「関係−藤本由紀夫展」 和歌山県立近代美術館

どうも、私は続き物に弱いようです。
先日行った西宮大谷記念美術館、国立国際美術館との藤本由紀夫の同時開催企画の最後和歌山での「関係」展が気になって気になって。
ドラマやマンガの最終回を見ないで終わったような感じと同じです。
で、ついに和歌山まで行って来ました。
「FUJIMOTO and」(1階)では、森村泰昌、イチハラヒロコらとのコラボレーションや、マルセルデュシャン、稲垣足穂等の作家、文学作品に触発された藤本の作品紹介をメインに、和歌山近美の所蔵品を藤本の眼を通して新たな角度から見直す展示。
「ハッピー・コンセプチュアル」(2階)では、若手画家杉山知子と藤本とのコラボレーションによる展示の2部構成。
「FUJIMOTO and」では特にイチハラヒロコと森村泰昌とのコラボ作品が
良かったです。


と書いても藤本作品を文章で説明するのは非常に難しい。
ほとんど体験型アートなので、その場に行って自分の体験として参加しないと作品が成り立たないのです。
文章にしたものだけ見るとな〜んだってことになりかねません。
逆に作品だけでも、体験方法がないと何がなんだかさっぱり分からないことになります。
和歌山では、作品周囲に一切キャプションがなく、入口に置いてある作品説明や係員さんに使い方をお聞きして、作品体験をしました。
結論、1階作品は面白い!
西宮や大阪で見た作品とは異なる藤本作品の良さを感じることができたのが大収穫。
対して「ハッピー・コンセプチュル」はある意味分かりやすい展示でしたが、杉山と藤本作品とのコラボが成功していたかはやや疑問に思いました。
どうも、1階に展示されていたイチハラヒロコや森村泰昌とのコラボ作品のようにうまくかみ合っていないような印象を受けたのです。
作品それぞれは独立し、ただ場を共有しているだけのような。
2階で唯一私が共通項を理解できたのが「時間」の捉え方。
杉山知子は画家でありながら、インスタレーション作品も多く、1日10分編み物をして作ったマフラーや日光写真を利用した作品が時の流れを感じさせます。


藤本にも同様に砂時計を使用した「KING&QUEEN」等の作品があります。
もっと深く作品の意図を突っ込んで行けば、両者の関係が見出せたのかもしれません。
杉山知子自体の作品はカラフルで好印象でした。
3展通しての感想としては、見る順序が正解だったこと。
特に藤本作品初心者には、西宮(初級)→大阪(上級)→和歌山(応用編)はベストな選択でした(大阪と和歌山は逆でも良いかな)。
いきなり、和歌山だと藤本作品の良さが分からなかったと思います。
*「FUJIMOTO and」は9月24日(月・祝)まで
「ハッピー・コンセプチュアル」は9月2日(日)まで開催中。
上記の通り、会期が異なります。
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COMMENTS
lysander様
こんばんは。
藤本さんの作品に興味を持っていただけて嬉しいです。
その場に行って体験することで、彼の作品の意味する所や良さを感じることができました。
ぜひ遠征を。
大阪と和歌山は9月入っても開催してます。
藤本さんの作品に興味を持っていただけて嬉しいです。
その場に行って体験することで、彼の作品の意味する所や良さを感じることができました。
ぜひ遠征を。
大阪と和歌山は9月入っても開催してます。
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こんばんは
この夏は藤本さんの展覧会に行きたい行きたいと
思っていたのですが、いまだ行けません。
9月あたりに遠征しようと画策中です...(^^;