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藤本由紀夫展 +/-  国立国際美術館

国際


西宮市記念美術館を後にし、次に向かったのは大阪「国立国際美術館」。
阪神電車で約20分、思ったより近かったです。


西宮、大阪、そして和歌山県立近代美術館の3館で現在藤本由紀夫展が開催されているので、大阪を起点にすれば全て回っても地理的に都合がいいと思います。

なかなか考えてますね。。。

国立国際美術館では巨大な最新作が見られるということで期待は膨らみます。

この最新作、文章で表現するのは非常に難しい~。

簡単に言ってしまえば、213個のBOSEのCDプレイヤーからそれぞれ異なる曲が流れています。
個々は別の音楽ですが、これが一挙に1つの空間に流されるとどうなるか???

どうなると思います?

ばらばらのものが統合されると「ノイズ」になります。

最初部屋(これがとんでもなく広い!)に入った時、空調の音がやけに大きいなと感じたのですが、他の展示空間では空調の音など感じませんでした。
ということは、空調でなくプレイヤーから流れて来る音の集合体を耳が捕らえたわけです。

分かってしまえば、同じような例は身近によく体験しています。
街の雑踏、喫茶店でのざわめき等々。

音を重ねる(+)ことが結果的に1つに差し引かれる(-)。
ここに展覧会のタイトルが関係付けられてきます。


ところで、「213」のプレイヤーから流れて来る音楽は何でしょうか?
「213」がヒントです。
答えは、会場に行くも良し当方にお問い合わせいただいても良しです。


この作品、あれだけ大きな空間でなくもっと狭い室内であれば、また違った音を作り出すのかも。


会場では、それ以外の作品「哲学的玩具」(小冊子)などもわずかですが展示されています。
「哲学的玩具」の中で印象に残った言葉があります。

「HERE AND THERE」
音は、その場所(ここ=HERE)にいないと感じられない。
景色は、そこでないと(そこ=THERE)見ることができない。
その差が知覚を生む。

なるほど~。まさに、哲学的。
他にもふむふむと思わず納得してしまう言葉の数々。


サウンドアーティストという狭いくくりでなく、知覚アーティストとでもお呼びした方が適切なのではと思わせます。
西宮にも大阪にも展示されていませんでしたが、「Vanilla」というバニラの香を使った作品もあるそうで、聴覚、視覚と来たら臭覚でしょうとばかりに様々な知覚に対するアプローチは留まる所を知りません。
次は味覚か?


余談ですが、大学時代の専攻は認知心理学で、卒論は聴覚と視覚のダブルタスクに関するものだった・・・と懐かしく思い出したりもしました。


*藤本由紀夫展 +/- 9月17日まで開催中。

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