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「ポスター天国 サントリーコレクション展」 サントリーミュージアム天保山

poster

サントリーミュージアム天保山で12月26日(日)まで開催中の「ポスター天国 サントリーコレクション展」に行って来ました。

ポスターの歴史的名品をそろえたグランヴィルコレクションとの出会いがきっかけとなり、1994年に産声をあげたサントリーミュージアム[天保山]もいよいよ、本展を最後に閉館することになってしまいました。
最後の企画展となる本展では、グランヴィルとその後収集した約2万点のコレクションの中から、400点を選りすぐりポスター展としては最大規模の内容で19世紀末のアール・ヌーヴォー、20世紀のアール・デコからポップアートを経て90年代後半まで、グラフィックアートが展観できる内容とです。
通常の展示室であるギャラリーだけでなく、玄関からミュージアムショップ向かいのスペース、休憩コーナーまで館全体至る所に、引き札から現代のデザイナー作品まで日本の作品も展示しています。

まさしく「ポスター天国」という展覧会タイトルに相応しい内容でした。

ここでは、3階、4階のギャラリーに展示してある作品を中心にご紹介します。
第1部 ポスターの歴史
<ポスター誕生とアールヌーヴォー>1890年~
<モダンスタイルへ向かって>1900年~
<ポスターデザインの革新>1910年~
お馴染、ジュール・シェレやロートレック、スタンランらのリトグラフの大型ポスター作品が冒頭を飾ります。
そして、やはりポスター黎明期と言えばこの方、アルフォンス・ミュシャやグスタフ・クリムトの第1階ウィーン分離派展、エゴン・シーレの「第49回ウィーン・分離派展」のポスターなど名品が続々と続きます。

私の好きなビアズリーやココシュカそしてカンディンスキー「第1回ファーランクス展」ポスターが印象に残りました。
ポスター展と言えば、今年は「アール・ヌーヴォーのポスター展」が美術館「えき」KYOTOや銀座松屋で開催され、私は京都で同展を拝見しましたが、第1章は「アール・ヌーヴォーのポスター展」でも出展されていたポスターと重なる作品も複数ありました。

フランス⇒オーストリア⇒ドイツ⇒イギリス⇒スイス⇒アメリカへとポスターは各国の文化や世相を反映したものが登場してきます。

<さまざまな試み>1920年~
<アール・デコ>1930年~
中では、前述の「アール・ヌーヴォーのポスター展」で私がもっとも気に入ったフランスのA.M.カッサンドルの作品が「ノルマンディー号」1935年も観られたこと。
機械の直線や曲線、スピード、力強さを賛美するデザインが1920年代から始まると解説にありましたが、カッサンドルのポスターはまさにそれを具現化しているといえます。

<戦争とポスター>1940年~
ここでは、ベン・シャーン(アメリカ)の≪これがナチの最後だ≫1942年で強く反戦のメッセージを訴えています。
フガッス(イギリス)≪うっかり話すと命とり≫1940年は、啓蒙というより恐怖感を植えつけられるような効果を感じました・

<ユーモアとキャラクター>1950年
<対抗としての回帰>1960年
<個性の多様化>1970年
ホックニーやロバート・ラウシェンバーグらが登場してきます。この頃、技法はこれまでのリトグラフから写真を使用したオフセット印刷などが使用されるようになります。

<円熟とポーランドの衝撃>1980年
1970年~1980年にかけて世界に衝撃を与えたのがポーランドの作家たち。
<ポスターはどこへ行く>1990年
時代を追って、ポスターの変遷を観て行きます。

第2部 ポスターを支える三つの要素

文字、絵、写真。これら3つの各要素で秀でた作品を第2部では、特に文字、写真、絵に特色ある作品を各単位で展示しています。
ここまでで、合計210点のポスターが展示されていました。

ミュージアムショップのある2階にも展示は続きます。作品リストは3階4階のギャラリーのものとは別に作成されているので、とても有難い。
2階は主に日本のポスターを中心ンイ展示。
作者不詳のフマキラーやイチジク浣腸の戦前の商業ポスター。ここでは杉浦非水や伊東深水、堂本印象、東山魁夷など名だたる作家が手がけた作品もあり、混然一体、笑いを思わず誘うものも多数あり。

戦後の日本のポスターでは、田中一光、亀倉雄策、横尾忠則、サイトウマコト、浅羽克己、、早川良雄ら戦後を代表し、今も活躍を続ける現役作家の作品もあわせ、戦前戦後合わせてこれだけで100店以上は展示されています。

最後は、世界各地の「珍ポスター」と題して、プエルトリコ、イスラエル、台湾、中国、インド、モンゴル、キューバ、イラン、メキシコ、タイなど世界万国博覧会並の国数のポスターが映画や観光、展覧会に商品ポスターなどジャンルも多彩な作品を集めて展示。

至る所、ポスターで、どれがどこの誰の作品なのか、最後には訳が分からなくなっていました。
これから行かれる方は時間に十分ゆとりを持ってお出かけください。

なお、本展の図録は作成されていませんが、過去の図録が大幅に値下げされて在庫限りの販売セールをミュージアムショップで実施中です。映画ポスター展などの図録が200円~500円、高いものでも1000円という廉価で販売されています。なくなり次第終了ですので、お早めにおでかけください。

*12月26日まで開催中。オススメします。

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