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山口、島根の美術館への旅 「雪舟と防府天満宮とファロッキ映画を求めて」

10月29日土曜日より、2泊3日で山口、島根の美術館への旅 「雪舟と防府天満宮とファロッキ映画を求めて」と勝手にテーマを定めて出発。

出発前日の10月28日金曜夜に、東京ナイトリバークルーズで日本橋川から神田川、隅田川と日本橋をスタートして1時間半の東京河川クルーズ。夜の御茶ノ水界隈の風景は、予想通り素晴らしかった。
すっかりはしゃいで、荷物のパッキングもそこそこに旅へと出かけた。
そういえば、雪舟も旅の多い禅僧だったな。

<10月29日(土) 1日目>
当日は朝一番のANAで山口・宇部空港へ向かう。4時半起きはきつかった。
飛行機で爆睡して、1時間半はあっという間。目が覚めたら、そこは山口県でした。人生初山口県に到着。

到着後、バスに乗り宇部新川駅へ。飛行機と宿はおさえたものの、しっかりしたスケジュールは立てておらず、行き当たりばったり。
行かねばならない場所だけは、決めてあったのであとは廻る順番をどうするかだった。
宇部市に到着したのだから、まずは宇部と、UBE現代彫刻ビエンナーレを見にときわ公園に行きたかったのだが、行き方が分からない。
宇部新川駅に到着後、JRの本数が1時間に1本と知りバスに走る。幸いにもときわ公園に向かうバスが5分後に来るという。
東京は晴れていたが、山口県は曇りで今にも雨が降りそうなお天気。
ときわ公園は広大な公園で、湖を園内に有し美術館だけでなく、遊園地施設などもあり市民の憩いの場所として利用されている。
この公園内の野外彫刻展示場でUBE現代彫刻ビエンナーレ入選作品が展示されている。
知り合いの作家さん森川穣さんの作品を観に来たのだけれど、彼の作品だけでなく面白い作品がいくつかあり、結構楽しめた。残念だったのは、とうとう雨が降り出して傘をさしての鑑賞となってしまったこと。森川さんの作品は光を彫刻することがテーマだったので尚のこと残念だった。

ときわ公園から、再びバスに乗り新山口駅へ向かう。というかバスの行き先にそれしか選択肢がなかった。
はたと気付けば、初日の宿泊先は新山口だ。
終点新山口駅で降りたら、目の前が今日の宿泊先だった。これはラッキー。荷物を宿泊先に預けて、YCAM(山口情報芸術センター)へ。
どのバスに乗れば良いのか案内所の方に尋ねようとしたら、長電話で5分ほど待たされる。停まっていたバスが1台。そのバスが出て行ったあと、ようやく電話が終わった。
「YCAMに行くにはどのバスに乗ればよいのでしょう?・・・」
「ちょうど、今出て行ったバスで、次は40分後です。」
が~ん。しかし、目の前にはバス停だけでなくJR新山口駅もある。JRの方に行ったら、こちらはあと10分で山口駅方面の列車が出発するところだった。
新山口駅は新幹線も停車する駅だが、山口駅が市街地で、両者は在来線で約20分くらいの距離。
山口駅に到着し、YCAM行きのバスを確認。その前に昼食を山口駅近辺で取る。麺類とおかずビュッフェで580円~。安い!

山口駅からバスで約10分。YCAMに到着。
山口市中央図書館も併設する素晴らしい施設。設計は磯崎新だが、彼の設計した美術館の中でも一番好きかもしれない。
ここでは今回の旅で最も長い時間を過ごした。
映画も展示も楽しむ。詳細は別記事。

この日はギャラリーツアーにも参加し、映画3本、その後ハルン・ファロッキに関するレクチャーを受講。
YCAMバス停から新山口駅まで直行のバスがあるので便利。これまた宿泊先の前がバス停なので横付けで戻れる。
ホテル近くのメキシコ料理のお店で夕食。

<10月30日(日) 2日目>
早起きして、防府天満宮へ向かう。防府駅(ほうふ駅)は、山口駅とは逆に広島方面の列車に乗る。15分程度で新山口駅から防府駅に到着。
2日目は猛烈な雨が降っていた。
駅から防府八幡宮まで15分弱だろうか。てくてく歩く。
参拝して、写真も数枚おさめて、次の目的地である毛利博物館と毛利庭園へ。
しかし、これが大誤算。駅から2.5キロもあるのにもっと近いと勘違い。行けども行けども到着せず。
恐らく防府八幡宮から20分は歩いたと思う。
それでも9時開館ちょっと過ぎには到着した。
毛利博物館の敷地は25000坪!博物館は明治の終わりから建設が始まり大正初期に完成した素晴らしい建築。
あまり下調べをしていなかったので、その壮大さにびっくりした。
こちらも詳細は別記事。
もちろんお目当ては雪舟の「四季山水図巻(山水長巻)」である。毎年この時期に1か月程公開される。今年は12月4日まで公開中。
お宝も凄いが、やはり建物と壮大な庭に圧倒されました。

ここで再び暗雲が。タクシーを呼べば良かったのに、あまりお金を使いたくなかったので再び駅まで徒歩。
雨の中の強行軍は非常にきつかった。多分40分は歩いたと思う。この往復ですっかり腰をいためてしまった。

防府駅からJR在来線で山口駅に向かう。
山口県立美術館で開催中の「防府天満宮展」とYCAMのファロッキ映画特集最終日のため。雨さえ降っていなければ、レンタサイクルで雪舟ゆかりの場所も観光するつもりだったが諦めた。ひとりでタクシーを乗り回す程、金銭に余裕がなく、レンタカーも考えたが、映画が、19時過ぎに終わるので返却時間を考えるとこちらも厳しい。
山口県は車がないと移動に不便だということは間違いない。次回来ることがあれば、やはりレンタカーを借りよう。

山口県立美術館の防府天満宮展が予想外の行列。しかし1時間弱散々待たされて、中に入ると全然混んでない。
しょっぱなから、絵巻の展示、しかも1列で見させているための行列。2列に誘導すれば、こんなに待たずにすむものを。
あの行列にびびって帰った来場者もいたので、美術館の方はもう少し来場者誘導を考えた方が良いと思う。絵巻を観る前に並ぶだけで疲れた。

YCAMに行ったり来たりでこの日も3本、うちストローブ=ユイレの『階級関係』を最後に鑑賞。合計2日間で6本観て1000円で本当にありがたい企画でした。東京で見逃したので、このために1泊を2泊にしたけれど正解だった。
帰りは1日目と同じ。宿泊先は益田市内に宿を取っていたが、初日に宿をキャンセルして同じ宿に連泊。

<3日目 10月31日(月)>
最終日。7時13分発の益田行き山口線に乗車。
ワンマンカーで約2時間半。新山口から島根県益田市に向かう。雪舟も山口から晩年に益田に居を移している。
同じルートをたどって益田に入る。
このルート、とにかく景観が素晴らしい。山水の風景が左右に広がる。
程なく、益田に到着。
益田駅からバスで島根県石見美術館(グラントワ)へ。5分程度で到着。
こちらも素晴らしい建築で設計は内藤廣、鱗のように瓦が壁面にびっしり付いている。内装もシックでゆったりとした空間が広がっていた。
ここでは現在「雪舟 花鳥を描く―花鳥図屏風の系譜―」を11月23日(水・祝)まで開催中で、雪舟が好きな私としては見逃せない展覧会だったのである。今回の旅を決定づけたのはこの展覧会のためであった。
美術ファンになって日が浅いので2002年の東博・京博開催の没後500年「雪舟展」を観ておらず、もうコツコツと観ていくしかないのだった。
恐らく初めて雪舟筆「四季山水図」京都国立博物館も観たのではないだろうか。常設に出ていたことがあっただろうか。
この展覧会、実に素晴らしかった。詳細は別途。

帰りの飛行機は13時半発、萩・石見空港で、空港と美術館は車で15分程度。しかし、タクシーという贅沢はできないので、必然公共バスを利用することになる。往復、萩・石見空港利用なら、空港の観光案内所でタクシーの助成金申請ができるようだが、乗る前に申請が必要なので帰りだけ利用という私の場合、助成金は利用できず。
もう少し、ゆっくりしていたかったが2時間ちょっとで美術館を去らねばならなかったのが心残り。
しかし、「四季山水図」は素晴らしい。「山水長巻」は別の意味ですごいが、どちらか一つと言われたら、う~ん。

再び機内の人になり、あっという間に羽田到着。

今回の旅はスーパー旅割を利用したので、飛行機代は極力安く、宿もお安くなので、予算内におさまった。
予算をおさえるには1にも2にも早目の予約がポイントかなと思う。
お天気には恵まれませんでしたが、思い出に残る良い旅でした。

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