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「暴力と宇宙」 island ATRIUM

暴力と宇宙

千葉県柏市のisland ATRIUMで2月6日まで開催中の「暴力と宇宙」に行って来ました。

詳細はこちら。(ギャラリーサイトへ)

泉太郎、遠藤一郎、遠藤利克、水谷一の4名による展示。

各作家の紹介は上記ギャラリーサイトに委ねるとして、感想を。

今回の展示は、各作家に「暴力と宇宙」というお題で作品制作を依頼した訳ではないので、私が一番悩んだのは展覧会タイトルと作品との関連性だった。
それが、上手く結びつかなくてたまたまキュレーションをされた水谷氏が在廊されていたので、お話を伺ったが、特にこの作家の作品が暴力的で、とか宇宙的でとか決めて鑑賞する必要はない。むしろ、そういう見方からの解放を目指した展示なのかなとお話を伺っていて感じました。

見るものを突き放すような作品であるようにも思えるし、一旦馴染んでしまえばどこまでも・・・といった展覧会だった。

なので、暴力も宇宙も忘れて、好き勝手に感想を書いてみようと。

遠藤利克の作品は、粘土を使ったオブジェ。
私にとって一番難解だったのは彼の作品でした。作品は1階に1つ、2階最奥に1つ。
「空洞説2011-island」と「鏡像段階説-器」。
火や水を使用した作品をこれまで手がけてきた遠藤利克が今回使用したのは土。クレイ。
彼は四元素に挑戦するのだろうか。
1階の作品は、うらわ美術館で昨年拝見した作品にやや似通っているものの、2階の器はまさしく弥生土器のような大きな壺が鏡の前にある。
はたして、この前で何を思うか。

泉太郎は相変わらず上手い。
映像の見せ方と構成は特に秀逸。今回は映し出された映像は一見ラフなんだけれど、実は非常によく考えられている作品であることが観ているうちに分かってくる。
5つのスクリーンの連鎖。時間軸、空間の増幅感みたいなものを感じた。
天井のペインティングは、展示が終わったら消すのだろうな。ランダムだし、雑だし。、色もバラバラなのに、でも真っ白な天井よりあのハードな空間に合っている。

水谷一さんの作品は初めて拝見、いや体験した。
今回の新作は「告白」2011年。
展示は1人ずつしか観ることができない。約10分間程度必要。ネタばれになってしまうので、これ以上は書かないけれど、彼の作品と泉太郎の作品は特に良かった。

見ること、見えないこと、聴こえないこと、音のない世界。「消失」ではなく「告白」新たに何かが始まる予感。
そう、新しいものが生まれてくるような印象を受けた作品だった。

遠藤一郎は、現在秋葉原や今日まで吉祥寺のon goingでも作品の展示をしていて、スタンプラリーカードが作品の横に置かれていたが、既に展示を終了しているものもあるため、全てのスタンプを集めることは今日の時点では不可能だった。

彼の作品も初めて接した。高橋瑞木さんの著書で、遠藤氏とのインタビュー記事を拝見してどんな作家さんなのかおぼろげながら分かったような気がしていたが、やっぱり分からず。
今回の「アナザーライン」は、過去のパフォーマンスの記録を静止した作品で見せていると思ったが、果たしてその読み取り方で良いのか。

中身のない抜け殻のような作業着の連続は、元の身体、主を探しているような危うさがあった。浮遊しているというのか。遠藤一郎さんのパフォーマンスは一度観たい。
秋葉原3331の展示も忘れずに行かなければ。

2月6日まで開催中。

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