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「BIWAKO BIENNALE 2010 玉手箱」 近江八幡市旧市街

bb10

滋賀県近江八幡市旧市街で11月7日(日)まで開催中の「BIWAKO BIENNALE 2010 玉手箱」に行って来ました。

ビエンナーレは本来2年に1度開かれる美術展覧会のことなのだが、このBIWAKO BIENNALEは、2001年、2004年、2007年と今年2010年で4回目の開催となる。とすれば、3年に1度の開催になりトリエンナーレではないのか?という疑問はさておき、今回初めて行ってみた。

私は大きな勘違いをしていて、会場となる近江八幡と長浜が一緒くたになってしまっていたが、近江八幡駅および旧市街には今回初めて赴いた。
そして、作品云々より何より驚いたのが近江八幡旧市街の街の佇まいである。水郷と言って良いのか、水路を舟で移動できる情緒あふれる静かな城下町だった。ここには、かの有名な建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリーズ設計の建築が数多く残されている街としても有名である。
建築探訪と合わせて、ゆっくり街を巡るのが本来の楽しみ方、歩き方であるとは承知していながら、今回はどうしても時間が足りずわずか1時間半の駆け足で会場を歩いて回った。しかも、歩いているとあちこちに美味しそうな近江牛のお店やら素敵なカフェが点在し、食欲も刺激される。

以下印象に残った作家さんを挙げて行く。
時間が足りず、すべての会場を回ることができなかった。

8.幸村邸 青木美歌
ガラス作家の青木美歌は廃屋を深海に見立てた家屋全体をフルに利用したガラス作品のインスタレーションを見せてくれた。照明を上手く利用し、ガラス製品が妖しげな輝きを放つ。ヘビやクラゲ?のような繊細なガラスのオブジェがあちこちにある。床置きもあれば、天井からぶら下がっているのもあり、空間全体を楽しむことができた。

5.カネ吉別邸
・ヴェラ・ローム
1943年ドイツ生まれ。今回は造形を蔵の中で展示。アーティスト本人のサイトで展示作品の画像があるので、ぜひご参照いただきたい。とても美しかった。樹脂?の中にあったものが海底に見えた。
http://www.veraroehm.com/

・田中真吾
彼の作品は京都のstudio90で拝見したことがあるし、その時ご本人から作品の説明も伺っている。
それから1年以上経過したと思うが、今回の展示は更にグレードアップした感じを持った。平面と立体の境界のない作品。やはり炎の存在を潜在的に意識せざるを得ない。
彼は現在INAXギャラリー2で個展「田中真吾 -踪跡-展」を11月24日まで開催中(↓)。
http://www.inax.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_001714.htmlBIWAKOで見せてくれたものと同じ作品なのかどうかは、分からないがこれは期待したい。
紙が焦げてめくれた部分の質感が気になる。

・寺田 忍 + 真木 三起
包帯を使用したウェディングドレスと紙?製の花を使用したウェディングロードを土間で展開。

この他、つい先日終了したウルトラ003のOctober Sideに出展されていた林原彰矩のペインティングなどをじっくり眺めた。

6.藤田邸
・藤居典子
鉛筆画というのは古民家にとてもマッチする。先日瀬戸内芸術祭の豊島で木下晋の鉛筆絵画を拝見したが、その時に感じたのと同様に違和感のなさ、部屋に平面絵画が浮いておらずしっくりしていた。

・森川穣
二階の天井裏にある「ことのは」は展示方法は良かったが、作品としてのインパクトには欠けていたように思う。

11.小田邸
・藤井秀全
彼の作品は非常に楽しみにしていたが、期待通りの作品を3種類それぞれ形式を変えて見せてくれた。
お馴染のセロハンテープと偏光をかけて見せるオブジェは相変わらず美しい。とてもセロハンテープが材料には見えない。
スリガラスらしきガラス部分を利用して虹色の光の演出。次回も楽しみにしたい。

10.澤田倉庫 アンテナ
アンテナはメンバー単独で作品を出していたけれど、ユニットとしても2ヶ所で作品展示を行っていた。
私は、この澤田倉庫での映像を利用したインスタレーションがとても良かったと思う。
近江八幡の映像をループで流し、束の間街の雰囲気に浸れた。また天井はクラブのように、虹色の点滅があちこちに華を添える。
展覧会公式サイトは⇒

13.瓦常工場
今回もっとも大きな会場のひとつ。19名のアーティストやユニットが作品の展示をしている。
・福森創
彼のことは、京都わくわくプロジェクトで作品を観たばかり。今回はいつものステンレス彫刻作品だけでなく。全く別の体操ポールのような立体が登場していた。もっともっとステンレスの美しさを引き出した作品を観てみたい。

アンテナといい、そのメンバーの田中英行といい、矢津吉隆といい、毎回同じような作品ばかりが並んでいる。
観る側からして見ると、作品が露出し過ぎているようにも思え、もう少し作品発表するだけでなく、気力体力充実させることも大切ではないかと素人ながら心配になってしまった。

大舩真言さんの作品も近江八幡のイメージを表現した作品のように思えたが、どこか迫力不足で迫って来るものがなかった。

残り期間は僅かですが、まだ参加できそうなイベントが揃っていますので関心ある方はぜひ。詳細は以下。
http://www.energyfield.org/project/bb10_event.php

*11月7日まで開催中。

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