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オノ・ヨーコ 展 「灯 あかり」 小山登美夫ギャラリー東京 

オノ・ヨーコ 展 「灯 あかり」 小山登美夫ギャラリー東京 
12月10日~1月28日 冬季休廊:12月25日~2012年1月4日 12時~19時
http://www.tomiokoyamagallery.com/exhibitions/yoko-ono-light-2011/

2011年7月オノ・ヨーコは「美術の分野で人類の平和に貢献した作家」として第8回ヒロシマ賞を受賞し、受賞記念展「希望への路」を広島現代美術館で開催した。個展タイトルには、広島と長崎の被爆からの復興、そして日本画まさに今直面している地震と津波そして原発事故による被災からの復興への強いメッセージが込められた。~ギャラリーのプレス案内より一部引用

私が知っているオノ・ヨーコ作品は非常に少ない。
「Wish Tree」と横トリ2011のクリアな迷路に電話が設置されている作品くらい。

本展ではギャラリー空間全体を使ってのインスタレーションが展開されている。
私がギャラリーを訪れた際、先客はおひとりだけ。しかも、既にその方は作品を鑑賞済でギャラリーの方とお話されていた。

作品鑑賞の前にバッグなどの手荷物はすべて脇に置いて靴を脱いで鑑賞する。
順序が逆になったが、ギャラリー全体の照明が落とされ、ほぼ暗闇に近い状態。中に進む前にスタッフの方からペンライトを手渡しされる。
目が暗闇に慣れるまでは、ペンライトを頼って暗い足元を照らしつつ、両側を黒い網戸のようなもので囲って作られた細い通路に歩を進める。
奥の広い空間に到達すると、そこからは迷路が始まる。
迷路と言えば、横トリ2011の作品も迷路だったが、あちらはクリア、しかし今回は暗く、境界となっている網戸の存在はよく観ないと闇に紛れて分かりづらい。
クリアだった時には楽勝だった迷路が、ここではやたらと時間がかかる。
迷いながらも迷路の中心に辿りつく。ほのかに光っていた中心部には、電話など無論なく、あるのはサーチライトのごとき強い照明器具だった。そう書いてしまうと身も蓋もないが、光の発光主体の存在を確認。

戻るのは、来る時以上に迷ってしまった。
往復途上で網戸の向こうにある透明な人状のオブジェ≪ミエナイ人タチ≫が気になる。
あのクリアな人型は何だろう、そして最奥天井に設置されているのは、巨大な白いゾウリムシ2匹。
ゾウリムシもしくは化石だろうか?正体がよく分からない。
網戸が邪魔で向こう側には行けない。中から見ることしかできないのだろうか。そう思って、元来た道を引き返し出口まで戻った所で、「今度は外側から入ってご覧になってください。」との声が。

最初に見えるのは小展示室に置かれている「血ぬられたパンプス」。ここにも入口に網戸が設置されているので、中に入ることができない。境界が設けられている。網戸にはオノ・ヨーコの文字が書かれている。「くつ、くつ・・・」だっただろうか。
そして、広い空間出ると、床にはチラシを丸めて捨てたものと前述の透明樹脂?でできた人型が複数。
家族のように大小あったり、友達、彼、あるいは彼女、様々な人型が数か所に展示されている。

ほのかな照明の光に照らされた人型は、クリアな素材が光を反射して美しい姿をしていた。また、人型の影が白い壁面に写っている所も楽しめる。

まるで、死者の弔いのような、彼岸を見たのだろうか。黒い通路が此岸から彼岸への道筋のように見えた。

できれば、静かにゆっくり一人で鑑賞したい作品。着脱しやすい履物でお出かけください。

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