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建築の皮膚と体温―イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界 INAXライブミュージアム

INAXライブミュージアム(愛知県常滑市)で開催中の「建築の皮膚と体温―イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界」に行ってきました。

ジオ・ポンティ。。。名前は聞いたことあるけど、どんな建築家だっけと思い巡らせて美術館のサイトで展覧会についてチェックしたもののピンと来ず。行ってみて、ようやくはたと思い出しました。私の記憶の中では建築家というよりデザイナーとして認識されていたようです。ポンティの作品で私が唯一知っていたのは名作椅子で名高い《スーパーレッジェーラ》。敢えてリンクは貼りませんが、検索するとすぐに画像は確認できます。
デザイナーの名前を忘れてもスーパーレッジェーラは見てすぐに思い出しました。本展では上からぶら下がっていたり、実際に座れたりします。

が、この展覧会はポンティの椅子に限らず、建築を中心とに彼の活動をとらえ展観するものです。
「イタリアモダンデザインの父」と言われるポンティですが、私も彼の建築の仕事をこれまで知りませんでした。プレスリリースを改めて読み返してみると、ポンティの建築は薄さ軽さを追求していたとあります。薄さ、軽さと言えば、前述の椅子スーパーレッジェーラも同じ。彼のデザイン哲学は薄さ・軽さで透徹されていたようです。
展示で薄さ・軽さを理解するのはちょっと難しいものがありましたが、写真が一番よく分かった、INAXでの開催ゆえ、ポンティがデザインしたタイルが本展の見どころと言って良いでしょう。実際にポンティが建築した教会やホテルで使用しているタイルをリクシル(旧社名:INAX)が
復原。
ポンティのデザインしたタイルは、トラフ建築設計事務所による展示空間で魅力を発揮し彼の哲学について考えさせます。

建築の皮膚ー建築の表面を覆うものーは何もタイルには限りませんが、デザインを活かすことが可能なのはタイルに勝るものはないと思います。
本展が開催されているのは、ライブミュージアム内の「土・どろんこ館」ですが、敷地内の「世界タイル博物館」のタイルコレクションを見ると多種多様なタイルのデザイン・色に驚くばかりです。古来より人類はタイルを建築に使用していたことがよくわかります。企画展の続きと思ってタイル博物館にも足を運ぶことをオススメします。

そしてもうひとつの目玉は、ジオ・ポンティ アーカイヴスの協力により、ポンティのデザイン画やスケッチです。
会場の展示物はすべて撮影可能なので、建築に限らず衣装デザイン画もあり、こちらも楽しめました。

ポンティのタイルデザインや復原タイルを見ていると、東京・清澄白河のアルマスギャラリーで開催中の保坂毅さんの作品を思い出しました。保坂さんの作品も立体と平面、そして絵画の問題を深く考察したアプローチですが、ポンティのタイルとの共通項は何だろとうまく答えが出せないでいます。

3月18日まで開催中です。

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