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「帝室技芸員シリーズⅡ 蒔絵 白山松哉とその弟子たち」 清水三年坂美術館

「帝室技芸員シリーズⅡ 蒔絵 白山松哉とその弟子たち」 清水三年坂美術館 5/22で終了しています。
http://www.sannenzaka-museum.co.jp/kikaku.html

白山松哉(1853年~1923年)は、1906年明治39年に蒔絵師としては4人目の帝室技芸員に任命された。ちなみに最初の3人は、ご存知柴田是真と川之辺一朝、池田泰真。
今回の展覧会では松哉の作品を中心に弟子達の作品も合わせて展示することで、その共通点や相違点、そして画家として活躍した松哉の息子、白山春邦の作品も展示する。

ここに来ると、2階の企画展コーナーに行く前に常設展示で足止めされる。
今晩のNHKハイビジョンで放送された明治の金工家、正阿弥正義はじめ海野勝、先週放送された並河靖之の七宝作品など明治時代の超絶技巧工芸の数々を楽しむことができ。
そうして、信じられないような技術の冴え、作品の緊張感や美を愛でるうちに時間は過ぎていく。

今回の特集は蒔絵師、白山松哉。
本展チラシによれば「松哉は、その全ての作品に気品があり完璧なのである。しかも独創性に富み、他の作家の作品とは容易に区別がつく。」
「本当だろうか・・・と観ていくと、本当だった。」という、いつも通りこちらが脱帽すべき工芸品の数々が並んでいる。
松哉は技術も素晴らしいが、その前段階であるデザインが斬新。
ありきたりのものであったとしても、そこに調和の取れた美しさを保ち続け、また他の誰もやっていないような凝ったデザインの作品はまず松哉が手掛けていた。

・武蔵野図棗
・カンドリ香炉
・忍草香合
・切段模様蒔絵印籠 → モダンなデザインかつ優れた技術。
明治の人はなぜ、これ程までに技を追求できるのか?

息子の白山春邦の「葛図屏風」4曲1隻は見事だった。小さな蒔絵の工芸と違い、この屏風絵だけがどんと構えて私たちを迎え見送ってくれた。彼は親である松哉のような蒔絵師にならず、画家の道を歩んで良かったと思う。こんなに凄い親を持った子供への影響は計り知れない。

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