スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2011年1月2日 鑑賞記録

本当は、朝一番で東近美のお年玉(図録プレゼント)を狙おうと思ったのですが、やはり起きられず。最近、やや夜型に移行しているので、生活の立て直しを図らねば。

ということで、11時頃家を出て、夕方頭痛の症状が始まったので帰宅。手短に鑑賞記録です。

1.「江~姫たちの戦国~」展 江戸東京博物館 2月20日まで

今年のNHK大河ドラマは「江~姫たちの戦国~」で上野樹里が江姫役とか。水川あさみが姉の初姫役、この配役で「のだめカンタービレ」を思い出すのは私だけではないだろう。
展覧会はまさに、この大河ドラマのために作られた内容。いわゆる番宣。
1月11日からオンエアの初回を観てから行くも良し、観る前に予習で行くも良し。
人間関係が分かりやすく解説されているので、そのあたりをしっかり押さえてドラマに臨むと良いと思います。
個人的には、今更感が強かった。

なぜか、一番印象に残ったのは秀吉が側室松の丸の腹痛を心配して送った消息(手紙)。過剰なまでの心遣い。秀吉の人物像の一端を垣間見る。むしろ、松の丸のそっけない返事と比較すると尚面白い。

2.「林芙美子と東京放浪」 江戸東京博物館常設 1月10日まで。
<展示構成>
1.『放浪記』以前
2.東京放浪
3.職業放浪
4.放浪の終わり

先日職場で、なぜ5千円札は樋口一葉なのかという話題が出て、林芙美子の名前もその時挙がった。『放浪記』が有名だけれど未読。
今回は、林芙美子の放浪人生を辿りつつ、当時の世相や風俗に関する展示も併せて紹介している。
華麗なる男性遍歴、しかし最後には画家である夫:手塚縁敏をしっかりGETし、『放浪記』も売れたため、最後は裕福な人生を送ったようだ。
東京放浪中に様々な職業を転々とし、自らの経験を小説化するという。バイタリティ溢れる大正のモダンガールの生きざまをみた。彼女の遺品であるヨシノヤ製のパンプスは今でも履けそうなデザインだったな。

織田一麿の絵画、版画?も複数枚出ていたり、山名文夫の「カフェバー広告図案集」、今和次郎の「新宿飲食店分布図」「銀座のカフェ―女給さん服装」、平塚運一「仲見世」、そして最後には林芙美子自身が描いた自画像もあって、さすがに上手くはないが、絵が好きだったんだなぁと。そして、負けん気強そうな人だなと自画像を観ながら思った。

3.特集「明治流行 うさぎづくし」 江戸東京博物館常設 2月13日まで
今回の江戸東京博物館での一番の驚きはこれ。
明治時代に、江戸時代には外来種で日本にはいなかったウサギが入って来て、俄かにウサギブームがやってくる。
特に人気があったのは白地に黒の斑点の「黒更紗」と呼ばれたうさぎ。
このウサギブームによって、ウサギの売買が盛んに行われ、「兎番付」やら売買をめぐって、殺人事件や詐欺事件が起こるなど、明治時代は大変なことになっていたようだ。
諸々の事件のエピソードが展示されているので、展示資料と合わせて読むと面白い。これも明治という時代を象徴している。


この後、写真美術館に「ニュー・スナップショット」展とスナップショット展を観に行く。2回目。今日は新進作家のニュースナップショット展のアーティストトーク(小畑雄嗣と池田宏彦)があったので拝聴。一応、メモは取ったが、池田宏彦さんの映像作品の音楽は気になっていたので、あれが誰のどんな曲でなぜその曲を選択したのかが分かったのは良かった。
彼の場合、イスラエルというモチーフそのもので目を惹く。写真より私はむしろ映像の方が良いと思っていて、トークを聴いて、どこから観ても良いけれど、最初から順を追って観るように制作されたと聞いて、頭から観て良かったと納得。


3階の「スナップショットの魅力」展は、2回目だともろに個人的な好き嫌いがはっきりする。
1回目では、それ程でもなかった写真家の作品が気になったり、逆もまた然り。
でも、ライアン・マッギンリーが良いと思ったのは変わらず。
むしろ、2回目で面白いと思ったのは、ポール・フスコのロバート・ケネディ大統領の葬送列車を見送る写真シリーズ。これは、じっくり観た。
今回の「スナップショットの魅力」展出展作家の中で、ザ・サートリアリストとライアン・マッギンレーの2名は昨年の東京フォト2010でジェイムズ・ダンジガ―(元マグナムフォト・アメリカディレクター)が推薦する世界の10名の写真家に含まれていた。過去ログ ⇒ こちら

ウォーカー・エヴァンズ。リチャード・アヴェドン、特にアヴェドンのディオールの新作を撮影した1枚はドレスをあれだけ美しく、造形重視で撮影できるのは神業。アヴェドンは他の作品をもっと見たい。

鷹野隆大の男性ヌード以外の写真は今回初めて観た。初公開だった筈。「カスバ」と名付けられたごくどこにでもあるような日本の街の風景。鷹野によれば「どうしようもなく退屈な場所をかすみたいな場所として、カスバと名付けたが、嫌なんだけどイイ感じがある。カスバは自分を生み出した土壌であり、自画像みたいなもの」。
このシリーズの中に、どこかで見た風景がと思ったら、愛知県・豊田市小阪本町だった。私は昔、この辺りによく行っていたので妙に懐かしかった。

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
ブログ内検索
twitter
最近のエントリ
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。