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「Gーtokyo 2011」 森アーツセンターギャラリー

森アーツセンターギャラリーで2月27日まで開催中の「Gーtokyo 2011」に行って来ました。

昨年に引き続いて森アーツセンターギャラリーでの開催。
本年度は国内15のギャラリーが参加し、各ギャラリー取扱作家による特色ある展示を行っていました。

以下、私が気になったギャラリーや作家について書いてみます。
なお、アートフェア期間は2月19日、20日で終了し、27日まではエキシビジョン期間として展示だけが行われていますのでご注意ください。

A.ギャラリーSIDE2

このギャラリーにはまだ一度も足を運んだことがない。今年中に必ず行っておきたいギャラリーのひとつ。
私はイザベル・ノーランの作品に目がとまった。比較的小品が多かったけれど、余白の大きなドローイングに癒される。どちらかと言えば淡白な画面であるが、そこがまた良かった。
対照的に、ウドムサック・クリスナミスは、草間弥生?と見まごうような黄色と黒の大画面の抽象画が印象的。タイ人のアーティストで、ポートフォリオと年齢を確認したら、かなりの年齢で私は知らなかったけれど、タイではベテランアーティストの一人なのかもしれない。

B.タカ・イシイギャラリー

私のtwitterのタイムラインでは、しばしば名前を見かけたが、私個人としてはあまり好みの写真ではなかった。
印象が薄い。写真集を観てみたい気がした。

C.シュウゴアーツ

このギャラリーでは現在、千葉正也さんの個展を開催中で拙ブログでも記事をアップしているが、ここでは戸谷成雄1人の大作メインでの展示。
戸谷さんの作品は豊田市美術館をはじめ、あちこちで見かけているが、今回の作品は小屋のような形で、今までの作品に比べ「モノ性」が強くなったように感じた。
木肌の彫りは変わらず健在。

D.SCAI THE BATHHOUSE

「The Light Field-光の場-」と題して大庭大介キュレーションで展示を構成。昨年同ギャラリーは名和晃平さんのキュレーションで、その展示は今でもよく覚えている。

出品作家は、ベテランの中西夏之、アニッシュ・カプーア、宮島達男と錚々たる面々に加え、若手で山本努、上村陽一、小牟田悠介、そしてご本人の大庭大介以上8名による作家の展示となっていた。
個人的には、どうしても大好きなカプーアの雫のような赤のオブジェに惹かれるのであるが、上村陽一の音楽を」視覚的聴覚的に見せる作品は、アートフェアでなく、もっと静かな展示空間で鑑賞したい作品であった。東京藝大の先端卒業で、他に山本努の作品も面白かったが、残念なことに肝心の月の映像になっておらず、作品展示として中途半端な状態になっていた。小牟田については、既に何度も同じ作品を観ているのでやや食傷気味。平面は2回目だが、私は立体の方が良いと思っている。

F.山本現代 アナザー・コンストラクション

エドガー・マーティンズ、村山留理子の2名による作品展示。G-tokyoの前に白金のオープニングで山本現代の展示を観ており、そこに同様の村山によるカラフルなパッチワーク作品を観たばかり。
むしろ、twitterで呟かれていた高嶺格さんをモデルとしたビーズを使用したお面とお面をかぶった人の写真の組み合わせ(お面と写真はセットで販売)が印象的。色合いといい、緑っぽいお面が素敵だった。

G。ギャラリー小柳-肖像

肖像をテーマにミヒャエル・ボレマンス、ソフィ・カル、デュマス、花代、増田佳江、野口里佳、杉本博司ほか。
個人的には、久々にデュマスの作品が見られてラッキーだった。そして、そのお値段の高さにビビる。信じられない程,高価だった。

H.ワコウ・ワークス・オブ・アート ヴォルフガング・ティルマンス個展

ここの展示は今回のマイベスト。正面に廃された光の色面写真とその正面ブース外の壁面にあった風景写真の組み合わせ。組み合わせが非常にうまい。
この人の写真は実に様々で、全部を一人の写真家が撮影したものとは思えない。でも全てティルマンスなんだよな~と妙に納得してしまった。人気の秘密はこのあたりにあるのかもしれない。
大きな風景写真のプリントは、とりわけ美しかった。

I.オオタファインアーツ

樫木知子とさわひらきの2人の作品を展示。樫木さんの方は、つい先ごろ京都市立芸術大学の博士課程修了制作展で作品を観たばかりで、同展と同じ作品が出展されていた。違うのはしっかりとお値段が設定されていること。
博士課程を終えたばかりの若手であるが、作品サイズが大きいということもあってか、これまたお値段に驚く。
人気に比例しているのだろう。既に完売だった。

一方さわひらきさんも、先日大山崎山荘美術館で展覧会「山荘美学」を拝見したばかり。同展で展示されていた「エイト・ミニッツ」もあったが、「0」2009年など、またしても知らない作品が登場していて、これは嬉しかった。

途中、ホールではフェアスポンサーのボンベイ・サファイアの協賛で、無料でジン・トニックなどのドリンクサービスがある。すっかりホロ酔い気分になれる。
また、お酒をちびちび味わいつつ、幻影のマティーニというグラス主体の会場設計はカッコ良かった。ジンというお酒にマッチしていたと思う。

M.アラタニウラノ 加藤泉個展

ここがマイベスト2。
加藤泉さんはつい先ごろまで箱根彫刻の森美術館で長期に亘る個展を開催されていた。行きたかったのだけれど、最後の最後まで迷って結局行かなかった。しかし、同展に出品されていた超大作、ブロックのように加藤泉と言えばすぐに思い出す木製の原始人のような人体彫刻が4つほど積み上げられている。この作品が、強烈なエネルギーを放っており、加藤さんの作品はどんどん良くなっているなと改めて思った。
以前は、グロテスクな感じがあって、苦手だったけれど徐々にそのグロさが薄まってきて、いや慣れたのか。気にならなくなってきた。
箱根彫刻の美術館での個展図録は、500円というお手頃な値段のため同美術館では既に完売。残部はナディッフにあるかもとのことだった。中を観たが、人と加藤の木彫が共存しており、やはり観に行けば良かったかなと微かに後悔。

O.TARO NASU ジョージェ・オズボルト個展

ちょうどジンのお酒のコーナーがある手前だったかに、小品で10万円程度で購入できる作品が各ギャラリーから展示されていて、そのコーナーがとても良かった。
そこで、いいなと思ったのがジョージェ・オズボルト。
最初に観たのはドローイングだったが、油彩?アクリル?作品にしてしまうと、一気にどぎつくなり過ぎて、最初の印象が変わってしまった。

この他、ヒロミヨシイからは細江英公の写真、薔薇刑シリーズを久々に鑑賞。
児玉画廊は、貴志真生也さんが、自身で陶芸に取り組み、一部陶芸作品が取り込まれたオブジェや、振動吸収材量のようなスポンジがもう少し堅くなったものを天井からぶら下げて、相変わらず派手な展示をされていました。

期待以上でも期待以下でもなかったけれど、ティルマンスと加藤泉の彫刻を観られただけでも良かったかな。

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