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西澤諭志展「ドキュメンタリーのハードコア」 サナギファインアーツ

4月16日まで茅場町のサナギファインアーツで開催中の西澤諭志展「ドキュメンタリーのハードコア」に行って来ました。
詳細はギャラリーの公式サイトをご参照ください。→ こちら

同ギャラリーには初訪問。
Twitter上での評判が良かったので、行ってみることにしました。

西澤諭志は1983年生まれ。同ギャラリーでの個展は2009年に続き2度目の開催となる。
作家プロフィールはこちら
また、作家のサイトに作品画像が掲載されています。→ http://d.hatena.ne.jp/areti/

運良く、ギャラリーに西澤さんが在郎されていたので、簡単にお話を伺うこともできました。

展覧会のDMに使用されている作品「大井町 倉庫 窓A」が一番最初に目に入ります。部屋の中から窓を通して外の風景を写した作品ですが、窓にはめられている格子がなぜかまっすぐではなく、微妙にずれて上に繋がっている。
これはなぜなんだろう?

答えは分割写真。数十枚の写真をPC上でデジタル処理して1枚の写真大版に仕上げているとのこと。
そうして見ていくと、明らかにズレが分かる写真と、うまくつないであって分割されたものを再構成したとは分かりにくい写真が混在しています。
分割写真と分かった時、鑑賞者は他の写真はどうなんだろうと懐疑的になります。
しかし、その時点で西澤さんの狙いに鑑賞者は見事に入り込んでしまっている。すなわち、彼は、日常的な風景を如何にして鑑賞者にじっくり足を止めて見てもらうかを考えて写真を制作している。

入口入って左側は窓を内側に取り込んでいる写真シリーズ、反対側の壁には、もう一つの狙いである触角を感じてもらいたいという写真が並ぶ。
こちらは、曇った窓ガラスや水滴、ふさふさしたフェルト状の靴など、思わず写真を触りたくなるようなモチーフを選んで撮影されている写真群。
どちらのシリーズも西澤さんご本人の部屋からの撮影とのこと。

旧作品のポートフォリオも置かれていたので、眺めて見ると、こちらは無機質な空間、日常生活をする空間の何気ない一部をクローズアップしたり、ポイントとなる一部のトリミングによって、普段観ているものが別のものに見えて来る、別の見え方をすることに気付いてもらいたい、という意図。

西澤さんの写真を拝見して、再び、写真というものの魅力や意味合い、そして表現主体が写真であることの意味について再び考えさせられた。もちろん、私の中に答えはまだ見つからない。見つからないからこそ、写真を観に行く。

*4月16日まで。
開廊時間:12時~18時までとありますが、私が到着したのは18時過ぎでしたが開いていました。
事前に電話されると良いかもしれません。1

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