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2010年10月23日 東京都内ギャラリー巡り

久しぶりに都内で土曜日を過ごすので、今日はギャラリー中心にまわってみた。
以下、ざっくりとした鑑賞記録です。

・松山賢個展 「からっぽの偽物」ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アート 11月27日(土)までhttp://www.g-sho.com/current/松山さんの個展を拝見するのは2度目。 
モチーフは今回もいわゆる「ギャル」と言われるような今時の若い女の子。精緻に写実的に描かれた女性はグラビア写真のようだが、それだけではない面白みがある。特に今回注目すべきは背景。
≪抽象ガール≫の背景はグラジオラスの花を思わせるような抽象画風だったり、≪彫りガール≫では、女の子の黒の網タイツが刺青に見えて来た。刺青って彫り物そのもの。彫りガールでは背景も一端塗り重ねた絵具層を丁寧に彫りあげて模様を生み出していた。
平面作品なのだが、立体的でもある。≪彫りガール≫のマチエールはとても興味深かった。
11月6日17時~19時にアーティスト・トークを開催。ゲスト:内海聖史、中村ケンゴ

・流 麻二果 『浮々(うきうき)』 ギャルリー東京ユマニテ 10月23日終了http://g-tokyohumanite.jp/human/2010/1004/1004.htm

流麻二果(ながれまにか)さんは、12月に国立新美術館で開催される「DOMANI・明日2010」展の出展作家。個展を拝見するのは今回初めて。大小様々な大きさと形キャンバスに描かれた油彩が中心。様々な色を掛け合わせた抽象画風の作品。印象としては水の入ったコップにスポイトでカラーインクを落として行った様子をキャンバスに落とし込んだように見えた。
個人的には油彩より、2点あったドローイングと糸を使用したミクストメディアが好み。額装されていたのは2点のみだったが、奥に置かれていたファイルに複数作品が入っていた。
細い黒い線と糸のつながり様々に絡み合って、絵と絵がどんどん拡張していく。
同タイミングで10月30日までユカコンテンポラリーアートでも個展開催中。早く退社できれば、行ってみようと思っている。

・向山 裕展「石室・現像」 ギャルリー東京ユマニテ 10月23日終了http://g-tokyohumanite.jp/human/2010/1012/1012.htm
いきなりツボだった。まっ正面に巨大な蟹のペインティング。しかも描かれている蟹は私が見たことのない模様と形をしていた。超リアル。しかし、どこか丸い蟹は、抱きかかえたくなるような愛らしさがあった。
その手前にあった樹脂製の≪のれそれ≫も存在感あり。透明で畳に置かれた魚だが、ウナギの稚魚だという。作家さんが最終日のため在廊されていて、お話を伺った。魚の眼がリアルで怖い。

もうひとつ気になったのが≪いかめし≫。高橋由一の無骨で精緻な油彩画をなぜか思い出した。2つ横に並んだ「いかめし」。昼食が少なかったせいか、余計空腹感を助長する作品。畳の目までリアルに表現しつつ陰影表現もしっかりと描き込まれる写実絵画。

海の生き物に囲まれた今回の展覧会。気になる生物と作家は、共生しとことん観察するらしい。
やっぱり、海系作品に弱い。

・オラファー・エリアソン Olafur Eliasson Feeling things ギャラリー小柳 10月28日(木)まで
オラファーの個展、今月28日までだったとは、危うく見逃す所だった。
金沢21世紀美術館で展示していた影が増幅する作品と映像、写真、オブジェから構成されている。
映像はピンと来なかったが、写真の方は興味深く拝見した。

・石塚紗矢香 「-かけらはただよひ-」展 INAXギャラリー2http://www.inax.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_001689.html

石塚さんは、昨年の越後妻有のお米を使用したインスタレーションでとても印象深い作家さん。
今回はお茶碗やお皿などの陶器の破片を展示空間にぶら下げている。破片のぶらさがっている高さ(位置)が、ちょうど私の腰あたり。高過ぎもせず低過ぎもせず。

かけらは別の命を吹き込まれた生きもののように見えて、わさわさと会話しているように感じた。
その中に、鑑賞者が「ごめんください」と尋ねて行くような感覚だった。
展示室外にあった小さなオブジェが可愛らしかったので、お世話になった先輩のお誕生日プレゼントにしようと思い購入。

・HUA QING 「Thinking」 MEGUMI OGITA GALLERY 11月13日まで
ホア・キンは1962年中国生まれのアーティスト。進化とは何かを命題にし、類人猿やダチョウをモチーフにした油彩画の大作。
類人猿はちょっと怖い。ダチョウの寂しそうな瞳が何ともせつなくなってくる。人間になりたいのになれない?
真っ黒の背景に描かれた数式は相対性理論の公式らしい。
厚塗りで色を紗兼ねてできたダチョウの体毛もなぜか痛々しく感じた。

・岩崎貴宏 個展 アラタニウラノ 12月4日まで喜楽亭で気になっていた作家さんだとギャラリーに行って初めて気付いた。これは別記事にします。作品の大半が既にキープされていた。

・風間サチコ展 「平成博2010」 無人島プロダクション 11月27日までhttp://www.mujin-to.com/index_j.htm

平成の博覧会シリーズ第一弾ということで良いのでしょうか。風間さんご自身の貴重な古いポストカードコレクションも一緒に展示されている。版画作品は9点程(8点?)。
ブラックユーモア混じりで面白い。歴代総理大臣の顔が観覧者の籠になっているのが最高。風間さんの手にかかると歴代総理もみなどこか愛嬌が出てくる。
細川さんと鳩山さんの顔に共通項があったとは。墨を使用しているため、黒の諧調に独特の味がある。そして、その墨色を活かす和紙がマッチしている。

ばれんに木版という基本中の基本での版画作品だが、主題の内容と古典的技法が噛み合っていた。

ラムフロム・ザ・コンセプト・ストアの個展(11月23日まで)にも行かねば。

・石井琢郎 「Viewpoints into the substance」 10月30日(土)まで
これも別記事にする。しかし、来週で終了ではないか。石彫の若きアーティストの作品に感銘を受ける。作品を欲しいと思った。

最後に表参道のGYREに行ったが、泉太郎さんの謎の立体と映像が分からないだけに記憶に残った。

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