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「美術館で出会う色」 メナード美術館所蔵企画展 

刈谷市美術館の劉生展の帰路、車でなければなかなか行けない小牧市のメナード美術館に行って来ました。
メナード美術館は交通の便が悪いため、気軽に行けないのが難点ですがその所蔵品は名作ぞろい。

展覧会は所蔵作品を「青」「赤」「黒」「黄」「緑」と色別に展示する内容となっています。


しかし先に見た劉生展のインパクトがかなり強烈だったため、今回は有名どころのマティスやシャガール、ピカソにルオーを見てもどうもピンと来ません。

そんな中、背筋がしゃきっと伸びたのは黄色コーナーに展示されていたゴッホの「一日の終わり」。
ちょうど閉館近くの4時過ぎという作品に描かれているのと同じ時間帯だったのも良かったのかもしれません。
ゴッホらしい黄色がバランス良く空の色として使われています。ゴッホらしいタッチで描かれ、ミレーの版画の模写を超えたオリジナルな出来栄えだと言えるのではないでしょうか。
ミレーの一日の終わりとゴッホの作品の比較は以下美術館HP参照下さい。
http://www.menard.co.jp/museum/infomation/goods_gogh.htm


この他、印象に残ったのは島田章三の油彩や大沼映夫のコラージュと油彩をミックスした作品。

そして、最後にご紹介するのは葛飾応為(おうい) の《夜桜美人図》(下)。

応為


この作品はルオーのミゼレーレ等の版画作品と共に「黒」コーナーに展示されていましたが、独特の妖気のようなものを辺りに発散していました。
応為の名は恥ずかしながら、全く知らず苗字から北斎の関係者だろうと察したのですが、帰宅後北斎の三女と知った次第。
石灯籠の灯りが際立っていて、闇に浮かぶ美人図を引き立てています(何と凡庸な表現)。

小牧まで足を運んだ甲斐があったかは微妙ですが、劉生の後でなければもう少し満足度は高かったかもしれません。

*9月24日(月・祝)まで開催中。

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あべまつ様

こんにちは。
確かに光と影ぼわ~っとした作品というのがぴったりでした。

「百日紅」探して読んでみます。
応為の作品、今度はいつ会えるか楽しみです。

お栄ちゃん

こんばんは。
北斎の娘応為の初見は、江戸博にボストン美術館の肉筆絵が来た時で、一瞬でファンになりました。
↑のように、遊行さんから教わった、「百日紅」はとても江戸の生活感溢れていて、楽しめました。
ネット検索で作が少ないながらも、メナードが持っていたのか!と感嘆たものです。
光と影、ぼわ~っとした幻想的ないい味の画面です。

遊行七恵さま

こんばんは。
県内に住む私はまだ2回目です。
遊行七恵様の足許にはまだまだ及びませぬ。

この記事とは関係ありませんが、奈良行って来ました。遊行七恵様オススメの美術館にも立ち寄れ大満足です。
今後とも、どしどし情報・知識をご教示いただければ幸いです。

こんばんは
メナード美術館にはこれまで三度ばかり参りました。
バス乗り継いでましたが、今は又違う行き方があるようです。

応為については、杉浦日向子『百日紅』上村一夫『狂人関係』などでなかなかユニークな描かれ方をしています。父の代理に美人画を描いてもいたようです。
肉筆美人画に、なかなかの名品が多いなと思います。
北斎のお弟子さんたちはどちらかと言えば、肉筆に良いのを残す絵師が多いような気がします。

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