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「バウハウス・テイスト ハウハウス・キッチン展」 パナソニック電工汐留ミュージアム

bauhouse

パナソニック電工汐留ミュージアムで12月12日(日)まで開催中の「バウハウス・テイスト ハウハウス・キッチン展」に行って来ました。

建築、美術、デザインがお好きな方なら一度は「バウハウス」の名を耳にしたことはあると思う。
バウハウスは1919年、ドイツに誕生した造形学校で、「すべての造形活動の最終目的は建築である」という理念のもと、自己の表現だけに偏らず技術的な力も備えた芸術家を育てることを目的として設立された。バウハウス関連の展覧会は過去に何度も開催されており、そこでの教授陣の豪華さは目を見張るものがあるが省略する。

本展は、バウハウスのキッチン関連の作品を紹介し新しいデザイン、新しい女性像、新しい生活様式の歴史的意義を問い直そうとするものです。

展覧会を観た後、女性にぜひとも足を運んで観ていただきたい内容の展覧会だと思った。
展覧会タイトルは「キッチン」となっているが、バウハウス設立の時代(1920年代前後)より、女性の社会進出が始まり、バウハウスにも多くの女子学生が在籍し、活躍していたことを物語る写真や作品が数多く展示されている。
特に、意外だったのは写真展示の多さであった。
バウハウスの学生達の様子や、学生の肖像写真など写真展示として観て行くのも本展の楽しみ方の一つだと思う。

個人的に一番惹かれたのは冒頭にあった雑誌「ニューライン」の表紙デザインである。
すこぶるカッコイイ。モホリ=ナジやヘルベルト・バイヤー、フランツ・エーリッヒが手がけたそれらの表紙装丁デザインはモダニズムの先端だったことだろう。

この他、興味深かったのは特に女子学生が多かった織物工房の作品で、バウハウスデザインのワンピースが2着展示されていた。私は向かって左側のノースリーブのワンピースがとても気に入った。
このワンピース今着用しても決して古くさくも野暮ったくもない。すこぶるお洒落なデザイン。胸元の開きと横縞のラインの入り方、色、ステッチの濃紺が決まっている。

むしろ、肝心のキッチン道具類のデザインはあまりにも現代にも息づいているものばかりで驚きがない。
今もバウハウスデザインは、生き残っているのだなと感慨深かった。

最終コーナーでは、マイスターキッチンの再現がなされ、実際に設計され建築されたキッチンの様子を体感できるという貴重な体験が可能。また、事前に受付で申し出れば、このマイスターキッチン再現コーナーは撮影可能です。
私は、ちょっと大がかりなマイスターキッチンよりも、その前に主婦の雑誌に掲載されていたシンプルかつ無駄が排除されたコンパクトなキッチン4種類に興味がわいた。
実際に自分が使うなら、こんなのがいいかなと誰しも夢見てしまう。

展覧会の構成は次の通り。
1.バウハウスと新しい女性
2.新しいキッチン
3.卓上のバウハウスデザイン
4.マイスターキッチン

蛇足かもしれないが、バウハウスの教授陣の中でヨガに似たマスダスナンという思想にかぶれた人物があらわれ、学生もマスダスナン弛緩体操、極端な菜食主義しかもなぜかニンニクが重要、という料理関連の資料が珍しく興味深く拝見した。

この展覧会も図録がよく出来ていて、非常にコンパクトだが読みやすく美しい内容。画象が小さいという方もおられるかもしれないが、非常に売れ行きが好調なようで残部僅かとなっていました。お値段2100円です。

*12月12日まで開催中。巡回はありません

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