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「手塚治虫のブッダ展」 東京国立博物館本館特別5室

ブッダ展

「手塚治虫のブッダ展」 東京国立博物館本館特別5室 4月26日~6月26日
公式サイト → http://www.budda-tezuka.com/index2.html

国立博物館や国立美術館が独立行政法人化してからというもの、特に国立博物館は大きな変化を見せている。
もっとも顕著なのが東京国立博物館。
私は、京博、奈良博、九博(まだ2回)にも行くけれど、商業ベースに強く傾いているのを感じるのは東博だ。
これまでにない宣伝や広告の大々的な展開。年に何本もある特別展。

今回の特別展「手塚治虫のブッダ展」など、商業ベースに乗った最たる例と言えるだろう。
会場は東博本館特別5室。
ここでは、今年の3月21日までロングランで「仏像の道-インドから日本へ」と仏像がアジアから日本へ入ってきた変遷をたどる展示を無料で行っていた。→ http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=708

「手塚治虫のブッダ展」は、手塚治虫が晩年に制作した『ブッダ』の原画と仏像そのものを同じ空間に展示することで、手塚が追及したブッダの世界を間近に鑑賞するものだと東博のホームページで知った。
すると、メインテーマはあくまでも手塚治虫の『ブッダ』である、私は『ブッダ』を読んだことがないのだが、実際の史実とは異なり、“釈迦”の生涯(仏伝)を手塚治虫独自の解釈で描いたものらしい。

観終わって思ったのは、この内容で800円というのがあまりに虚しく、確かに漫画を紹介しつつ釈迦の生涯をたどる内容にはなっていたが、展示されている仏像の大半は館蔵品である上にそれ程数も多くない。
肝心の手塚の原画も、中途半端な数の展示。
にもかかわらず、照明だけはやけに凝っていて、天井には紫色の光線がひかりスペクタクル的な会場作りとなっていたが、照明だけ頑張っても中身が入場料に追いついてない。
手塚の原画を観るのにそれだけの価値があるのか。

映画「手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-」が5月28日から全国で公開されているが、この映画の宣伝のための展覧会としか思えないではないか。

確かに漫画を使って、仏像に関心のない人や子供たちにも来館し楽しんでもらおうという意図もあるし、そういう意味では成功していたとは思うが、あまりに商業的過ぎて辟易した。
そこまでして、入場者数、入館料を稼がねばならぬのかと。

過剰な照明は、中身の乏しさを補う要素としか私には思えなかった。
エンターテイメント的な要素はあるかもしれないが、私は国立博物館に過剰なエンターテイメント性を求めていない。作品を美しく細部まで見せる照明や快適な展示環境があればそれで十分だと思っている。

本展の白眉は、ジュニアガイドだろう。
非常に分かりやすくブッダの生涯や実際に展示されている仏像の画像や見どころがまとめてあって分かりやすい。
仏伝と手塚漫画との違いも登場人物をベースに説明されている。

会場が狭いので、今後混雑が予想される。
特に漫画の原画は並びそう。
手塚の原画を持ち出しただけで800円とは・・・割り切れない思いで会場を後にした。

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andian様

はじめまして。

価値観は人それぞれ。
私にとっては高く感じても、手塚アニメファンにとっては800円でも安いのかもしれません。
そういえば、土偶展も特別5室での特別展でしたが、あれは特別展でも高いと思いませんでした。
やはり、個々人の思い入れによるものです。

総合展プラス200円

とすれば妥当だと思いますが。
ブッダ展だけ見ようと来た人にこれで800円か、と思わせないためには、そういう売り方も考えてもいいですね。だから高校生が400円ということは東博側は単独400円の価値があると考えてるわけですかね。
年間パスポートにしても、東京以外に行く機会がない人はスタンプ欄が余るわけなので、そんなに責めないでっていうところです。
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