スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

植田正治写真美術館

植田2


岡山起点の旅、2日目。
今日は、鳥取大山の麓にある植田正治写真美術館と島根の大観コレクションと名庭で著名な足立美術館に行って来ました。

山陰を電車でまわるのは初めて。
さすがに今日は青春18きっぷでなく特急やくもを利用。

植田正治については、2005年の東京都写真美術館で開催された「写真の作法」展で初めて作品を見、独特の構図やシンプルな画面が印象的で、写真美術館で見た展覧会の中では一番良かったです。
めったに買わないポストカードも、どうしても気に入った作品(「妹と自転車」)のものが欲しくなり今も部屋に飾っています。

そんな植田の作品が彼の故郷である鳥取で見られる、しかも植田正治写真美術館は高松伸による設計の美術館として、藤森照信先生の「特選美術館」にも取り上げられており、建築的にも興味がありました。


さて、米子から大山ループバスに乗ること20分。
見渡す限りの田園風景。
しかし、右手には伯耆富士と言われる大山がそびえています。

植田4


建物を一見した所、人を寄せ付けない感じを受けました。
コンクリート打ちっぱなしというだけの理由ではなく、どこか要塞っぽいからかもしれません。

入口がバスが走っている道と反対側(大山が見えない側)にあるのも不思議。
おかげで、入口を探すのに手間取りました。

今日は福山雅治の特別展が開催されていたのが予想外のアクシデント。
福山雅治は決して嫌いではないけれど、私は福山の写真ではなく、植田正治の写真を見たかったのに・・・。

ということで、お目当ての植田作品は1階の展示室のみ。
2階、3階は福山雅治及び福山ゆかりの写真家の作品構成となっていました。

植田は多くの写真家に影響を与えており、その1人に福山雅治がいて、生前中福山を被写体として鳥取砂丘で撮影した写真をマキシシングルに使用したのが関係の始まりだとか。

植田からの影響が伺われる写真も数点あったが、やはり植田作品から受けた衝撃はなし。


植田作品の中で私がもっとも好きなのは「童暦」シリーズなのですが、ここからの作品が一点もなかったのが残念でなりません。

1階の展示の中で印象に残ったのは彼の代表作「パパとママとコドモたち」撮影の様子を書いた娘和子さんの作文。
ほのぼのとして、植田一家の日常が文章を通じて伝わってきました。


モデルにポーズをつけ、構図をばっちり決める「演出写真」と言われるがそこにあざとあさが感じられないのが魅力。
土門拳のリアリズム写真と正反対なのだが、お互いがお互いを認めていたと言うから凄い。
実際、土門が砂丘を訪れ、彼がポーズを撮って植田の被写体となっている写真もありました。


写真美術館としては山形の土門拳記念館の方が私は好きですが、植田正治の演出写真も土門拳のリアリズム写真もどちらも大好き。

生涯写真を撮ると言わず、写真をする、写真をあそぶと言い続けたその言葉に植田と写真との関係が一番表れていました。

植田3


植田1

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ブログ内検索
twitter
最近のエントリ
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。