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博物館へ行こう  木下 史青著 岩波ジュニア新書

博物館


「弐代目・青い日記帳」Takさんのブログで「博物館へ行こう」が紹介されてからというもの、早く読みたくてうずうずしていました。

第1の感想。
この本が世の中にもっと早く出ていたら、もっと沢山の貴重な美術品に出会えていたのに・・・です。
以前、これまた前述のTakさんのブログで「もう1度見たい展覧会」「見たかった展覧会」は?というお題がありましたが、私はすぐにピンと来る展覧会がありませんでした。

しかし、本著を読み進むにつれ「見たかった展覧会」に突如巡り合うことに。
著者が2000年に東博で手がけた「縄文の動、弥生の静」と言う展覧会。
「平等院展」と共に、著者の思い出深い展覧会として紹介されているのですが、その内容は日本全国から縄文式土器、弥生土器、土偶を集めて一挙に展示したとか。

土偶大好きな私にはたまらない展覧会です。
そんな展覧会があったのか・・・知らなかった。
(Takさん、見たかった展覧会に縄文の動、弥生の静」一票です。)

私が東博に初めて足を踏み入れたのはまだわずか2年ほど前のことだと記憶しています。
しかも特別展を見に行ったのではなく、好きな建築家である谷口吉生氏設計の法隆寺宝物館が目当てでした。
この宝物館に行った後、本館の平常展に立ち寄り「日本のお宝がこんなに沢山ある!!!」歴史や社会の教科書で見た本物がリアルに自分の目の前に現れた衝撃は今でも忘れられません。


知らないということは恐ろしいこと。

その存在を認識することさえなかったために、今思えばどれだけ多くの機会を逃したのだろうと歯噛みしてしまいます。

過ぎた時間は戻りませんし、10年前の自分が東博に行ってそれほど感動したのかも怪しい所です。


「博物館へ行こう」は東博の展示デザイン室に勤務する照明のプロである木下史青さんの書き下ろし。
木下さんが手がけた最近の展覧会では、照明によって日本画の見え方が違うことを教えてくれた「プライスコレクション」展や現在本館特5室で開催中の「仏像の道」等が挙げられます。

ご自身のプロフィールと共に、博物館の楽しみ方、展示への熱い思い等を語られています。

この本を読めば、きっと博物館という未知の世界を覗いてみたくなること請け合いです。ジュニア新書であるため、分かりやすく平易な文章で綴られていて読みやすくなっています。

是非是非、ご一読下さい。

注:大きな書店でも店頭にはなかなかないようです(名古屋だからか?)。私も4軒目で漸く見つけました。
ネットで取り寄せした方が早いかも。

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「日展100年」の「日展100人」

国立新美術館で7月25日から9月3日まで開催している「日展100年」展。 日展は、わが国最大の公募美術展です。1907年、明治政府が美術を振興するために文展を開いて以後、帝展、新文展、そして戦後の日展へと移り変わり100年が経ちました。この展覧会では、日展100年の歩みを

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@紫さま

嗜好がまたしても重なりましたね♪
実は、この続きがありまして。。。
近日中にアップしようかなと思っています。

にしても、紫さまのコメントはかわいらしい。
源氏物語の紫の上をいつも思い出します。


@あべまつ様

こんばんは。
本当にパスポートには救われています。
期限半年経過していないのに既に特別展は4回済。
残りの2回も今月の奈良国博と来月の京都で終わりそう。
表慶館にはまだ1度も入ってないのです!
土器があの中にあったとは。。。見たかった。


@あおひー様

こんばんは。
宝物館は以前週1回の公開と知り、現在いかに恵まれているか痛感しました。
木曜しか開いてないなんて、地方に住む人間にはハードル高すぎです。


@Tak様

さりげなく、貴重な情報をありがとうございます。
薬師寺展はいつ開催されるのでしょう?
次は徳川展だから、来年?


@らすから様

コメント有難うございます。
朝日新聞に掲載されたとは、何と言うタイミング。
全然知りませんでした。

お父様の感動、よ~く分かります。
誰かに「すごいすごい!」って伝えたくなるんです。





今日の朝日新聞に掲載されていましたので、その紹介記事をじっくりと読みました。
同じ作品でも、見え方によっては、感動も変わってくるでしょうし、印象も違うのでしょう。なので、こういう木下氏のような役割は、これから大きくなっていくのでしょう。

それから、昔、東博に行ってきた親父が、初めての鑑賞後、その感動を興奮しながら僕に伝えてくれたことを、思い出しました(笑)。
それだけ、見所が多いと。

こんばんは。

木下さんはとっても真面目な方だそうです。
実直さ、愚直さが文章からも伺えますよね。
薬師寺展でも大活躍されることでしょう。

東博

こんばんわ。
こういう本を読んで、みんな美術館へ行く機会が増えるとよいですね。
いかんせん、独立行政法人になってからは予算とか大変だと思うので来館者が増えるのを祈るばかりです。
わたしもパスポートを持ってるので、よく法隆寺宝物館に行ってます。
昔の法隆寺宝物館は湿度とかの関係で毎週木曜のみの展示だったことを思うと今は行けば見られる(部屋によっては期間によりますけど)のはうれしいですね。

東博には月一通っています。

こんばんは。
今日の朝日新聞にも紹介されていましたね。
最初に行ったのは、随分前になりますが、
熱が入ったのは、子どもからちょっと手が離れはじめた2年ぐらい前から。
平成館ができる前の東博は、ちょっと怖かったです。
何度行っても発見があって、恐ろしい量が所蔵されていますね。
年間パスポートは本当にありがたいです。
カルチャー教室に行ったら、年間4000円はあり得ないです。私は、縄文土器好きです。
土器などは以前は表慶館に陳列されていました。

こんにちは。

いい本を紹介して下さってありがとうございます。
私もさっそくGETして読んでみたいです。

ところで、memeさまは土偶好きだったんですね。
私も土偶、大好きです。
埴輪とか、土偶とか、あの時代の土器とか、
なんか、小細工無く、そのまま、という感じが好きなんです。
寝不足の寝起きの、土偶の目をした自分自身は・・・・・・好きじゃありません。

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