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重野克明展 「バラ色の生活」 日本橋高島屋美術画廊X

日本橋高島屋美術画廊Xで1月24日まで開催中の重野克明展「バラ色の生活」に行って来ました。
展示風景は日本橋高島屋ブログをご参照ください。以下。
http://blog-tokyo.takashimaya.co.jp/art/201101/article_1.html
重野克明は1975年千葉県生まれ。2003年に東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻修了。
これまで銅版画を主に表現媒体として作品を発表しているが、今展では、「描く」という行為に焦点を絞り和紙や絹本に墨やコンテ、鉛筆などで描かれた新作を一堂に発表しています。

彼の作品は初見だが、最初に案内状を観た時からこれは実作を拝見したいと思った。
往々にして、その勘は当たることが多く、今回も見ごたえある作品の連続で、河井寛次郎展の後に立ち寄ったが、もっと時間をかけて拝見したかった。

私が特に気になったのは、絹本に墨と僅かに着彩された作品群。
・≪乾杯≫2010年
・≪昔の女優≫2010年
この2点は、古写真のような味わいとやはり版画的な要素が加味されたような、ソフトフォーカスな雰囲気が何とも言えない。上記2点は、いずれも人物画であるが、この人物の描き方もかつてどこかで見たような。
でも、どうしても誰の作品だったか思い出せない。

そして、もうひとつは様々な和紙を利用した作品で、鳥の子紙、みつまた紙、雁皮紙など紙そのものの風合いを活かして、墨や木炭、鉛筆で描く。

≪タイガース≫2010年は、先程挙げた人物画とは違って、はっきりとした黒と白のメリハリある画面で迫力がある。小品になると絵コンテ風の画面になって、また違った作風。

そして、≪ファミリア≫2010年などでは、ややメルヘンチックかつフランス版画のような雰囲気を醸した作品もあり。

どの系統の作品を好むかは個々人の好みで分かれる所。
日本橋高島屋美術画廊Xは、毎回展示方法も素晴らしく、今回も作家の意図に違いないが、敢えて和紙のニュアンスがより感じられるように額装されていない作品が多く、裏を観ると白の発砲スチロールに作品を貼って展示しているようだった。

紙の端まで和紙の風合いが感じられ、墨や鉛筆との相性も良く、モノクロのノスタルジックな雰囲気に浸ることができる。

最後に展示室中央にガラスケースがひとつ。中を覗くと桐箱に入った小片の一杯つまった作品≪インテリア≫が。
こんな小技を効かされてはたまりませんね。
宝箱のように楽しめそうな作品でした。

また、作家本人の言葉も添えられており、絵と言葉と合わせて楽しむことができます。

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