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「転置-Displacement-」 @KCUA

転置

「転置-Displacement-」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 4/9(土)~5/22(日)11時~19時(入館は18時45分迄)
http://www.kcua.ac.jp/gallery/exihibition/1208.html

2010年の開館記念展に続いて京都市芸大を近年卒業・修了した作家5名によるグループ展。
出展作家:寺田就子、野原健司、森末由美子、吉村熊象、寄神くり

印象に残っているのは、寺田就子、野原健司、森末由美子

特に、寺田就子(1973年生まれ)は本展を観る前に岐阜市のGallery Captionで開催された「通奏低音」(こちらもグループ展で水野勝規さんの作品を目当てに行ったが、生憎以前、京都芸術センターで拝見した作品だった・・・)でご本人が在廊されていてお話を伺うことができたのだった。
そして、いいなと思った彼女の作品はすべて売却済で妙に納得した。

Gallery Captionでの作品も繊細で版画科ご出身とは思えない、敢えて分類するならば彫刻か。大学の専攻など関係なくご自身の表現したいものを突き詰めたら、あの形になったとしか考えられない。
小さな小さな作品に美は宿る。
1階には≪オレンジに灯る影≫2011年、スーパーボールやガラス、本を組み合わせた作品。2階にはボタンを使用した≪つらなる色≫2010年、≪舞い上がる風々≫2009年ではたんぽぽの綿毛を使用。

身近なもの、例えばガラスやビーズなどを組み合わせて、宝箱からそっと取り出したような造形作品を生み出す。
「かそけきもの」そんな言葉がぴったり。
どこか今村遼佑の作品を思わせないでもないが、今後、どれだけ寺田就子らしさを発揮できるか、非常に楽しみな作家である。

野原健司(1975年生まれ)は、2階のスペースに小屋を作り上げていた。様々なものを組み合わせて作られ、中も外も小屋を飾るものたちすべてが作品。
若干のカオス的な空間であったが、無人島にたどり着いて発見した小屋を探検するような気持ちで楽しんだ。
後で児玉画廊が取扱ギャラリーと知って、妙に納得。オープニング展に出展していた貴志真生也も同じく児玉画廊の取扱作家である。非常にダイナミックで型破り。

森末由美子(1982年生まれ)は、以前大阪のART COURT GALLERYで拝見した記憶があって、その時は本を使用した作品にとても惹かれた。寺田就子と同じく版画科の卒業。
今回も本をした作品が1点あったが、≪名刺≫、≪レシート≫など既存のものを何度も刷り重ねることによって、平面から僅かな立体感を生み出す。

しかし、いずれの作家にも言えるが、どこか既視感があることは否めない。
個人的にはやはり昨年のオープニング、特にあの大混乱の第1期の「きょう・せい」のインパクトはなかった。

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