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2010年12月26日 鑑賞記録

今年も残すところあとわずか。
社会人になってからというもの、冬休み、年末年始の感覚が希薄になっているのは勤務先の年末年始休暇が短いせいかもしれない。私の仕事納めは30日。

さて、今日の鑑賞記録です。池田龍雄のアヴァンギャルド展含め、特に印象に残った展覧会は来週以後別記事をあげるつもりです。

<美術館>
・「アルブレヒト・デューラー版画・素描展」 国立西洋美術館  1/16迄
デューラーの版画をどうこう言う前に、今回一番気になったのは、版画技法の作品に与える影響の大きさ。
木版、エッチング、エングレービング、ドライポイント。
やはり、デューラーの木版画は素晴らしいが、銅版画と比較すると緻密であることは相違ないが、線の太さの違いは素人目にも歴然としている。
デューラーの線の美しさはエングレービング技法をもって集大成を見た。
わずかにエッチングとドライポイントによる版画が数点あったが、エングレービングほどデューラーの良さを伝えていない。ドライポイントは、別の意味で面白い雰囲気を醸し出していたので、たった3点しか残していないのはやや残念。
この展覧会を機に以前から気になっている『西洋版画の見かた』を購入したら、案の定、デューラーの作品を例として各技法の説明が語られていたので、自分の疑問と関心が満たされた。

・「大正イマジュリィの世界」 渋谷区立松濤美術館   1/23迄
上京して以来、弥生美術館に足繁く通うようになったこともあり、知らない画家は殆どいなかった。
この展覧会は章立て、展覧会構成と驚くべき数の古書の装幀や挿絵が展示されていることである。
これほどの数の、装幀本が並ぶのはちょっと記憶にない。
以前から神奈川近美や愛知県美に巡回した「誌上のユートピア」展が開催されたが、それを上回っているのではないか。
とにかく、作品数が多いので時間に余裕をもってお出かけください。
なぜか、2階のソファで疲れ果ててうつらうつらしている男性(なぜか男性)が5名はいらっしゃった。しかも若者が多かったのが不思議。
せっかくの展覧会なのに、図録が一般図書として販売され、サイズが小さく、本展の売りだと思う折角の装幀本の数々が2cmほどの極小図版にされているのは、何とも残念でならない。しかも展示作品全てが掲載されていない。これで2300円は高いように思った。代わりに再販売されていた93年の絵葉書展の図録を購入。

・「REALITY LAB 再生・再創造展」 21_21DESIGN SIGHT   12/26本日終了
先週根津美術館に行く途中、以前ブランド「me」が入っていたテナントが、別のお店に変わっていたので、中に入ってみたら、それが本展で紹介されている三宅一生の新ブランド「123 5」のブティックであった。
折り畳み式の折り紙のようなデザインとポリエステルなどの古繊維を再生して作られた繊維で再創造された洋服は、まさに近未来的なデザイン。
しかし、中には日常着ていてもそれ程目立たないであろうカッコ良いスカートや上衣もあった。
展覧会では、この新ブランドができる過程を映像その他で見せるが、それ以外に、元々発想の源になった、物理学者の方の視点による様々な「石」の展示があって、これが冒頭なのだが、興味深かった。
恐竜のお腹にあった石とか。隕石とか。
ところで、建築家の石上純也もそうだったが、デザインや設計をする方はみな物理学に非常な関心を寄せていることが更に興味深い。デザイン、建築に物理は不可欠なのだろうか。

<ギャラリー>
・阪本トクロウ 「けだるき1日生きるだけ」 アートフロントギャラリー        12/26本日終了
作家さんが在廊されていたので、お話させていただいたが、ひどい風邪をひかれていて声を出すのもお辛そうで。
そんな状態なのに、真摯に質問に答えて下さって有難うございます!
今回は。更にモチーフが単純化され、余白が多くなっている作品が多かったように思った。1点、夜景を描いた作品があって、その作品が一番気になった。
まだ実験的な作品がだとのこと。
ところで、阪本さんが影響を受けた画家を今回初めて知った。
特に強く影響を受けているのが、浮世絵、中でも広重。他には、小野竹喬、福田平八郎、構図的には横山大観、そして、師の千住博氏だとのこと。
千住さんは、とても描くのが早いと、阪本さんが仰るのだから余程のことなのだろう。この秋家プロジェクトで観た千住さんの作品は素晴らしかった。

・塩田正幸 SFACE " DNA”   G/P GALLERY  1/30迄
これは、詳述したいけれど、写真の展示も無論あるが、どちらかと言えば、1点もので写真にプラスαした作品が多く、作品の見せ方も立体的だったり、額縁の装飾も含め、写真家という枠にはおさまりきらないアーティストだと思っている。
写真そのものもいいなと思う作品があった。

MEMは所蔵作品展のような形で複数名の作家による展示。鉛筆のドローイングを出している海外作家の作品が気になった。 

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