スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

石川直樹「8848」 SCAI THE BATHHOUSE

石川直樹「8848」 SCAI THE BATHHOUSE 9月9日(金)~ 10月22日(土)
http://www.scaithebathhouse.com/ja/exhibitions/2011/09/naoki_ishikawa_8848/

石川直樹さんは、今年の3月末から2ヶ月間をかけて、2度目のエベレスト登山に挑戦し、5月20日に登頂成功。
2度目のエベレスト登山の目的は、エベレストに関するあらゆる事象を見聞きし、自分の目で現在のエベレストをきっちりと記録すること。フィルムに刻みつけること。
それゆえ、愛用の中判フィルムカメラ2台と交換フィルム120本を携えて登頂するというリスクを負って山へ向かった。

通常装備であったとしても頂上が8848mの山に登ることがどれだけ困難かは想像がつく。

石川がこだわったフィルム。
いよいよ写真はデジタルに向かって進んでいくしかないのだろうか。
今回彼が撮影したエベレスト登頂の記録は写真の記録性をフルに発揮した取り組みと言える。
そして、その果敢なチャレンジに心から敬意を表したい。

ギャラリーに展示されている写真たちは大きさは様々で、それぞれ山や麓の村の様子を克明にとらえているとともに実に美しくもある。
入口に展示されていた最初の2枚を見た時、これは・・・素晴らしいと素直にそう思った。
過去にも石川直樹の写真は何度か見ているけれど、今回が一番心打たれた。

エベレストに流れる時間、時間とともに変わりゆく山の色、何より、彼のカメラは山に対してあまりにも小さな人間もしっかり写していた。
山のみの写真も多かったけれど、人物を取りこんだ山の写真も数点あり、自然と人間、自然の脅威に挑む人間、そして彼らは一様に必死に見えた。

どういう順番で回るかにもよるが、手前の一段高くなったスペース、-私の場合はそこが一番最後になった-には、越後妻有トリエンナーレの福武ハウスにも展示されていたような八幡亜樹が編集した映像作品が流れていた。
今回の登山の過程を動画でおさめたもので新作。

映像最後の石川の言葉は「ここより高いところはない。」だった。

冒頭に掲げた登山の目的には、実はもうひとつ彼自身に関する目的もあったようだ。
何かの新聞記事のインタビューで語っていたが、自分の生を確かめたいと。

石川直樹は土門拳賞に続き、開高健賞も受賞。写真も撮れるが文才にも恵まれたようだ。
そんな彼の文章と写真はブログで誰でも楽しむことができる。URLは次の通り。
http://www.littlemore.co.jp/foreverest/

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ブログ内検索
twitter
最近のエントリ
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。