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2月のギャラリー鑑賞記録 書いていないもの編

なんだか、日増しに労働状況が悪化してきた今日この頃。
2月も気が付けば今日で終わり。
書いていない展覧会が山のようにあることに気付く。TOKYO FRONTLINEや恵比寿映像祭にも行ったのに感想まだ書いていない。そして猛烈に本が読みたいのに読めていない。

と愚痴愚痴言ってる時間があったら、少しでも記事を書こう。
今回は書いていないギャラリーの展示の感想です。ほぼ全て既に終了しているため、まさに記録のための記録。

・福永大介展 「何かを味方にすること」 小山登美夫ギャラリー 2/26に終了
ギャラリーサイト→ http://www.tomiokoyamagallery.com/exhibitions/daisuke-fukunaga-exhibition-2011/

福永大介は1981年生まれ。何でも村上隆のGEISAIで小山氏がスカウトしたそうだ。2009年のVOCA展にも出展。

今回展示されていたのは、約10点の新作ペインティング。
人物と日常生活の一端を捉えた作品なのだが、なぜか落ち着かない気持ちにさせられる。
私が一番気になったのは色の使い方と形態の把握。
前述の通り、人物も日常で使用される道具も不安定な感じだが、背景の描き込みは丁寧でしかも美しい。
人物や物の色の配し方が、また独特で一瞬ゴーギャンの作品をなぜか思い出したのだが、決して似ている訳ではない。
そうした不安定さや落ち着かなさがありながらも、どこか惹かれるものがあるのは福永の大きな魅力だろう。大画面でもやや小さめの画面でも、作品の完成度のブレはないように感じた。

・松井亜希子 -冬の水 うつろう光影-展 INAXギャラリー2 2/24終了
ギャラリーサイトhttp://www.inax.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_001794.html

同ギャラリーでは久々の版画作家の展示。モノクロの写真のような銅版画。
今回の作品モチーフは「水」たゆたう水。水の表情を銅版画でいかに創出しているかが鍵。横200cmの大阪の水景をモチーフにした新作は圧巻だが、非常に上手いし版画とは思えないような線描に魅せられる反面、版画でしかできない表現が作品に見えるかと言えば、それは見えてこなかった。
上手いだけの版画作家さんは卒展などを拝見していると非常に多い。
問題はその先で、版画特有の、版画でしかできない表現って何だろうと彼女の作品を観ながら改めて感じた。

・村岡佐知子 「weather report」AI KOWADA GALLERY 2/26で終了。
1983年生まれ。
天候をペインティングで表現。全部で作品は5点あったが、何か物足りない。絵から感じられる力や感情が伝わって来なかった。画面上に散らばる色が、星空のように見えたが、そこから天候というテーマへの結びつきは私には感じられず残念。

・関口 正浩 「反転・回転・反復」 児玉画廊京都 3/26まで開催中
彼の作品はG-tokyo2011にも同画廊で出展されていた。
幾何学な色彩面で構成されているが、キャンバスにじかに描いているのではなく、カッティングシートもしくは紙のようなものに色を塗り、それを貼り付けて画面構成をしているようだ。

この貼り付けの色面構成と貼り付け方法により、表情は様々に変わる。特に敢えて、しわがよるような貼り付け方をすると画面が歪んで、見えたりと面白い。絵具では難しそうな皺表現が、作品の表情にニュアンスを追加する。

・ロンドンギャラリー
今期は、昨年福井県立美術館で同ギャラリーオーナー田島氏のコレクションにより「シルクロードと東アジアの仏教美術」展が開催された。その中からごく一部の作品を展示している。
東博の「平山郁夫と文化財保護」展と合わせて観るのも楽しいと思う。
最奥の床の間のお軸が、鎌倉時代の錐金の美しい仏画であった。北魏の仏塔はやはり素敵な微笑みをいつもたたえている。

・アイ・ウェイ・ウェイ展 終了 SHIN MISA GALLERY
これはオープンしてすぐに観に行ったが、狭い会場内で作品とくっつくような距離でしか鑑賞できず、昼間だったので、シャンデリアの輝きがいまひとつだった。
作品は一見シンプル。巨大な2階まである天井まであるシャンデリアが下がっている。
光は中から当てているのか、ガラス?の飾りが光を乱反射していたのだが、お昼に行ったため、その光がよく見えなかった。最終日だったのか、特別にギャラリーの入口の重い重いドアを全面開放して下さって、日没後に作品から引いた位置で、鑑賞するのは以前観たのとは別の作品化?と思うほど美しかった。

・渡辺豪「lightedge - 境面 II -」2/26で終了
昨年愛知県美術館で、「現代美術の発見VI 渡辺豪 白い話 黒い話」を拝見したばかりだったので、今回の展示作品もうち2つがかぶっていたと思う。

本が上からゆっくりとゆっくりと落ちて来るかぶさってくる、いや流れて来ると言った方が分かりやすいか。音はほとんどなく、ひたすら時間がここではゆっくりと流れるのだ。

大型の書籍がゆっくりと落ちる作品の正面には、未見作が1点。アパートの一室が歪んでくるという不思議な映像。
奥のスタッフルームにも作品が数点あった。
詳細はex-chamberさんのブログにアップされています。

・「田幡浩一 trace of images」 ギャラリー小柳 3/11まで
ギャラリー小柳さんの好きそうな作家だなというのが第一印象。映像と平面作品が何点か出ているが、線の細い、マンガと絵画のちょうど中間に位置するような作品だった。(←これは寝ぼけて書いていたようです。全くそのような作品ではありません。謹んでお詫び申し上げます。)アニメーション的な見せ方を映像で見せると面白いと思ったのだけれど、今回の映像作品は個性的ではあったけれど、あまり魅力は感じず、むしろ絵画の方が良かった。
虫や花のモチーフ作品は、平面から抜け出て動きだしそうな予感あり。まだまだ、これから変化し益々新しい表現をして下さる印象を持った。
*田端浩一さんの感想について3月1日に修正しています。

他にもまだあるような気もしますが、とりあえず今日はこの辺で。

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