スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

美術の遊びとこころ『旅』展  三井記念美術館

三井



日本橋の「三井記念美術館」は初めて訪れました。
噂の名ホテル「マンダリンオリエンタル東京ホテル」のある日本橋三井タワーに隣接した三井本館7階にありますが、アプローチからして高級感、重厚感が溢れていました。

中に入ってもその感覚は変わらず。
天井はむしろ低く抑えられているのですが、照明もぐっと落とされ重々しい雰囲気が漂っています。

でも、こんな雰囲気嫌いじゃありません。
京都の国博をもっと高級に現代的に作り直した感じとでも申しましょうか。

肝心の展示ですが、冒頭は代々の三井当主が使用していた印籠や茶道具のオンパレード。
印籠と言えば、先日徳川美術館で尾張徳川家の大名が使っていたものを見たのですが、それよりもゴージャスだったと思います。

尾張徳川と言えども、豪商には勝てず?でしょうか。

印籠は薬入れとして旅先でも持ち歩いたとか。
水戸黄門でもお馴染みですよね。

私が欲しいと思ったのは茶道具です。

旅先にも持って行けるようにコンパクトなお弁当箱のような茶道具一式。
籠もため息が出るほど可愛くて。
茶杓も小さいのに味がある。
棗、茶碗も然り。

三井当主は海外視察にもこの茶道具を持参したそうです。
海外の旅先で味わうお抹茶美味しかっただろうな~。


今回の展覧会のサブタイトルは 「一遍聖絵」から参詣図・名所絵、西行・芭蕉の旅まで です。
一番の目玉「一遍聖絵」はさすが国宝。
発色、精緻な描写で美品でした。
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition_01.html


そして、本展では意外にも若冲作品と出会うことができました。
「乗興舟」です。
伊藤若冲が絵を、相国寺の大典和尚がそこに文章を綴るコラボ作品。
白黒版画のような作品で、絵に若冲らしさは特に見受けられませんでしたが、見たことのないタイプの作品(拓本?)で珍しかったです。


展示は「霊場と名所への旅」「イメージへの旅」と続くのですが、歌川広重の「東海道五十三次細見図会」品川と日本橋が印象に残っています。

日本橋の方には田舎から旅してきたおのぼりさんが4人ほど、日本橋の喧騒にぼ~っとした様子が描かれていて、対する品川では旅のプロとも言える駕籠かきがすっきりと描かれてました。

日本橋でぼ~っとする4人の様子がコミカルで私自身(おのぼりさん)を彷彿とさせます。


展覧会を終えた時、江戸時代に旅したような感覚に囚われました。


次回はこちらの美術館のミュージアムカフェでのんびりお抹茶でも味わおうと思います。

開催期間
前期 2007年7月14日(土)~8月19日(日)
後期 2007年8月23日(木)~9月30日(日)
*前期後期で作品の展示替えがあります。

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

「美術の遊びとこころ「旅」」をみて

三井記念美術館で「美術の遊びとこころ「旅」―国宝「一遍聖絵」から参詣図・名所絵、西行・芭蕉の旅まで―」をみた。この美術館には正月に出かけるつもりだったけど行きそびれていたので、ようやく訪ねることができた。外観も内装も重みがあっていい雰囲気なので、展示品が

三井記念美術館の旅展

三井記念美術館で開催されている“美術の遊びとこころ 旅展”(7/14~9/30

コメントの投稿

非公開コメント

キリル様

フットワークも軽いのですが、それに伴い財布の
中身も軽いのが目下最大の悩みです(涙)。

すっからかんになっても、美術館巡りはやめられません。

アートが私に与えてくれるもの・・・何だろう。

早とちり

またまた失礼します。

完全な早とちりで失礼しました。東京、京都、大阪と動き易いところにお住まいというわけですか。
本当に驚くほどフットワークが軽いですね!

キリル様

こんにちは。

残念ながら私は京都でなく、味噌煮込みや手羽先、
ひつまぶしで巷に著名な名古屋に住んでます。

仰せの通り、美術館へ行くたび各地に出没。
特に東京へは割と頻繁に出かけます。

三井本館はあの重厚感がたまりませんね。

東下り

こんにちは。
memeさんは京都にお住まいのようですが、東京その他いろいろなところに出没されているようですね。私は都内からもなかなか出ませんから(根は出不精です)。
本当に美術好きのみなさんは精力的で頭が下がります。
三井記念美術館、さすが重文建築のなかにあるだけのことはありますね。建物に入れただけでうれしい気分でした。

アイレ様

コメントありがとうございます☆
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。

なるほど「あくせくするな」というメッセージですか。
そうかもしれませんね。
海外で茶の湯を楽しむなんて、確かに余裕がないとできないと思います。

私も1日1回、お抹茶をいただき心を落ち着けようかなどと思いました。

はじめまして

Takさんのところから来ました、アイレと申します。
どうぞ、よろしくお願いします。
最初の「小さな旅」の携帯型のお茶道具は良かったですね。(心のゆとりがないと楽しめないものかもしれませんが。)
あくせくするなという先人のメッセージのように感じました。

Tak様

こんばんは。
お忙しい中、こちらこそコメント有難うございます。

Takさんの仰るとおり、重厚な造りと喧騒から逃れることができるある種「おとなの美術館」ですよね。

次回展覧会の安宅コレクションも三井記念美術館なら殊更作品も際立つことと思います。

TBこれに懲りず、機会があればお願いしますね。

こんばんは。
TB&コメントありがとうございました。

ここの美術館好きです。
喧騒から一気に逃れること出来ますよね。
基本的にだいたい空いているのも良いところ。
重厚な造りそのままで居心地最高です。

そして今回の展覧会もタイトルが地味ですが
中身は見せてくれましたね~

TBが送れないようです。
申し訳ないです。

あべまつ様

私の拙い記事より、Takさんやいづつやさんのブログ
ではもっとこの展覧会の魅力が満載されていますよ。

きっとご覧になってますよね。

お子様連れで美術鑑賞は、やっぱり難しいのでしょうか?
日本画系統の美術館はやたら静かですものね~。

自由時間を得られた暁には、満喫してきてください。

旅ゆけば

memeさん、この展覧会にもうお出かけだったのですね。早い!
我が家はもはや私の自由時間が失せて、子供の夏休みが終わらないと、身動き取れそうにありません。
ですから、これに行かれるのは、9月には行ってでしょう。待ち遠しいです。
若冲の「乗興舟」を先月大倉集古館で見てきました。これは、4種類ほどあるのだそうです。
三井に行ってぜひどんなものか見たいものです。
さすがに財閥、正しい由緒ある立派なもの揃いで、
すばらしいですよね。
記事を拝見して、ますます惹かれました。
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログ内検索
twitter
最近のエントリ
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。