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内海聖史展 「さくらのなかりせば」 ギャラリエ アンドウ

さくらのなかりせば

渋谷の文化村ミュージアムと松濤美術館のほぼ中間で、松濤に向かって右方向の脇道を入ってすぐにギャラリエ アンドウはあります。
ギャラリーのサイトはこちら

4月23日まで内海聖史展「さくらのなかりせば」を開催中で、早速行って来ました。

このブログで「内海聖史」で検索すると、結構な数の記事がヒットし、どうやら最初に作品を拝見したのは2008年6月の東京都現代美術館の「屋上庭園」。
そして、同年11月に静岡県美の「風景ルルル」展での展示に感動し、以来個展、グループ展に関わらず拝見しているような気がする。
直近では、昨年10月の京都芸術センター「panorama すべてを見ながら見えていない私たちへ」展での展示だろうか。

とにかく、色彩に全身が包まれるという感覚が忘れられず、回を重ねるごとに展示方法も作品もダイナミックにかつ巧みになっていると思う。
こうして、一人の作家さんを追いかけていくと少しずつ違いや変化が見えてきて、それも楽しみの一つになっている。
*内海さんご自身のブログ「色彩の下」→ http://uchiuminfo.exblog.jp/

さて、今回の個展「さくらのなかりせば」は、4月の桜の季節にピッタリの作品。

ギャラリエアンドウの展示空間は決して広いとは言えない。しかし、敢えて壁面の約3分の2を使用した大作は、満開の桜を見上げるのでなく、自分の目線と平行に観るという新しい花見体験のようだった。

ピンク色、桜色、微妙な色の変化、色数だけで30色、50色だったかを使用されているとのこと。
ギャラリーに入った瞬間、本当は白い壁面が淡いピンク色に染まっているように感じたが、照明によって作品の色が反射したため、壁の色までピンク色になっている。

ちょうど内海さんが在廊されていて、次々と訪れるお客様に作品の説明をされていらっしゃった。
ここで、調光可能な照明を操作して、徐々に光を落としていく。
すると、桜色も深くなり沈んでいくのがよく分かった。
最後は自然光で観たのだが、窓がない空間なので、夜桜をイメージした。以前、プライスコレクション展で、照明を変化させることにより、屏風絵の金箔、金地の見え方が変わる展示が行われたことを思い出す。

桜色の作品の前に佇むと、自分自身もほんのりと染まっていくような、そして、ぽかぽかと身体が暖かくなるような感覚があり、色彩はエネルギーで、鑑賞者は色から伝わるエネルギーや感触を身体で受け止める。
目から取り込んだ情報であるにもかかわらず、それが体中に伝わっていく感じ、まさしくエネルギーが身体を循環していくような感じ。

内海さんの作品では緑色や青色がよく使用されるが、ピンク色ベースの大作は今回初めてとのこと。
これまでもピンクを取り上げてみたいと考えておられたそうだが、夏では暑苦しいし、作品を公開する季節を考えるとタイミングが合わず、漸く今回4月の個展とのことで、ピンクに挑戦することができたとお話して下さった。

ピンク色中心の画面に桜餅に使用される桜の葉の色、若い緑の葉色も所々にあり、葉の形はしていなくても色の粒の集積が、葉っぱに見えて来るから不思議。この色の組み合わせがまた絶妙である。

絵画による室内でのお花見体験は実に素晴らしく楽しかった。
鬱々とした気分が晴れ、作品から元気も貰うことができた。
内海さん、そしてギャラリエアンドウのオーナーに心から感謝致します。

なお、入口入ってすぐの左側に小さな作品が1点。この他小サイズの作品が展示はされていませんが、奥に何点かありました。

*4月23日まで開催中。

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noel様

こんばんは。
色には波動があるのではないかと感じました。
ピンク色のエネルギーに酔いしれました。

ピンクオーラ!

こんにちは。私も伺ってきましたが素敵でしたね♪ まさにギャラリーでのお花見に酔いしれました。 力強いピンクでしたね。 
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