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村上友晴展「孤高の軌跡」 ギャラリエアンドウ

村上友晴

村上友晴展「孤高の軌跡」 ギャラリエアンドウ 7月23日迄
渋谷区松濤1-26-23 11:30~19時 日・月休廊
http://www.ando-tokyo.jp/exhibition/ex-current/current-ex/carrent-EX.htm
<作品画像、経歴等は上記ギャラリーのサイトをご参照ください>

DMに掲載されていた作品の画像(上記)を観て、この絵画を実際に観たいと強く思った。
深い赤と黒のせめぎあい、構成は違うがマーク・ロスコのDHC川村記念美術館のロスコルームにある作品群が頭に浮かんだ。

今回は1976年の初期の油彩作品から2004年のドローイングと幅広い制作年代の作品が8点。
私は村上さんの作品を過去にどこかで観ているだろうか?

昨年名古屋市美術館で、「静けさのなかから 桑山忠明/村上友晴」展が開催されていたのに見逃したのは大失敗だった。
どういうわけか、震災以後抽象画が好ましく、逆にこまごまと画面にモチーフが描かれた絵画が苦手になって、勝手な個人の心境の変化だが、村上友晴作品ほど、今観たい絵画だったことは実際に作品を目の当たりにしてよく分かった。

同じように軽井沢のセゾン現代美術館で観たロスコの作品もまたしみじみと感じ入るものがあり。

村上友晴の絵画は一見、大胆な抽象画のようでいて、その実非常に手間がかかっている。
恐らく、下地になる色を塗った後、別の色を小さな点を埋めていく。トップ画像の支持体は驚いたことにキャンバスではなく紙だった。紙に油彩絵具を塗り重ねていくので、重みと作品の保存が大変だとオーナーから伺った。

観ていると、彼の作品は触角を刺激される。
眼でものを触ることができるのであれば、私は長い時間彼の作品を自分の両目で触っていたような感覚。
実際に、手で絵肌を触ってみたい衝動に強くかられたが、勿論そんなことはできない。

油彩と同じくドローイングも鉛筆で描いたとは思えぬ質感と点の集積、点という表現も相応しくないかもしれない。

作品に囲まれると気持ちが鎮静化するのが分かる。
名古屋市美の展覧会が「静けさのなかから」と銘打ったのも、ここに来て納得できるのものがある。
村上さんは敬虔なクリスチャン。
神への祈り、もしくは贖罪といった画家の崇高な精神が画面から立ちあがる。

今、このタイミングで村上さんの作品に出会えたことを感謝したい。

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