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安部典子 “TIME LAG”-Linear-Actions Cuttin Project 2011 スカイ・ザ・バスハウス

スカイ・ザ・バスハウスで5月14日まで開催中の安部典子“TIME LAG”-Linear-Actions Cuttin Project 2011に行って来ました。
*会期は当初、5月7日まででしたが、5月14日まで延長されました!
詳細は、ギャラリーのサイトをご覧ください。
⇒ http://www.scaithebathhouse.com/ja/exhibitions/2011/03/noriko_ambe_time_lag/

現在、NYを拠点に制作活動している安部典子(1967年生まれ)の8年ぶりの日本での個展。
ペーパーワークというには、あまりにもダイナミックな造形美、かつ逆に繊細な美しさの積層があり、両者の拮抗する美を堪能した。

本展のテーマは「Time LAg」時間の感覚を主題とし、様々な形で時間軸や時の流れを表現する。

≪edges of Current≫はまるで、海に面した陸地と紙の積み重ねは地層の積み重ねに重なり、海と陸との海岸線を描いていた。その美しさたるや、真っ白な紙を一体何枚使用したのだろう。
紛れもない、紙を使用した彫刻だった。紙1枚が1年いや100年単位の時間に見える。

白い彫刻は、紙の集積体となった時、大理石のようにも見える。小さめの作品でも使用する紙の枚数は800枚から多くて1000枚。気が遠くなるような世界だ。
作品を作る過程において、ドローイングかデッサンなどを書き起こすのだろうか、いや展示されていたか。
観に行ったのは、4月の始めだったので記憶が既に薄れていてもどかしい。

そうかと思えば、私の関心を強くひいたのは「BOOK CUTTINGS」シリーズ。
特に、私の好きな写真集、ロバート・フランクの「The Americans」を使用したカッティングワークは写真集自体の美しさと相まって、別次元で、安部の手を加えたことにより写真集であって、写真集でない写真彫刻が完成されいた。

もう1点、河原温のBOOK CUTTINGSも面白かった。河原と言えば、時間を文字に落としこんで視覚化しているが、その彼の作品を更に加工しることで、河原自身による時間軸の破壊が起き、そこには安部の時間が加えられたように感じた。

≪Flat File Globe Crcking≫は、メタルキャビネットとのコラボレーション。縦の時間軸を視覚化。
引き出しごとに、紙による彫刻作品がおさまっている。
この作品の画像は、作家本人のサイトでご覧いただけます。⇒ http://www.norikoambe.com/works/index.html

他に、≪The Sand≫など全部で8点、濃密で充分満足いく展示内容だった。

彼女のテキサスでの個展が、昨年のアメリカ美術評論家協会(AICA-USA)の選ぶ2010年のベスト展覧会のひとつとして、マリナ・アブラモヴィッチや蔡國強などそうそうたるアーティストと並んで選出されたというのも納得できる内容。非常にハイセンスな作品でワクワクした。

*5月14日まで。

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