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「竹川宣彰 展」 オオタファインアーツ

牛

「竹川宣彰展」 オオタファインアーツ 7月23日迄 11時~19時
東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル3F
http://www.otafinearts.com/exhibition/index.html

ギャラリーに入った瞬間、驚いた。

ギャラリーのほぼ中央に巨大で白い立体作品が存在感を放っている。
近づいて見てみると、小さな牛のイラストが無数に飛び出しているではないか。
この立体、1リットルサイズの牛乳パックを組み立てて制作されている。牛乳パックのパッケージ表面を内側にして白い部分を外側に、つまり普段見かける牛乳パックをひっくり返し、かつ、パッケージに描かれている牛のイラスト部分はきれいに切り込みを入れられ、外側に飛び出ている。立体の表面部分も三次元的。

複数のメーカーの牛乳パックを集めているので、牛のイラストも様々。
こんなに牛のイラストって牛乳パックに描かれていたっけ?
細かい部分に目が行って、全体を観る余裕がなく、少し離れて見たら、この立体そのものが「牛」であることが分かった。タイトルは「遊牧」2011年。

そして、周囲に展示されているカラフルなドローイング4点、そして、彫刻作品を平面に落とし込んだコラージュ風の平面作品「街中遊牧」2011年が1点。
いずれも、すべてモチーフは牛、牛を取り巻く風景。

ドローイングは緩いタッチで描かれているが、「群落」2011年(トップ画像)では福島原発がしっかり描かれ、手前に牛たちが、そして大地は赤と緑っぽい色とに2分割されている。空に浮かんでいるのは何だろう?
大地の赤はSOSサインのように見えてならない。
絵の中の牛は、これまで自分たちを取り巻いていた環境が激変していることに気付いているのだろうか?


福島第一原発事故はいまだ終息の目途も立たず、毎日不安や恐怖にさらされる日々。
今回の震災や原発事故を直接作品に取り入れることで、何を言わんとするのか、何をそこで表現するのか。
私個人としては、この震災を美術の分野へ迂闊に取り込むことをどこか危惧している。

竹川さんの作品は、観る者に考えることを求めていた。
これらの作品を前に、みな何を考えるのだろうと気になった。

竹川宣彰さんのサイト → こちら

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