スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

足立美術館 その2

前回の続き。

大展示室を抜けると左手に横山大観室となります。
ここまで「無我」を追いかけておいてこんなことを書くのは気がひけるのですが、大観の絵が好きかと聞かれれば「いや、特に・・・。」となります。

大観室には、「横山大観名品選」と題し初期の作品から晩年の作品までずらりと並んでいました。
富士山と旭日の作品数点は、作品が描かれた時勢のせいか国粋主義的なものを感じ、私には馴染めませんでした。

富士山

*横山 大観 「神州第一峰」

同様に大観の傑作と言われる「海山十題」も作品の売り上げを時の軍部に寄付し、そのお金で「大観号」と名づけた戦闘機が製造されたなどという逸話を聞くと、どうも作品にも日本万歳的なイメージがつきまとって素直な気持ちで鑑賞できず。

むしろ、大観の作品は「無我」(29歳で描く)もそうですが初期のものが好ましかったです。中でリンドウを描いた作品が一番好きでした。


さて、もう1つの足立美術館のコレクション「童画」作品を眺めつつ、名庭を眺めつつお茶をいただくことにしました。

滝


足立美術館には2つの喫茶室「翠」と「大観」があります。
「翠」の方がソファがゆったりと配置されて落ち着けるような気がしました。ちょっとホテルのロビーみたいな感じです。
当日は団体客が大勢バスで乗りつけ、館内は平日の月曜だというのに予想外の混雑。
喫茶室も満席でしたが、運良くすぐに空きが出てまったりと珈琲とケーキを味わいました。満足。


エネルギー充填。

最後は美術館入口右手にある陶芸館へ。
1階は河合寛次郎、2回は北大路魯山人の作品とコレクションはこの2人の作家に絞られています。
河合寛次郎の作品は京都などで何度も目にしておりますが、魯山人の作品をこれだけ一度に見たのは初めて。

椿


料理人でもある魯山人の器を「この器にはどんなお料理が合うだろうか?」と考えつつ眺めていくのは大変楽しい時間でした。

鮎の塩焼き、白和え、などなど器に合いそうな料理が次々浮かんできます。

寛次郎の作品と比較することで両者の作品の趣が全く異なることがよく分かりました。


最寄の安来駅からは美術館の無料送迎バスが1時間に1本あります。
帰りのバスは満席。
足立美術館は入場料が2,200円(大人)、ネット割引券を使用しても2,000円とお高いのが財布に痛かったです。

コメントの投稿

非公開コメント

あべまつ様

こんばんは。

山陰への旅は体力的にきつかったです。
何しろ列車が揺れる揺れる。

観賞用の器より使って楽しめる器の方が、見ていていろんな想像が広がって楽しいです。

「道具は使ってこそ生きる」名言ですね。

魯山人

こんばんは。
いつもバイタリティ溢れる美術館回りに驚嘆しています。足立美術館はちょっと前に友人が同窓会かねていってきた話を聞きましたが、入場券が、2000円以上もするとは、驚きですね。
先日の青山二郎を世田谷で見た時に、あら、と思ったやきものが、魯山人の作でした。
奇人変人扱いの魯山人ですが、作を見るからは、自然人、野生人ならでは、なのかもしれないと思いました。
私も友人と一緒だと、これにはおつけもの、羊羹の一切れ、からすみ、肉じゃが、などなど無責任なこと言いながら楽しみます。
道具は、使ってこそ生きるものだと思うのです。
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ブログ内検索
twitter
最近のエントリ
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。