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「いにしえのほほえみ」展 MIHO MUSEUM

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前回の関西旅の最後に訪れたMIHO MUSEUMで開催中の「いにしえのほほえみ」展について書いてみようと思います。

MIHO MUSEUMでは今年10周年記念特別展が春季、夏季、秋季の3度開催されます。
春季の展覧会に続き夏季「いにしえのほほえみ」展に行ってきました。

いにしえのほほえみ=アルカイックスマイルと言えば、何と言っても思い出すのは広隆寺や中宮寺の弥勒菩薩。
見仏の最初は広隆寺で、弥勒の微笑みに魅惑されました。


本展ではアルカイックスマイルの始まりをたどるかのように、
 1.西アジア、エジプト
 2.地中海世界、オリンピアの英雄
 3.中央アジア
 4.南アジア、東南アジア
 5.日本-埴輪、童顔の仏
 6.日本-円空、神仏習合、お地蔵さま
の順で展示を見ていく流れで構成されていました。


最初のエジプトコーナーは展示数は少ないものの、それゆえ一点一点集中して見ることができ、1つ発見が。
古代エジプトでは「ラピスラズリ」が高貴な力の象徴とも言える石であったのだなということ。

造形もさることながら、石の美しさは紀元前のものであっても、ラピスラズリの青は、色あせることのなく美しかったです。
古代日本ではなかなか見られない「石の文化」と申しましょうか。


次に続くアジアの仏像では、特に印象に残ったものがないのですが、
奈良国立博物館で国宝の誕生仏に魅せられてから、小さな小さな手のひらに乗るサイズの誕生仏が気になります。
手を挙げたお姿が何とも愛らしい。
愛らしいなどと書いては失礼かな。

本展でも誕生仏が出ていましたので、じっくり鑑賞しました。


日本の古代のほほえみとして埴輪が並べられていたのですが、個人的にはぜひ、ここに土偶を並べて欲しかった!
土偶も微笑んでいるものがあったはず(なかったかな?)。

展覧会の最後は円空仏とお地蔵様でした。
なぜ、最後が円空仏なのか?
木喰仏の方が笑みは大きいような気がしますが、「微笑み」でなく「笑い」の範疇と考えられたのかはたまた物理的理由か。

お地蔵様の方が、的を得ているような気がしました。
一番身近に微笑をたたえていらっしゃるのが、お地蔵様ではないかと思うのです。

NHKハイビジョンで「心の仏像」という番組が先日特番で放映されていましたが、ゲストの方が「ほとけというのは『ほっと心がとける』から仏なのだと思っています」とおっしゃっていました。

「なるほど」言い得て妙とはこのこと。

微笑をたたえた仏像を見て心がとろけました。


*8月19日(日)まで開催中。

MIHO MUSEUMは遠いのが難点。
最寄駅の石山から路線バスに揺られること50分です。
カーブの多い山道であるため、帰路のバスで車酔いをしてしまいました。
車に弱い方は酔い止めを準備された方が良いかもしれません。

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oki様

こんにちは。
やはり古代オリエント博物館の巡回だったのですか。
微妙に展覧会名が違っているのが紛らわしい。
巡回するなら、案内して欲しいものです。
この展覧会は、この後岐阜に巡回することが後に分かりました。
こんなことなら、岐阜で見れば・・・(涙)

図録も買ってました。
確かに冒頭が図録らしからぬ様相でしたね。

あちこち行ってますが、名古屋在住です。

これは東京では古代オリエント博物館でやったやつの巡回ですね。
西洋のは微笑んでいるといえばそう見えるし、まあ見方によりけりですね。
展覧会カタログは購入されましたか?
その「ほほえみ宣言」なる冒頭の文句が実にそこが浅い。
ところでmemeさんは名古屋近辺にお住まいなのかな、リンクの紹介でちょっと書きたいので教えてください!
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