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「煌めきの近代~美術からみたその時代」 大倉集古館

煌めき

大倉集古館で開催中の「煌めきの近代~美術からみたその時代」展に行って来ました。

本展では、幕末・明治から昭和に至る時代に美の面から焦点をあて、その特色と輝きを示す試みを行うものです。
出展作品は約40点。会期中一部作品の展示替えがあります。

この展覧会では、横山大観の「夜桜」(同館所蔵)も展示されますが、私は同じ大観でも個人蔵の特別出品「秋色」を観たかった(2/27でこの作品の展示は終了)ので、この展示期間中に行って来ました。

以下印象に残った作品です。

・「山水図」 橋本雅邦 6曲1隻
橋本雅邦がもとより、好きなので、この屏風絵はとても嬉しかった。しかもモチーフも好きな山水図。雅邦は元々山水図のような風景画が多い。水墨画の見事な作品だった。

・「万里長城図巻」 田能村直入 明治時代に活躍した文人画家で、田能村竹田の養継子。
全体的に線が堅い。巻頭の賛は、富岡鉄斎によるもの。

・平家納経 経箱 田中親美
田中親美と言えば、平家納経だけでなく源氏物語絵巻の模本作成をしたことでも有名。平家納経だけでなく、経典を入れる箱まで再現してしまうとは恐れ入る。
その精緻かつ華麗な美しさは、オリジナルをも超えているほどの出来栄え。

これは今回のベスト3のひとつに挙げられる。

・朱色地螺鈿高卓
作家不明の作品だが、明治の工芸技術は素晴らしいものがある。
この作品以外に、自在置物なども数点あり、こちらは江戸時代のものだが、明治の工芸につながる工芸品。使用目的は飾りだったのだろうか?

・「山四種」 横山大観 4幅
大観の四季それぞれの山の風景を描いた掛軸
春:靄、夏:霧雨、秋:嶺風、冬:雪餘

一度観たことがあると思うが、山四種は好きなモチーフ。四季によって変化する山の情景の空気感が伝わる。

・「秋色」 横山大観
前述の私が観たいと思っていた作品。作品リストでは一幅とあったが、これは間違いだろう。大型の屏風絵。
右隻に槇に紅葉に、蔦。
左隻には、紅葉したツタ。

・「桂川の秋」 穴山勝堂 
穴山の名前は本展で初めて知った。松岡映丘に師事していたという。作品からは、師匠ゆずりの高貴な感じを受ける。

この他、伊藤若冲の「乗興集」なども出展されている。
来年度頭に開催予定の東京藝大美術館の「香り展」の予習にぴったりの香道のお道具が素晴らしい。ひとつひとつ、仕事に手を抜かない丁寧な作業の様子が伝わる。

*3月21日まで開催中

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大倉集古館で「煌めきの近代~美術からみたその時代」展を観た!

「煌めきの近代」展、チラシ上:横山大観「夜桜(左隻・部分)」(展示期間:2/22~3/21)下:横山大観「秋色(左隻)」(展示期間:2/1~2/27) 大倉集古館で開催されている「煌めきの近代~美術からみたその時代」展を観てきました。実はそのタイトルだけでは...

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