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東京→金沢→名古屋→奈良・大阪・京都→三島・箱根 美術館への旅(前編)

しばらく、ブログの更新が滞ってしまいましたが、現在夏休み中につき、金沢→名古屋→奈良・大阪・京都→三島・箱根の美術館に行って来ました。

個々の美術館で観た展覧会の感想はすべてではありませんが、ボチボチ書いて行きます。
今回は、旅程と簡単なまとめで旅を振り返ります。

7月26日(火)
・朝CAMP 講師:良知暁 フリオ・コルタサル「悪魔の涎」
フリオ・コルタサルの短編集「悪魔の涎」を専門が写真の良知さんを講師に迎え精読する会に参加。私の他には主催者の方の他に2名の参加者。まだまだ自分の読み込み、それがたとえ小説であったとしても甘過ぎて恥ずかしくなる。『南都高速道路』の短編では、参加者の方が、良知さんと同じく渋滞した高速道路の車の配置を図に書いておられて驚いた。自分はまだまだだなと。

・「空海と密教美術展」 東京国立博物館 平成館
言わずと知れた大型展。詳細は別記事にするが、大型作品や仏像が多いため大味な展覧会の印象。第二会場の仏像曼荼羅は、ここまでする必要があるのかという演出ぶり。最近の東博は「ブッダ展」もそうだけれど、照明に凝り過ぎて、肝心の見えやすさが失われていることが気になる。

・「孫文と梅谷庄吉展」 東京国立博物館 本館特別5室
長崎の梅谷庄吉のひ孫である小坂文乃氏の手元で保管されてきたアルバムや関連遺品と東博が保存する当時の稀少な写真260点で構成。ただ、問題は260点を全部に一度に見せるのではなく前期後期で写真資料は総入れ替えである。「空海と密教美術展」とは別料金で800円は高い。今回は会期が重なっているのでなおさら。特別5室という1展示室だけで開催される企画展を特別展と銘打つのも気になる。内容は良かったのだが、これも東博の姿勢を疑わざるを得ない。後述する京博の「百獣の楽園」と比較すると尚更である。

・「大英博物館 古代ギリシャ展」 国立西洋美術館
この展覧会は、昨年の秋に台北の故宮博物院に行った際に観ている。世界を巡回している展覧会で、その時は日本に来ることを知らなかったので、台北で先に観ることになったが、展覧会の入場料は確か600円くらいだったと記憶している。そんなわけで、「円盤投げ」含め2回目。日本は「円盤投げ」が台の上に乗ってやや高い位置に設置してあったため、見上げることになったが、台北では観者と同じ位置に設置されていた。密教美術展で観た仏像彫刻と西洋の紀元前ギリシャ彫刻の違いをまざまざと感じる。

この日の深夜バスにて新宿より金沢へ出発。

7月27日(水)
予定通り、7時半頃に金沢駅到着。水曜日の金沢は本当は好ましくない。金沢美術工芸大学のギャラリーにかねてより行きたいと思っているが、ここは水曜日が休み。

・「ホノルル美術館所蔵 北斎展」 石川県立美術館
この展覧会は、本来東京の三井記念美術館を皮切りに国内の美術館を巡回する予定だったが、震災により東京展は来年の4月以後に最後の巡回先となる。東京で観ても良かったのだが、展示替えがあるのではないかと予想して、一度に観られる金沢で先に観ることにした。
相変わらず、石川県立美術館では企画展の作品リストの用意がない。同美術館の企画展のサイトに作品リストが掲載されているので、リストが欲しい方は印刷して持参されることをお薦めする。サイトのリストを印刷していただけないかお願いしたが、「そういうことは美術館の仕事ではありません」と担当学芸員らしき方に一蹴される。更に、私は金沢21世紀美術館の会員なので、本来は団体料金になる筈が、県立美術館では全く周知徹底されておらず、「そんな割引はありません」とチケット売りの方に一蹴。後で、21世紀美術館に確認したら、申し訳なさそうに「県立美術館には申し入れしておきます」と言われたが、入館料が戻ってくるわけでもなく。。。
これで内容が良かったらまだしも、残念ながら期待以下であった。目当ての摺物のコンディションがいまひとつで、横長でサイズはあったのだが、退色がひどく、また肌目だしなどの技法もされていないのがほとんど。1点だけ良いのがあった。
浮世絵は揃い物が並ぶ。さすがにこちらのコンディションは良い。肉筆画3点のうち1点は紙本でさらっと書いた蔬菜図、残り2点のうち「渡し船図」は初来日だがう~ん。。。

美術館の対応の悪さばかりが気になった。だから、21世紀美術館は多くの来客でにぎわっているというのに、いつも来場者が少ないのではないかな。

・「イェッペ・ハイン 360°」 金沢21世紀美術館
既に感想記事はアップ済。

しらさぎ号にて名古屋へ向かう。名古屋市博の甚目寺観音展へ向かうはずが、21世紀美術館のビュッフェランチを堪能いたら予定の電車に乗り遅れ行けなくなった。やっぱり美味しい食べ物は諦められないことがある。

・「棟方志功展」 愛知県美術館
既に既に記事はアップ済。

名古屋の自宅泊

7月28日(木)
早起きして、青春18きっぷで名古屋から京都を目指す。京都からはスルっと関西2daysきっぷで、近鉄線で奈良へ向かう。

・「天竺へ~三蔵法師3万キロの旅」 奈良国立博物館
藤田美術館が所蔵する国宝≪玄奘三蔵絵≫全12巻を前後期に分けて、一挙に展示するというもの。≪玄奘三蔵絵≫は鎌倉時代の高僧伝絵巻の最高峰と言われている。いやはや、私は多分初めて、もしくはごく一部だけは観たことがあるのかもしれないが、素晴らしいの一言に尽きる。保存状態が良いため、彩色の鮮やかさが今も残っていることに加え、精緻な描写、人物の表情、詞書の流麗な文字、みどころ満載。他にも西遊記に至るまでの関連資料など多数。お薦め。なお、図録は1800円だが、スルッと関西の切符を提示すると1割引になる。私は金銭的事情により欲しくて仕方なかったが、ひとまず見送り。

・「初瀬にますは与喜の神垣-與喜天満神社の秘宝と神像-」 奈良国立博物館
同じく奈良博で開催中の特集陳列だが、東博と違って館蔵品ではないにもかかわらず、別途の入場料金は不要。
天竺で力を使い果たし、抜け殻になっていたため、天神坐像と神楽の印象しかない。次回の後期展示でしっかり観ます。

近鉄奈良より学園前へ。ランチは大和文華館に行く途中にあるビストロにて。昼間からグラスワインをいただく。美味なり。

・「鉄斎展」 大和文華館
開館50周年の記念特別展。約50点の展観だが、軸物が多く、屏風は非常に少なかったせいか、やや物足りず。個々の作品より、鉄斎は、その精神の端々まで明治の人だなと思った。

・「森山大道展」 国立国際美術館
森山大道の写真をこれだけまとめて観たのは初めて。やっぱり個人的にはちょっと苦手かもしれない。強いモノクロのコントラストは良いのだが、これに加えてギラギラしたものが強過ぎて。構図その他、森山のカメラの目を通した世界は濃厚だった。

「WHITE 桑山忠明 大阪プロジェクト」とコレクション展も合わせて。

・堂島リバービエンナーレ2011「Ecosophia-アートと建築」 堂島リバーフォーラム
う~ん、これも何と言うかいまひとつ感が。カプーアの過去作品の展示模型が面白くアートと建築について一番考えさせられた。

・「加藤泉展」 心斎橋Six
Arataniuranoやナディッフ・アパートでの個展に続き、関西での個展。大型の木彫作品を主体に、ペインティングと組み合わせた展示。東京での個展とうってかわって、ペインティングも大きい。木彫を観ているとブッダの入滅を思い出した。

・「pet -group exhibition-」生き物ではないペットの展覧会 workroom*A 8/6(土)まで
http://workroom.co.jp/wra/exhibition/index.html

綿業会館の向かいにあるworkroomは初訪問。藤本由紀夫さんが関わっているデザイン関係のお店を併設しているギャラリー。横トリ2011に出展予定の八木良太さんの新作はじめ、藤本由紀夫さん、武田晋一さん、松元明子さん、森定のぞみさん(ご案内有難うございました!)他2名による生き物ではないペットによる展示。
これが、思わず微笑んでしまうような愛らしさで空間全体を楽しめる。平日は夜8時半までなのも嬉しい。土曜日は5時までなので注意。

京都に阪急で戻って、京都にて1泊。長くなったので続きは後編へ。  

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