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釘宮由衣  「Cat and Bird Paintings」 タカ・イシイギャラリー京都

釘宮
Yellow Eye Bird, 2011年 紙にガッシュ, 水彩 36 x 28 cm / 14 x 11 inches

釘宮由衣 「Cat and Bird Paintings」 タカ・イシイギャラリー京都 5月14日(土) ~ 6月18日(土)
http://www.takaishiigallery.com/jp/exhibitions/2011/yui_k/

釘宮由衣(1981年 東京生まれ)は、2007年にイェール大学を卒業後、ブルックリンを制作の拠点として活動中。これまでアメリカ、メキシコ、ヨーロッパなど海外での発表が多かった釘宮にとって、今回が日本で初個展となります。

タカ・イシイギャラリー京都は、東京の清澄白河のギャラリーと比較すると若手作家の個展開催頻度が高い。ベテランや海外アーティストの個展ももちろん楽しみだが、見知らぬ若手作家と出会う喜びもまた大きく、できるだけ土曜日に京都にいる時は立ち寄るようにしている。

今回も、目的はMOVINGという映像イベントにあったが、京都到着後最初に行ったのはこのギャラリー。
2階に上がると、ここ最近なかなかお目にかかれない色彩感覚と絵具を厚く塗り重ねた骨太のペインティングに衝撃を受ける。
大胆な構成と絵具の盛り上げによるテクスチャーの味わい。近づいて観るのと離れて観るのとではまた違う。
油彩では、厚く色を塗り重ねるのに対し、水彩では、にじみやぼかしを利用して色や線の境界を曖昧にし、激しさはないが、油彩の重苦しさ、暗さはなく、明るく楽しい印象を受ける。この水彩作品を絵本の挿絵に使ったらぴったりだろうなと思った。

奥の部屋には、コマ撮りで制作された短編アニメーション作品が上映されているが、これがまた実に良かった。
彼女の絵は、アニメーションによく活かされていた。
そして、何よりリズムが良い。映像作品は、映像の美しさもしくはリズムが重要だと思っているが、彼女の映像はリズムとメリハリが効いていた。
映像作品の中に使用されている蝋燭の作品が会場に展示されている。

油彩作品に観られる奇抜な色の組み合わせに、最初は驚くがしばらくするとしっくり自分の中に消化されていくのが分かる。

今回のモチーフは展覧会タイトル通り、猫と鳥が中心だが、抽象的な渦を巻くような抽象画もある。また、フォルムの単純化と強調も、色彩と合わせて惹きつけられる要因だろう。
油彩、水彩、映像、版画(1点)と手法は様々だが、それぞれ個性的でかつ魅力的で、何より私の好みだった。
もう少しお値段がこなれていれば、買っていたかも。。。

日本での作品発表の機会は少なそうだが、今後どんな作品を制作していくのか非常に楽しみ。是非、日本で再び個展を開催していただけたらと思う。

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