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平川祐樹 「微かな予兆」 STANDING PINE-cube

平川

名古屋の長者町にあるSTANDING PINE-cube で明日4月24日まで開催中の平川祐樹「微かな予兆」と4月23日本日のみ開催のイベント、同じく長者町の万勝S館(旧ATカフェ)でのイベント「One Day Cafe #1」3階展示《ささやきの奥に》に行って来ました。

STANDING PINE-cube のサイト→ http://jp.standingpine.jp/current/index.htm

平川祐樹さんは、1983年名古屋市生まれ、現在愛知県在住。
先に行ったのは万勝S館の展示の方。
最初に観た時、どこかで観たことがあるような気がしたが、この時は思い出せず。
自宅に戻って、あいちトリエンナーレの「中川運河ー忘れ去られた都市の風景ー」の出展作家さんの1人と分かった。

今回は壁面で1作品、その壁面に垂直に設置したスクリーンの両面で2作品を上映していた。

各1分30秒のループ作品だが、まず目が行ったのは水らしき液体が生きものの如く拡張し動き出す映像。この動きが面白くてしばし見つめる。そのうち正面の壁で、ただいま多くの日本人を苦しめている杉の木らしき森が写し出され、この映像は刻々と場面が変化したように記憶しているが、はっきりと思い出せない。
そのうち、液体作品の裏側の映像も始まったので裏に回って観始める。この位置に来ると、他の2作品を同時に観ることはできるず、この作品のみに集中することになるのだが、雨や土に雨が浸透していくような映像だったか。
こんなにも記憶がないのは、最初に観た液体があまりにインパクトが強すぎて、他の作品の印象がふっとんだことにある。

加えて、その後えびすビルでの個展作品のも拝見したため、ごっちゃになってしまった。

しかし、確実に言えることは人を引きつける魅力が映像に宿っていたということ。最初の印象というのは非常に重要で、パッと観て、観続けるか、立ち去るか決める人は多い。少なくとも私には十分足を止めさせる力が作品にあった。

万勝S館から徒歩数分でえびすビルパート2の3階にあるギャラリー、STANDING PINE-cubeに到着。このビルには何度か行ったが、ギャラリーができたのは知らず初訪。

EVを降りたら真っ暗で、焦ったけれど、展示の演出であったのだろう。照明をなくしモニターが10個。手前の壁面に横一列で4つか5つ。残りは奥のスクエアな空間を囲むように並んでいる。
こちらは、カラーの映像中心で効果音付き。
真っ暗な雰囲気と合間って不穏さを醸し出していたが、よくよく見ると日常で見かける光景をクローズアップしていることに気づく。

自転者の車輪が、カラカラと回るがそこには誰の存在もない。
紅蓮の炎が赤々と燃え立つが、やがて火の手は消失する。どの映像にも人は映されていない。裏側に人の見えない気配を感じて不穏な気持ちになるのかもしれない。

裏側のスペースにも作品のあるので見落とさないように。
こちらは、またポエティックな平面作品で、映像作品と言って良いのだろうか。
何かの小説の文字を選択して、そこだけを微かに光らせる。まさし「微かな予兆」。
残った文字のかけらを集めると、本来繋がっていない文字の集積に意味が生まれる。意味を見つけているのは鑑賞者自身であり、作家ではないのだ。
「観客主体の作品だ」と、ステートメントに書かれていた。

この個展、明日が最終日だが再訪したい。何か気になる。

*万勝S館の展示は既にに終了しています。
ただし、One Day Cafeは#2が5月28日(土)、#3が6月25日(土)に開催される予定です。

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