大学美術館で観た程度。
今回、七ツ寺会場で手渡されたA4四つ折りのパンフレットに「高嶺格自筆年譜」を読み中部地区に縁がある作家なのだと初めて知りました。

会場の七ツ寺共同スタジオで、2000年に「二パフ・日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル・名古屋公演」を客として訪れている。更に遡れば、1997NENに岐阜県立国際情報芸術アカデミーに入学し卒業、その後も5年間大垣で暮らしていた。

「いかに考えないか?」は七ツ寺共同スタジオの特性や高嶺に出品オファーした小屋主のニ村利之氏をテーマとした影を利用した映像+パフォーマンスが組み合わさった観客参加型作品となっていた。

舞台は液晶?スクリーンとなっていて、向こう側に2人のパフォーマーがいる。
観客席は階段式で座って鑑賞する。観客席とスクリーンの間に端末が設置されていて、ここで観客の1人がパフォーマーにやって欲しいことを入力し、入力が終わると、機械音声が入力内容を読み上げる。BGMとして舞台袖にキーボード奏者が控え常に演奏する。

例えば、「すもう」と入力すると、音声読み上げと同時にスクリーン上にも「すもう」の文字が踊る。パフォーマーの2人がいきなり指相撲を始めたのは可笑しかった。
スクリーンに映る影は鮮明な黒であったり、明るい色彩に変化したり画面を観ているだけでも楽しめる。色彩の影は、オラファー・エリアソンの金沢での個展デ観た影が増殖する作品を思い出した。

恐らく観客はパフォーマーの動きを観つつ、今度何をやってもらうかを考えてしまうのではないか。タイトルとは裏腹にふと気付くと常に考えてしまう自分を認識する。
そして、パフォーマーが観客の指示にどういった反応、動きをするのか、についても自然と考えてしまうのだ。更に更に、自分以外の観客が入力装置の前に立った時、この人はどんな指示を出すのだろう?と推測する。となると三重の思考の罠が仕掛けられていることになる。
敢えて考えないか?と提示しておきながら、これがトリッキーな仕掛けであるように思えてならなかった。

パフォーマーは顔写真付でパンフレットに掲載いされているのが、高嶺、二村氏含め7名。名前だけ掲載されている方が約5名。

あいちトリエンナーレはパフォーマンスアーツやビジュアルアーツにも焦点を当てているのが特色だが、あいちトリエンナーレらしい作品になっていることは間違いない。

お近くの方は夜にふらっと行くのが良さそうです。ライブ感覚でパフォーマンスと映像を同時に楽しめる異色作です。

10月15日(金)20:30~ 作家を囲んでのトーク「考えるということ」が開催されます。
出演:高嶺格、建畠晢、ニ村利之

*期間限定ですのでお見逃しなく。

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