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「Self Portrait - 私という他人」 高橋コレクション日比谷

takahashiself

高橋コレクション日比谷で11月28日(日)まで開催中の「Self Portrait - 私という他人」に行って来ました。
詳細はこちら

出品作家(五十音順):青山悟、梅津庸一、大野智史、岡田裕子、草間彌生、興梠優護、小橋陽介、坂本夏子、中山ダイスケ、奈良美智、野田幸江、松井えり菜、森村泰昌、横尾忠則(14名)


上記14名による32点のコレクションによって「Self Portrait」をテーマにした展示を展開している。

何と言っても、一番存在感を放っていたのは森村泰昌の作品。今回のDMにも使用された「肖像 九つの顔」1989年はレンブラント「テュルプ博士の解剖学講義」(マウリッツハイス美術館蔵)の引用であることは、すぐに分かるのだが、森村ヴァージョンは登場人物がすべて森村自身のなりきりである。
一見すると、本物と見まごう程違和感がない。むしろ、森村作品はCプリントに透明メディウムを使用しているため、実際のレンブラント作品より明るく、華やかささえある。

昨日は同会場で高橋氏と「セルフポートレートって何?」というトークも開催されたようで、残念ながら拝聴できなかったが、森村氏にとって他者と自分との境界はどこにあるのだろうか。結局の所、彼の作品はすべて自画像なのだ。
この他、最新作の「ちいさなレクイエム」シリーズの「サルバドール・ダリ」や「ヨーゼフ・ボイスとしての私」「遠い夢/チェ」2007年など、さすがツボをおさえたコレクション。
2008年の「だぶらかし」大作をはじめ、全9点は最多出展作家となっていた。

今回のテーマと展示作品の関連性が森村作品や松井えり菜「MEKARA UROKO de MEDETAI」、小橋陽介「self-portrait」は良いとしても、他の作品からはテーマとの関わりが理解できなかった。
ゆえに、普通のグループ展として眺めていく。

そして、注目したのはやはり、興梠 優護の油彩2点。
作家のサイト ⇒ http://oguy.jp/index.html「1 22」と「1 18」の2点。今年の「アートフェアOSAKA2010」でも彼の作品はとても気になっていて、その後Bunkamura galleryまで新作を見に行って、やっぱりいいなと思った。

今回は、大阪で拝見したシリーズと同じヌードの作品。
ネット上のヌード画像から題材を得て絵画化しているとネットのインタビュー記事で読んだが、とろけるような女性の身体からはエロチックさはあまり感じられず、むしろ退廃美もしくは実質の肉体からは決して得られることのない視覚的な皮膚の柔らかさを感じる。
垂れてしまった乳房さえも、なぜか美しいのだ。
老いた身体も、興梠 優護の手にかかると手ひどい現実から解放されるような気がして、観ていてなぜか救われた。

そして、1999年の奈良美智作品が7点もあり、しかも未見作ばかりだったので驚いた。
特に浮世絵と絡めた作品は面白い。
こんなシリーズも描いていたのかと新鮮な驚きがあった。奈良さんのキャラクターと浮世絵が不思議とマッチしている。

現在個展開催中の中山ダイスケのオブジェや青山悟の作品もあり、さすが旬の作家の作品が揃っている。

なお、最終日11月28日(日)14時~15時半まで横尾忠則氏と高橋氏とのトークも開催されます。
≪会 場≫ 高橋コレクション日比谷展覧会場内
≪参加費≫ 無料 (イベントは無料ですが観覧料が必要)
≪定 員≫ 椅子席を50席でそれ以降は立ち見。
≪参加方法≫
当日11時より高橋コレクション日比谷受付にて整理券兼観覧チケットを発行。
イベント開始時間の30分前より、整理券番号順に入場

* 11月28日迄開催中。

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